進化し続ける室内楽の “最い 新ま ”がここに―

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R
E
S
S トッパ ン ホールプレス
Vol.78 [ Jul. 2015]
隔
月
発
行
78
マーティン・ヘルムヘン(2008.3.23)
© 大窪道治
2015/2016 Season
進化し続ける室内楽の
“最新”
がここに―
い
ま
15周年シーズンを彩る、珠玉のアーティストたち
ますます独創性と濃密さを増す企画群
[ Schedule 2015.7〜2015.12 ]
[ Information ]
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ) 多様な変奏世界に刻む、最新の境地
ランチタイムコンサート Vol.78 小林海都(ピアノ)
第84回 日本音楽コンクール予選
e-onkyo music「トッパンホール・トライアングル」新タイトル好評配信中!
2015/2016
Season
い
進化し続ける室内楽の
“最新
西暦2000年10月1日、日本のクラシック音楽シーンに産声をあげたトッパンホールは、一期
一会の公演を丁寧に積み重ね、この秋、15歳の誕生日を迎えます。つねに国内外の“旬”にアン
テナを張りながら世界のシーンの先も読み、
「いま」みなさまに聴いていただきたいアーティス
トを選りすぐって、トッパンホールならではのプログラムを妥協なく創り上げ、お届けしてき
ました。
トッパンホールが主催公演の原点として大切にしているのは、
「ひとつひとつのコンサート
が、みなさまにとって特別な出会いであるように」
という想い。アーティスト、お客さま、そし
てホールが三位一体となり、木のぬくもりに満ちたあたたかい空間で「特別な時間」を共有し続
けてこられましたことに、日ごろに重ねて感謝を申し上げます。
そして迎える、15周年のアニバーサリーシーズン。みなさまにお贈りするのは、これまでの
歴史をともに築き、これから先もともに歩みたいと願う珠玉のアーティストたちによる、こだ
わりがひときわ光る充実のラインナップです。
「弦のトッパン」おなじみの顔、続々
にホールが委嘱した作品もプログラムしています。客席の度肝を抜いたトッパンホールでの日
記念シーズンの冒頭を飾るのは、2001年以来バースデーコンサートを含む数々の公演で
本初リサイタル(2001年11月)から早や14年。時代をつくり、いまや世界のチェロ界の第一人
トッパンホールに登場し、毎回期待を超える名演で大きな喝采を浴びてきた、ハーゲン・クァル
者へと駆け上がったケラスにふさわしい“超絶技巧の超難曲”を依頼していますが、さてどんな
テットです。トッパンホールの提案がもとになったベートーヴェン全曲演奏会のワールド・ツ
曲が仕上がってくるでしょうか。トッパンホール初の試み、その実りにどうぞご期待ください。
アーも大きな成功を収め、今や名実ともに現代最高の弦楽四重奏団として揺るぎない地位を確
立。頂点を極めつつある今も、弛むことなく新たな地平を開拓し続けています。そんな彼らを
ピアノには、新しい顔も
トッパンホールで鍵盤楽器といえば、アンドレアス・シュタイアー、ティル・フェルナーが双
迎えて今回お届けするのは、4夜にわたるモーツァルト・ツィクルス。ハーゲンの故郷ザルツブ
ルクが生んだ不世出の大作曲家の、円熟期の弦楽四重奏曲10曲を一挙演奏するとともに、最終
璧。ふたりも15周年シーズンに登場です。シュタイアーは今回で9回を数える〈アンドレアス・
日には、名作曲家にして名クラリネット奏者でもあるイェルク・ヴィトマンを迎えて、モーツァ
シュタイアー プロジェクト〉で、モダン・ピアノを披露。ぬくもりある独特の音色を持つ1887
ルトとブラームスの2大クラリネット五重奏曲を並べた贅沢なプログラムをお聴かせします。
年製のニューヨーク・スタインウェイで、シューベルト、シューマン、ブラームスを奏でます。
ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン)も10月に登場。トッパンホールの誕生からま
毎回刺激的な試みを続けてきた本シリーズですが、今回は古楽ファンのみならず、ピアノファ
もなく、ホールの名の広まりとともに日本の音楽シーンに彗星のごとく登場し、旋風を巻き起
ン、ピアノ学習者を含め、広く音楽を愛する方々にも多くの示唆を与える含蓄深いリサイタル
こした疾風怒濤の騎士もお祝いに駆けつけてくれます。リサイタルでは、日本で初めてモダン・
になりそうです。一方のフェルナーは、
〈シューマン プロジェクト〉
と銘打ち、ベートーヴェンと
ヴァイオリンをお披露目。トッパンホールのリサイタルで毎回プログラムされてきたモーツァ
シューマンの関係を軸にした2日間のプログラムを展開。ソロでは“ファンタジー”をキーワー
ルト作品に、今回はストラヴィンスキーとシュニトケが加わって、ますます興味深いカルミ
ドに、リートではふたたびテノールのマーク・パドモアとともに、シューマンのまなざしから投
ニョーラの現在地です。盟友ヴェニス・バロック・オーケストラとの共演では、
十八番のヴィヴァ
影されたベートーヴェン像に迫ります。
ルディのみならず、いまカルミニョーラが熱心に取り組む、J.S.バッハのヴァイオリン協奏曲に
さらには、隠れた名匠の再発見としてここ2年、5月初旬に話題をさらっているジャン クロー
までレパートリーを拡大。いかにもイタリアで育まれた輝きを放つ光と影に富むその鋭敏な感
ド・ペヌティエが3度目の舞台で
“スクリャービン最後のリサイタル”
に臨むほか、ソロとしては
性で、バッハの名作にどんなアプローチを見せるのか、ぜひご注目ください。
初登場のアレクサンドル・タローが《ゴルトベルク変奏曲》を演奏、初登場ピーター・ゼルキン
そのほか、来年6月にはジャン ギアン・ケラス
(チェロ)
の無伴奏リサイタル、ベルリン古楽
アカデミーによる2日間の公演を予定。ケラスは、いま世界中でひっぱりだこの作曲家・藤倉大
Hagen Quartett
Giuliano Carmignola
Venice Baroque Orchestra
Peter Serkin
の久しぶりの都内でのリサイタルに、現代作品の名手トーマス・ヘルのリゲティプログラムと、
話題に事欠かない公演が並びます。新しい風も、ぜひ楽しみにお待ちください。
Jörg Widmann
Ayano Shimada
Mariko Hara
Alexandre Tharaud
Andreas Staier
Michiaki Ueno
Eri Takimura
Christoph Prégardien & Michael Gees
Tomoki Kitamura
Kazuhito Yamane
Till Fellner
Ramón Ortega Quero
Mark Padmore
ま
新”
がここに―
2015年
10/1(木)
19:00
10/4(日)
ハーゲン・クァルテット モーツァルト・ツィクルス
ハイドン セットⅠ *バースデーコンサート
ハイドン セットⅡ
プロシア王 セット
mit イェルク・ヴィトマン(クラリネット)
10/5(月)
ピーター・ゼルキン(ピアノ)
10/2(金)
19:00
10/3(土)
17:00
育ち続ける若者たち
ホール運営の柱のひとつ“若手音楽家の発掘と育成”も、15年の歩みのなかで着実な成果を
あげています。2015/16シーズンでは、育成シリーズ
〈エスポワール〉
(3年で3回公演)
第10代の
北村朋幹
(ピアノ)
、第11代の山根一仁
(ヴァイオリン)
がそれぞれ充実の結果を踏まえて最終回
を迎えるほか、北村、山根を含むランチタイムコンサートのOB・OGによるトッパンホール ア
ンサンブルが、2016年のニューイヤーコンサートの舞台を華やかに飾ります。島田彩乃(ピア
ノ)
