「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業 実 施 要 綱

「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業
実 施 要 綱
1.趣旨
この要綱は、滋賀の縁創造実践センター(以下、
「縁センター」という。)のリーディングプ
ロジェクト「遊べる・学べる淡海子ども食堂」モデル事業(以下、「モデル事業」という。)の
実施に必要な事項を定めるものとする。
2.事業目的
モデル事業は、食事を通じて子どもと地域がつながる垣根のない場をつくることよって、寂
しさやしんどさを抱える子どもたちを地域で見守り、育み、地域ぐるみで子どもを大切にする
取り組み(子どもの笑顔を育むコミュニティづくり)を、縁センター会員の組織的な取り組み
として滋賀県内に広げていくことを目的とする。
3.事業内容
モデル事業は、地域の子どもたちが、ご飯を食べたり、宿題をしたり、本を読んだり、遊ん
だりなど、地域の大人とつながり、安心して過ごすことのできる居場所を、定期的に開設する
事業とし、地域の高齢者等をはじめ多世代の参画を得て進めるものとする。
4.実施主体
モデル事業の実施主体は、「遊べる・学べる淡海子ども食堂」の目的を理解し、地域のなか
で継続して事業に取り組もうとする縁センター団体会員、法人会員および会員から推薦のあっ
た団体、グループとする。
5.活動の支援
縁センターは、モデル事業の立ち上げ等にかかる経費の助成および運営への助言、支援を行
う。
(1)助成額は、1モデル事業あたり初年度20万円(初度経費支援)、2年目、3年目各10万
円(運営費支援)とする。
(2)開始年度ごとの1モデル事業あたりの助成額および助成期間は、別表のとおりとする。
(3)必要に応じ、運営への助言、交流会、学習会等を実施する。
6.実施の申請
モデル事業を実施しようとする会員等は、
「実施申請書」
(様式1-1)に、事業計画ならび
にモデル事業終了後の事業展望計画(継続・充実・廃止)を添付し、別に定める期日までに縁
センターに提出しなければならない。
なお、会員以外の団体等については、推薦した会員を通じて提出するものとする。
7.実施の決定
(1)縁センターは、正副代表理事会議において「実施申請書」を審査し、モデル事業の実施を決
定するものとする。
(2)縁センターは、前項の規定により事業実施を決定したときは、速やかにその旨を申請者に通
知するものとする。
8.実施の条件
モデル事業実施団体(以下、
「実施団体」という。)は、次に掲げる事項について確実に取り
組まなければならない。
(1)参加する子どもの安全への十分な配慮
(2)縁センターが企画する交流・学習等事業や協議の場への参画
(3)縁センターによる運営への助言等の受け入れ
(4)モデル事業期間終了後の継続した運営のための財源と人材の確保に関する方策の検討(例:
改正介護保険における「新しい地域支援事業」実施の検討)
9.事業の変更または中止
事業実施団体が、事業内容を変更し、または事業を中止する場合には、事前に縁センターの
承認を得なければならない。
10.助成金の交付
縁センターは、実施団体に対して、申請から概ね3か月以内に助成金を交付するものとする。
11.実績報告
事業実施団体は、毎年 4 月末日までに、縁センターに、
「実施報告書」
(様式2)を提出しな
ければならない。
12.モデル事業の継続
事業実施団体は、助成を受ける期間中は、11に規定する実績報告とあわせて、「継続実施
申請書」(様式1-2)を提出しなければならない。
13.モデル事業決定の取り消し
縁センターは、実施団体が次の各号のいずれかに該当するときは、モデル事業の決定を取り
消し、助成金の返還を求めることがある。
(1)事業実施団体から辞退の申し出があったとき
(2)事業実施団体が活動を中止したとき
(3)事業実施団体が、縁センターからの退会や会員からの推薦の取り下げ等により実施主体の要
件を欠いたとき
(4)事業実施団体に法令違反や社会通念上不適切な行為があったと認められるとき
14.本事業の期間
モデル事業の実施期間は、平成27年度から平成30年度とする。
15.本事業の庶務
モデル事業に関する庶務は、縁センター事務局において処理する。
16.その他
上記1から15に掲げる事項以外で、モデル事業の実施に関し必要な事項は別に定める。
附則
本要綱は平成27年8月18日から施行する。
別表 1モデル事業あたりの助成額および助成期間
助成額
事業開始年度
27年度
28年度
29年度
30年度
27年度
28年度
29年度
30年度
20万円
10万円
10万円
20万円
10万円
10万円
20万円
10万円
20万円