真のリーダー育成委員会委員長阪上隆功【基本方針】私たちこだま JC はまちづくりの団体です。そして最大のまちづくりとは、地域を創る 5 人財の育成です。魅力ある人が人をよび、魅力あるまちへと繋がるからです。私たち自身を含め、明日の地域を担う青年経済人が社会に必要とされ、地域に必要とされる魅力ある真のリーダーとなることこそ最大のまちづくりだと考えます。そして、真のリーダーとは、明確な目標に向かって邁進する強い「芯」と、日本人の美徳である思いやりの「心」、二つの「しん」を兼ね備えた人間の事だと考えます。なぜな 10 らば、芯の根底に心が伴わなければ、人は共感しないし社会は良い方向に向かわないからです。そこで、当委員会は 2 月・8 月を通してこの二つの「しん」を感じ、考え、実行できる真のリーダー育成事業を展開します。 2 月例会では講師をお招きし、リーダーシップについてご講演頂く事業を行います。また、インタビュー形式で講師のお話を拝聴し言動の基となる思いやりの心に迫ります。講 15 師自体が参加者一人ひとりのリーダー像になる訳ではありません。しかし、新たな価値観に触れ、自身の思いやりの心を見つめ直すことで強い芯となり、参加者一人ひとりに明確なリーダー像が生まれます。 8 月例会では、真のリーダーにむけてより具体的に自身を研鑽することができる勉強会を開催します。人間の倫理やモラルについて考える題目を基に、参加者一人ひとりが答弁 20 する機会を設定します。これは、互いの考えを持ち合い、他の参加者との意見の相違を確認し、話し合う中で根底にある思いやりの心を深く考えて、自身の答えを確立して頂くためです。色々な意見を聞いて見識を広げることで芯と心が高められ、真のリーダーとしての基礎となります。この 2 つの事業を通して学んだことが今後の活動の方向性と原動力となり、真のリーダ 25 ーへと繋がっていきます。そして、12 月例会ではこだま JC の集大成となる卒業式を実施します。今年は多くのメンバー卒業年となります。卒業生一人ひとりがこだま JC の歴史であり証人です。私たちは卒業生の JC 活動で歩まれた轍を振り返り、夜通し語り合っても語りつくせぬ思いと感謝の気持ちを、時に笑い、時に涙しながら存分に表現できる場を設け、また次のステージへと 30 歩みを進める卒業生の新たな門出を盛大に送りだせる内容を企画・実施します。最後に、真のリーダー育成委員会は、人財の育成と共にメンバーの拡大も重要な課題と捉えています。なぜならば、リーダーの気概は人から人へと伝播し新たなリーダーを生み出し続ける連鎖を起こすからです。メンバーの拡大とリーダーの育成は両輪であることを肝に銘じ、一年間「日々勉強」の気概で邁進していく所存です。どうぞよろしくお願いし 35 ます。