、原麻理子
(ヴィオラ)
、瀧村依里
(ヴァイオリン)
、上野通明
(チェロ)
といずれも、トッパン
ホールがさらなる活躍と音楽家としての成長、その将来を嘱望してやまない若者たち。ただ期
待するだけでなく、勝負の舞台を提供し続けることで、その未来に責任を負うトッパンホール
の姿勢と、彼らがそのときどきの舞台で懸命に出す答えに、引き続きご注目ください。
17:00
19:00
10/21(水) ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン)
19:00
19:00
シーズン後期の来年5月には、ひときわ大きなプロジェクト「室内楽フェスティバル」を企画
しました。中心となるのは、クリスティアン・テツラフ
(ヴァイオリン)
。彼もホールがともに歩
無伴奏を聴かせてくれたという、特別な存在でもあります。その時から話し合ってきた企画が
1/8(金)
19:00
ついに実現。彼の親しい音楽仲間と、トッパンホールに縁深い選りすぐりの面々による8日間6
公演は、ホールの柱である室内楽と歌曲で構成。日本の音楽シーンに一石を投じる、ディープ
な内容をお楽しみいただけると自負しています。詳細は、秋の発表までどうぞお待ちください。
2/16(火)
19:00
ほかにも、先ごろの
〈歌曲の森〉2公演で異次元のステージを聴かせた、クリストフ・プレガル
ディエン
(テノール)
とミヒャエル・ゲース
(ピアノ)
が《水車屋の美しい娘》で、現代社会と呼応
する問題にまで迫るほか、四戸世紀(クラリネット)が 65 歳の誕生日に聴かせる渾身のリサイ
タルなど、ホールの歴史をともに紡いできたベテランたちによる公演も予定。かつて夏の風物
詩として人気を博した
「オペラ・アリアの夕べ」
も、世界を舞台に活躍する大村博美
(ソプラノ)
、
小森輝彦
(バリトン)
らを迎えてリバイバル。初登場のバイエルン放響首席のラモン・オルテガ・
ケロ
(オーボエ)
も、こだわりの選曲でその意気込みを聴かせます。
次々に登場する魅惑の顔ぶれが、それぞれの音楽哲学と理屈抜きの音楽の愉悦に聴き手を
巻き込み、まるで万華鏡のようにトッパンホールを鮮やかに彩る祝祭の一年。例年以上に、世
界の室内楽の
「いま」
が詰まった濃密なラインナップで、トッパンホールはさらに、日本から世
シューマン プロジェクト Ⅰ ソロ
3/2(水)
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
19:00
19:00
3/27(日)
4/12(火)
19:00
4/16(土)
18:00
5/7(土)
Akademie für Alte Musik Berlin
〈ウィーンからの風 17〉
ティル・フェルナー(ピアノ) ラモン・オルテガ・ケロ(オーボエ)
3/24(木)
Teruhiko Komori
山根一仁、瀧村依里(ヴァイオリン)
/原 麻理子(ヴィオラ)/
北村朋幹(ピアノ)
上野通明(チェロ)/島田彩乃、
2/23(火)
19:00
14:00
Hiromi Omura
トッパンホール ニューイヤーコンサート 2016
トッパンホール アンサンブル Vol.9
〈歌曲の森〉∼詩と音楽 Gedichte und Musik ∼ 第18篇
2/18(木) 〈ウィーンからの風 18〉
19:00
ティル・フェルナー(ピアノ)
シューマン プロジェクト Ⅱ with マーク・パドモア(テノール)
界のステージへと迫っていきます。秋からもどうぞ、トッパンホールで刺激に満ちたひととき
をお楽しみください。
〈アンドレアス・シュタイアー プロジェクト 9〉
アンドレアス・シュタイアー(ピアノ)
2016年
んできたアーティストのひとりですが、3.11直後の5月にもひるむことなく予定どおり来日し、
ピアニストのキャンセルをものともせずにプログラムを変更して、J.S.バッハとバルトークの
モダン・ヴァイオリンを弾く!
