自己破産・個人再生・任意整理の違い 自己破産 個人再生 任意整理 手続方法 手続期間 ・裁判所に申立を行い解決し ・司法書士において債権者(貸 ていく 主)等と話合いを行い解決し ていく ・4ヶ月~約半年 (但し同時廃止手続きの場合) ・申立から認可決定まで約5 ヶ月(19週間) (但し那覇地方裁判所) ・相談から3ヶ月~半年 ・債務(借金)全額の免除を 得ることにより一からやり直 せる ・手続費用が個人再生と比べ て低額 ・大幅な債務(借金)カット が可能 ・債権者(貸主)の個別の同 意が不要 ・財産の清算(財産を換価し て債権者に弁済すること)の 必要なし(但し清算価値保証 あり) ・住宅資金特別条項によって 住宅の保持も可能 ・開始決定によって強制執行 (差押等)等の手続は中止さ れる ・自己破産の免責不許可事由 があっても申立可能 ・自己破産とは異なり一定の 仕事に関して資格制限がない ・債権者(貸主)の個別の依 頼が可能 ・裁判所を介さない ・過払金の先行回収が可能 ・返済方法が弾力的に組める ・司法書士が交渉にあたる ・免責不許可事由があると免 責されない可能性あり ・原則として財産の清算(財 産を換価して債権者に弁済す ること)を伴う ・一定の仕事に関して資格制 限により失職する可能性あり ・保証人には破産の効力が及 ばない ・勤務先、友人、親族の借入 があると破産申立を知られる ・官報に氏名、住所が記載さ れる ・信用情報機関(通称ブラッ クリスト)へ事故情報として 登録される※ ・手続が煩雑 ・高額な予納金の負担 ・再生債権の上限(金 5000 万円)あり ・保証人には手続の効力が及 ばない(但し住宅資金特別条 項については保証人に効力が 及ぶ) ・勤務先、友人、親族の借入 があると申立を知られる ・官報に氏名、住所が記載さ れる ・信用情報機関(通称ブラッ クリスト)へ事故情報として 登録される※ ・債権者(貸主)の協力が得 られない場合が考えられる ・原則として利息制限法の範 囲でのみ減額する ・信用情報機関(通称ブラッ クリスト)へ事故情報として 登録される※ メリット ・裁判所に申立を行い解決し ていく デメリット ※但し、既に支払いを滞っている場合には、法的手続きに入る前でも信用情報機関(通称 ブラックリスト)に登録されて借入はできないことがあります。
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