学校自身の耐震化 (H27.10.21) 学校耐震化の工事が校内2か所で進み

学校自身の耐震化
(H27.10.21)
学校耐震化の工事が校内2か所で進み、大きな鉄骨を入れ
て補強しています。大きな揺れがきても崩れないように。こ
れは校舎だけでなく学校自身についても考えねばならないこ
とです。生徒減少という揺れが頻発し、統廃合の激震が遠く
ない時期に予想されます。崩壊しないように踏ん張り良い学
校を残すこと。本校が地域創生に寄与する第一の役目です▼
先月島根県の隠岐島前高校に視察に行きました。新入生が2
8名まで減り、統廃合の危機に立たされました。なくなると
高校に進むどんな子も本土で下宿しなければなりません。お
しりに火が付いた島は魅力ある学校づくりに取り組み、奇跡
と言われる変貌を見せました。1学級増加し、島外からの入
学は難関になりました▼今年も校内でクラス合唱の声が響い
てきました。今月31日の高校祭での合唱コンクールに向け
て練習です。私は生徒が皆で歌うことは大賛成で、若い頃は
授業で「カエルの合唱」や演歌を生徒と歌ったことがありま
す。歌は心の栄養。心を豊かにする合唱が、本校で長く続い
ていることを誇りに思います▼魅力のない学校や地域は淘汰
されます。教育条件が不十分で子供を育て難いのは地域の大
きな欠点になります。そこで「野村高校は部活動も勉強もで
きる学校だ」と魅力を高めたいと考えます。合唱する豊かさ
に学力と愛郷心を備える生徒づくり。学校や地域に取り返し
のつかないひびが入らないうちに、新たな魅力で補強しなけ
ればなりません。皆様のお力添えの合唱をお願いします。
工事中の緑ケ丘寮と旧畜産棟
奇跡の復活隠岐島前高校