10/23(金) ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン)
19:00
with ヴェニス・バロック・オーケストラ
12/8(火)
節目を飾る、室内楽フェスティバル
〈トッパンホール15周年 バースデー企画〉
17:00
〈歌曲の森〉∼詩と音楽 Gedichte und Musik ∼ 第19篇
クリストフ・プレガルディエン(テノール)
&ミヒャエル・ゲース(ピアノ)
四戸世紀(クラリネット)ブラームスの憂愁をめぐって
〈エスポワール シリーズ 10〉
北村朋幹(ピアノ)Vol.3 ―
solo ふたたび
大村博美(ソプラノ)、
リカルド・タムラ(テノール)、
小森輝彦(バリトン)
ヴェルディ、
プッチーニを歌う
ジャン クロード・ペヌティエ(ピアノ)
スクリャービン 死の18日前のプログラムを核に
5/15(日)
15:00
5/16(月)
19:00
5/18(水)
19:00
5/19(木)
19:00
5/21(土)
15:00
トッパンホール15周年 室内楽フェスティバル
クリスティアン・テツラフ、
日下紗矢子、
久保田 巧(ヴァイオリン)/
原 麻理子(ヴィオラ)/
レイチェル・ロバーツ、
鈴木 学、
ターニャ・テツラフ、
マリー エリザベート・ヘッカー(チェロ)/
ラルス・フォークト、
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ)/
アンドリュー・ステイプルズ(テノール)
5/22(日)
15:00
Ricardo Tamura
Christian Tetzlaff
Thomas Hell
6/3(金)
トーマス・ヘル(ピアノ)リゲティ エチュード全曲演奏
6/21(火)
ジャン ギアン・ケラス(チェロ)
ケラスが弾く20世紀、21世紀―。
19:00
6/23(木)
ベルリン古楽アカデミー Ⅰ
J.S.バッハとC.P.E.バッハ
6/27(月)
ベルリン古楽アカデミー Ⅱ
19:00
19:00
19:00
Seiki Shinohe
Jean-Claude Pennetier
Jean-Guihen Queyras
7月
PRESS 78
ヴェネツィアの休日―協奏曲とシンフォニア
〈エスポワール シリーズ 11〉
山根一仁(ヴァイオリン)Vol.3
トッパンホールチケットセンター
主催公演
(10:00〜18:00 日祝休
[主催公演日は営業]
)
03-5840-2222
※7/18〜9/26の土曜日は、夏季臨時休業いたします
(9/19は営業)
。
日時
公 演
日時
〈エスポワール シリーズ 11〉
7/
山根一仁
Vol.2
29 (水)
19:00 トッパンホール 弦楽アンサンブル/北村朋幹
(ヴァイオリン)
10/
(チェンバロ)
日下紗矢子 ヴァイオリンの地平 2 ― 古典
31 (金)
19:00 マーティン・ヘルムヘン
(ピアノ)
特別協賛:株式会社 安藤・間
マーティン・ヘルムヘン
8/ 2 (日)
17:00
ジュリアーノ・カルミニョーラ
21 (水)
19:00 矢野泰世
(ヴァイオリン)モダン・ヴァイオリンを弾く!
(ピアノ)
特別協賛:株式会社竹中工務店
ジュリアーノ・カルミニョーラ
23 (金)
19:00 with ヴェニス・バロック・オーケストラ
(ヴァイオリン)
12/ 8 (火)
19:00 アンドレアス・シュタイアー
〈アンドレアス・シュタイアー プロジェクト 9〉
(ピアノ)
特別協賛:東急建設株式会社
(ピアノ)
〈ランチタイムコンサート〉
1 (木)
19:00
トッパンホールが選んだ若手ホープによる30分のミニ・コンサート
〈トッパンホール15周年 バースデー企画〉
ハーゲン・クァルテット モーツァルト・ツィクルス
ハイドン セットⅠ
19:00
ハイドン セットⅡ
プロシア王 セット
(金)
(ピアノ)
究極のショパン
(ヴァイオリン)
ひとすじの光の先に…
10/ 3 17:00
(土)
4 (日)
17:00
[全席指定]
8/ 7 12:15 Vol.78 小林海都
Vol.79 青木尚佳
10/ 19 (月)
12:15
(金)
※やむをえず、
曲目・出演者などが変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。 ※開場は開演の30分前となります。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。なお、全主催公演で託児サービスをご利用いただけます[有料・要予約]
