すべてのがん患者さんとそのご家族が、様々なつらさから解放されるため

私たちは企業の枠を超えて、がんの痛み治療の普及と共に緩和ケアの推進に取り組んでいます。
すべてのがん患者さんとそのご家族が、様々なつらさから解放されるために、私たちができること。
それは「がん患者さんやご家族のため」に企業の枠を超えて社会を動かす活動を展開すること
だと考えました。
私どもは 2008 年 4 月に、がんの痛み治療の普及・啓発を目的とした企業団体「がん性疼痛緩
和推進コンソーシアム」
を設立いたしましたが、2014 年 4 月よりがんの痛み治療を含む
「緩和ケア」
の普及・啓発を目的とした
「緩和ケア推進コンソーシアム」
として新たに活動をしております。
これは 2007 年の「がん対策基本法」施行と歩調を合わせ、第 2 期がん対策推進基本計画では
重点的に取り組むべき課題のひとつとなっている「がんと診断された時からの緩和ケアの推進」を
実現しようとする私たちの決意の表明でもあります。
がんと診断された患者さんは、痛みや倦怠感などの様々な身体的な苦痛だけでなく、悲しみや落
ち込みなどの精神的な苦痛を抱えており、
そのご家族も同様の苦痛を抱えておられます。
2014 年 11 月に厚生労働省が実施した「がん対策に関する世論調査」では、緩和ケアのことを
「よく知っている」
と回答された方は 40.5%、緩和ケアを開始すべき時期について
「がんと診断され
た時から」
と回答された方は 57.9% でした。
このことから
「緩和ケア」
に対する情報がまだまだ不足
しており、身体的、精神的苦痛に対するケアを充分に受けないまま、患者さんとそのご家族は苦し
みに耐えながらがんと闘うというケースが少なからずあると思われます。
この状況を変えるには
「緩和ケア」の正しい情報を、がん患者さんとそのご家族を含め広く国民に知って頂くことが必要
だと考えています。
緩和ケア推進コンソーシアム会長
私たちは産業界の立場から、積極的に「緩和ケア」の正しい情報を伝えることで「すべてのがん
患者さんとそのご家族が身体的・精神的な苦痛、つらさから解放される」ことを目指すことを宣
言いたします。
目的と活動
組織
参加企業
日本のがん患者さん、そのご家族および“がん”
を患う可能性のある
会 長 :藤井 彰(塩野義製薬株式会社)
塩野義製薬株式会社
全ての方々に、緩和ケアに関する正しい情報を伝えることで、
「すべ
幹 事 :神田 義弘(塩野義製薬株式会社 )
帝國製薬株式会社
ての患者さんやそのご家族一人一人の身体や心などの様々なつ
福櫻 征一(帝國製薬株式会社)
ムンディファーマ株式会社
らさをやわらげ、より豊かな人生を送ること」の実現を目的とします。
片倉 幸雄(ムンディファーマ株式会社)
※企業名五十音順
厚生労働省がん対策・健康増進課、日本緩和医療学会、国立
会計監事:太田 喜就(帝國製薬株式会社)
がん研究センターなどの団体とも歩調を合わせ、産業界の立場か
事務局長:森岡 康峰(塩野義製薬株式会社)
ら多くの方々に「緩和ケア」の正しい情報を伝えるための取り組み
※企業名五十音順
を行っています。
会費等
事務局(問い合わせ先)
❶ 入会金:なし
緩和ケア推進コンソーシアム事務局 森岡 康峰
❷ 年会費:年間 40 万円(10 万円/3 ヶ月、事務局経費として)
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 2丁目17 番 5 号
❸ ワーキング・グループの活動内容、活動費用は総会にて決議
シオノギ渋谷ビル 5 階(塩野義製薬株式会社内)
入会方法
❶ 下記、事務局まで E-mail または電話にてご連絡ください。
入会申込書をお送りします。
❷ 入会申込書は、緩和ケア推進コンソーシアムのホームページから
ダウンロードできます。http://www.toutu.jp/
❸ 入会申込書に必要事項をご記入の上、事務局まで郵送、FAX、
E-mail にてご送付ください。
E-mail:[email protected]
Tel:03-3406-8116 FAX:03-5466-6721
http://www.toutu.jp/
事業紹介
活動実績
緩和ケア推進コンソーシアムは、テーマ毎にワーキンググループを設置し、
活動を行っています。
広報ワーキンググループ
2008 年
Apr.
