バイノーラルコンテンツ制作 ご案内 - アーニス・サウンド・テクノロジーズ

バイノーラルコンテンツ制作
ご案内
株式会社アーニス・サウンド・テクノロジーズ
概要
  近年、バイノーラル録⾳によるコンテンツが盛り上がりを⾒せて
います。
  バイノーラル録⾳とは、ダミーヘッドと呼ばれる⼈の頭部を模し
たマイクロホンで録⾳する⽅式であり、ステレオヘッドホン/イヤホ
ンでの聴取によって、通常のステレオでは得られない距離感・⽅向
感・臨場感を得ることができます。
  考え⽅⾃体は70〜80年前からあり、コンテンツとしても20年来存
在し、幾度となく話題になりましたが、後述する理由などにより定
着には⾄りませんでした。
流⾏の兆し
  最近盛り上がりを⾒せているバイノーラルコンテンツとは。
⼈気声優による語り、ささやき系として
男性向け:恋愛シミュレーションゲーム
⼥性向け:恋愛ゲームなど、ボーイズラブや執事ものなどの
シチュエーションドラマ
⾳楽においても、アルバム全曲をバイノーラルで録⾳した物が
リリースされています。
  それぞれ、CDやゲームなど従来のパッケージ販売に加えて、ダウ
ンロード販売も増えています。
また、同⼈レベルでも注⽬を集める(ASMRというキーワード)な
ど、コアなファンにはすでに定着し始めています。
  さらに、バイノーラル録⾳⽤専⽤機材のダミーヘッドマイクロホ
ンも、「ダミヘ」と呼ばれ若者に認知され始めています。
追い⾵
  前記した再普及の背景には、iPodを始めとする携帯⾳楽プレーヤ
の登場によるイヤホン聴取の⼀般化が⼤きく寄与しています。
  さらに、3DS・PSPの登場による、ゲームのポータブル化によって、
エンタテインメントもパーソナルな聴取環境が主役となりました。
  購買形態についても、スマートフォン+配信ストアの登場による、
「買ってすぐ楽しむ」というスタイルが定着しました。
  そして、⾳質としても聞く事に取って⼗分な⾳質になりました。
物⼼ついたときからスマホの⾳質で⼗分であるという世代であり、
「Hi-Fi」という⾔葉が若者の間で死語になりつつあるように、⾳に
対する価値観は変化しています。
  これらが、バイノーラル録⾳がもともと持っていた⾳としての魅
⼒と噛み合い、ブームになろうとしています。
嗜好の変化
  近年、娯楽の多様化に伴い、⾳楽市場は⼤きく落ち込みを⾒せて
います。
特殊販売形態(握⼿権付きなど)が、⾦額や数量ベースで主体。
  ⼀⽅で、「おもしろいものにはとりあえず触れてみる、買ってみ
る」というフットワークの軽さと、そのための環境を今の世代は
持っています。
  ⾳楽やジャンルにとらわれず、「⾳が良い」から「⾳が楽しい」
「⾳がおもしろい」という価値観を取り⼊れたコンテンツこそ、こ
の時代にふさわしいものと考えられます。
なぜバイノーラルは普及しなかったのか
  バイノーラルの録⾳再⽣には下記のような問題点があり、普及の
妨げとなっていました。
実際に起こったそのままだけが収録・再⽣できる/されてしまう。
後から位置関係や距離を変えることができない。
実際に起こすことが困難な⾳は収録できない。
編集やミックスの過程で効果が損なわれることがある。
聴取環境に制限がある。
演出が細部に亘る。
録⾳機材が⼤きく重い。
  これらの問題は解消されつつあります。
整う制作環境
  制作シーンにおいても、従来、バイノーラル録⾳には⾼価で重い
機材が必要だった時代ではなくなりつつあります。
  近年の注⽬を受けて、安価で⼿軽な機材が発売されています。
  実際に⾳楽録⾳に取り⼊れているアーティストも増えてきました。
  デジタル技術の進歩によって、DTMでのバイノーラルコンテンツ
制作も可能になっています。
バイノーラルコンテンツのススメ
弊社、アーニス・サウンド・テクノロジーズが、
「⾳を楽しくする」
「⾳をおもしろくする」
お⼿伝いをいたします
弊社のアドバンテージ
  ⾃社開発を含む、最適な録⾳機材
  専⽤スタジオ
  数千に及ぶバイノーラル効果⾳ライブラリ
  制作実績
様々な⾳響コンテンツを始め、テーマパーク、GAME、
などなど多くの作品を提供
2001年から2004年まで、M­Stage(DOCOMO)と
Sound­Market(KDDI)で、バイノーラルコンテンツを配信
⽇本初のサービスとして⽇経産業新聞サービス賞受賞
  ⾳響⼼理学、⼈間の聞こえに関する知⾒を、⾳源制作ノウハウと
して蓄積し積極的に活⽤
  特許、論⽂など多数
弊社ならではの制作環境
  独⾃のHRTFを複数保有し、⾃社製品「SoundLocus」を開発・発売
しています。
SoundLocusは、モノラル⾳を3D空間に⾃由に定位・移動させるこ
とができる、画期的なバイノーラル⾳源制作ツールです。
SoundLocusによって、すでに録⾳された⾳や、実際に起こすことが
出来ない⾳も、バイノーラル化することが可能です。
  社内にフルデジタルスタジオを併設
ご要望に柔軟な対応が可能です。