全国大会壮行会挨拶さて、いよいよ、文化系クラブの全国大会、全国高等学校総合文化祭（総文祭）、体育系クラブの全国大会、全国高等学校総合体育大会（インターハイ）、商業を学ぶ生徒が技術を競う、全国高等学校珠算・電卓競技大会、全国ＩＴ・簿記選手権大会が開催されます。１３万人を越える全道の高校生の代表として、３３０万人を越える高校生が憧れる場所に、「北海道帯広南商業高等学校」から、このように、多くの生徒が出場する機会を掴み取ってくれたことを大変うれしく思うと同時に、その努力に敬意を表します。東京都立第三商業高等学校での第６２回大会に出場する、珠算部細川寿美華部長以下６名の皆さん、５年ぶりの全道大会優勝を果たしての全国大会です。全道大会同様積み上げた力で、団体・個人での優勝、上位入賞を期待しています。滋賀県で開催される、２０１５滋賀びわこ総文に出場する、書道部角玄美奈さん、全国の仲間の作品に触れるとともに、伝筆（つてふで）を通してお互いの技術、感性を高め合ってきてください。吹奏楽部松田萌部長以下７１名、バトントワラー部庄司由香部長以下３３名の皆さん、力一杯の演奏と演技を披露してきてください。また、総合開会式後に行われる琵琶湖を臨む湖岸・大津市内パレードでは、お互いのチーム力を一つにして「さわやか南商」を前面にだして、滋賀びわこ総文祭全体を盛り上げてください。和歌山県で開催される、２０１５君が創る近畿総体に出場する、陸上部北山大智君、滋賀県と同じく暑さとの戦いもあるでしょうが、１１０メートルハードルの十勝高校記録、１５秒６４の記録更新を期待しています。東京ＩＴ会計専門学校での第３５回記念大会に出場する、ＯＡビジネス部安藤萌梨さん、昨日行われた全道大会で、全国大会出場権を獲得、おめでとうございます。高度で専門的な知識が必要です。来年度につながる、上位入賞を期待しています。今回、応援する側にまわってしまった生徒の皆さん。皆さんは知っているはずです。「できて当たり前」というプレッシャー、「自分に何ができる」という迷い、「比較されてしまう」という辛さ。それらを乗り越えるため、自分を奮い立たせる勇気や実力、それは、一朝一夕に身に付くものではありません。総勢、１１３名の選手の皆さんに、力強い、応援をしましょう。選手の皆さん、北海道帯広南商業高等学校の代表として、精一杯の力を発揮してきてください。そして、全国大会での経験を、応援してくれる南商生に還元し、後に続く南商生の励みとなるよう、たくさんのことを学んできてください。頑張ってきてください。期待しています。平成２７年７月２４日北海道帯広南商業高等学校長 -1 - 我妻公裕