・がん性疼痛緩和推進コンソーシアム設立(2 日)
2009 年
Jul.
・第 1 回がん性疼痛緩和推進コンソーシアム・
Oct.
・オレンジバルーンプロジェクト
メディアセミナー実施(東京)
市民公開講座シンポジウムへの協賛(東京)
・日本緩和医療薬学会年会 市民公開講座(東京)
Nov.
・第 5 回がん患者大集会への協賛
2010 年
Jun.
・第 2 回がん支えあいの日記念フォーラムへの協賛・
ブース出展(東京)
・第 15 回に本緩和医療学会学術大会 緩和ケア市民
緩和ケア推進コンソーシアムは、2008
年から緩 和ケア普 及 啓 発オレンジバ
ルーンプロジェクト(OBP)の応援を行
なっています。
オレンジバルーンプロジェクトは、厚生労
働省が日本緩和医療学会に委託した、
フォーラムへの協賛(東京)
Oct.
・厚生労働省主催「平成 22 年度がん検診 50%推進
Dec.
・第 6 回がん患者大集会への協賛
全国大会」にてブース出展(東京)
2011 年
Feb.
フォーラム開催(東京)
正しい「がん緩和ケア」の情報を多くの
・第 25 回日本がん看護学会学術集会 市民公開講座への
協賛(神戸)
方々(医療者・患者さんだけでなく、が
んを患う可能性のある全ての方々)に
知っていただくためのプロジェクトです。
当コンソーシアムは市民セミナーの協賛・運営のお手伝いやマ
スメディアの方々にオレンジバルーンを取り上げてもらうための広
報活動にも力を入れています。
Jun.
・第 3 回『がん支えあいの日』記念フォーラムへの協賛・
Jul.
・第 16 回に本緩和医療学会学術大会 市民公開講座への Oct.
・日本癌治療学会第 49 回学術集会にて調査結果を発表
Nov.
・がん性疼痛緩和推進コンソーシアム・第 2 回プレス
ブース出展(東京)
協賛(札幌)
(名古屋)
これまで、がん性疼痛緩和推進の立場から、より多く方々に
「がん
の痛み治療」の情報を伝える取り組みを展開して参りましたが、今
後は、
「緩和ケア」の普及に向け、より 一層、メディアや、日本緩
和医療学会をはじめとする関連学会など、各方面の方々との連
セミナーを開催(東京)
2012 年
Feb.
連携の更なる強化のもと、積極的に情報発信を行っています。
また、コンソーシアムの取り組みをより多く方々に知っていただくた
めに、Web サイトのコンテンツの充実をはかり、パンフレットを作成
するなどの活動を進めています。
・第 7 回がん患者大集会への協賛
・第 26 回日本がん看護学会学術集会 市民講座への協賛 (島根)
携が重要だと考えています。平成 26 年度からは、国立がん研究
センターとの包括的連携に関する協定を締結するなど、産官学の
・がん性疼痛緩和推進コンソーシアム主催メディア ・日本がん看護学会学術集会にて調査結果を発表
Jun.
・第 4 回『がん支えあいの日』記念フォーラムへの協賛・
Sep.
・東京都在宅緩和ケア支援センター講演会を開催
Nov.
・第 8 回がん患者大集会への協賛
ブース出展
2013 年
Feb.
・がん性疼痛緩和推進コンソーシアム 第 3 回プレス
Jun.
・オレンジバルーンフェスタ in 新宿に共催
セミナー開催
2014 年
Apr.
・「緩和ケア推進コンソーシアム」に名称変更
Jun.
・オレンジバルーンフェスタ in 新宿に共催
・第 19 回日本緩和医療学会学術大会 大会長に聞く
の広告記事を日経新聞に掲載
Aug.
・国立がん研究センターと包括的連携に関する協定を締結
Nov.
・第 10 回がん患者大集会に協賛
2015 年
Feb.
・ラジオドラマ CM「明日への扉」の試験放送を実施
Jun.
・ラジオドラマ CM「明日への扉」の放送を実施中!
2015 年 8 月作成