。お申し込み・
お問い合わせは(株)マザーズ 0120-788-222まで。
2015年6月中旬現在
mit イェルク・ヴィトマン(クラリネット)
ピーター・ゼルキン
5 (月)
19:00
(ピアノ)
特別協賛:株式会社 安藤・間
詳しくは、
オフィシャルWebサイトでご案内しています ※チケットもお申し込みいただけます
http://www.toppanhall.com/
多様な変奏世界に刻む、最新の境地
ランチタイムコンサート
ドイツの俊英マーティン・ヘルムヘンが、この夏トッパンホール
に帰ってくる。振り返ると、2度目となった2011年のリサイタルは震
災直後の来日だった。ベートーヴェンの《ハンマークラヴィーア》
に、バッハ、シェーンベルク、メンデルスゾーンの彩りを添え、作
品ごとの違いを際立たせた丁寧で情感豊かな音楽は、彼の鋭敏な
感性、作品と真摯に向き合う姿とともに聴衆の心を深く動かした。
一方、2012年のヴェロニカ・エーベルレ(vn)と石坂団十郎(vc)
との三重奏では、清新で爽快感あふれる丁々発止のやり取りで、如
才なさを披露してくれた。
多才にして多彩。毎回、新境地を聴かせ、さらなる可能性を示し
てきたヘルムヘンが、今回用意したのは、4人の作曲家による変奏
曲。作曲家それぞれの個性を描き分け、さらには、変奏ごとの曲想
の差異を濃やかに描きだすという難業に挑戦する。彼なら、
立体的、
多元的に幾重にも積み上げられた変奏曲の層から、壮大な彫刻作
品さながらの得がたい魅力の像を削りだし、プログラム全体を形
作っていくに違いない。変奏曲尽くしの一夜が待ち遠しい。
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ)
2015年8月2日
(日)17:00
チケット料金:5,500円/学生2,500円 全席指定
チケットのお申し込み・お問い合わせ:トッパンホールチケットセンター
バイオリン部門
クラリネット部門
トランペット部門
主催:毎日新聞社/ NHK
特別協賛:三井物産株式会社
会場協力:トッパンホール
協賛:岩谷産業株式会社
チケット料金:2,000円 全席自由
ピアノ第3予選:前売指定席2,500円 当日自由席2,000円
回数券
(5枚)
:8,000円
(ピアノ第3予選を除く)
発売日:2015年7月3日
(金)
お問い合わせ:日本音楽コンクール事務局
03-3212-0187(平日10:00〜18:00)
第1予選
8月26日
(水)~ 27日
(木)
第2予選
8月31日
(月)
第1予選
9月6日
(日)~ 10日
(木)
第2予選
9月12日
(土)~ 14日
(月)
第3予選
9月16日
(水)
第1予選
9月24日
(木)~ 26日
(土)
第2予選
9月27日
(日)~ 28日
(月)
第3予選
9月29日
(火)
第1予選
9月18日
(金)~ 21日
(月・祝)
第2予選
9月22日
(火・休)
〜23日
(水・祝)
第1予選
9月1日
(火)~ 3日
(木)
第2予選
9月5日
(土)
チケットのお申し込み:トッパンホールチケットセンター
日本音楽コンクール 予選シャトルバスのご案内
コンクール予選開催日のみ、
飯田橋発
みずほ銀行向かいより、会
毎時00分、30分〉
場までのシャトルバスを運 〈
※始発:開演1時間前
行いたします。
トッパンホール発
〈毎時15分、45分〉
※最終:終演後
編集後記
5月のプレガルディエン&ゲース公演は、
〈歌曲の森〉
シリーズ一番と
言ってもいいほどの、大きな衝撃を受けたコンサートになりました。
高い次元で交錯し合うふたりの感性がステージ上で凝縮され、リー
ト本来の姿―美しさと恐ろしいまでの凄み―を鮮明に描き出し、
受付期間・お申し込み方法:
[一般]7/3
(金)
~7/17(金)*ハガキ(抽選制・当選者のみ通知)
〒112-0005 東京都文京区水道1-3-3「ランチタイムコンサート Vol.78」受付係
(住所、氏名
(フリガナ)
、電話番号、希望席数を明記ください。
)
言葉を失うほどの感動と幸福感でホールを包み込んだのでした。
じ
つは13日の本番前、
おふたりはインタビューに快く応じ、
来年の《水
車屋の美しい娘》について熱く語ってくれています。
いずれ紙面でご
紹介予定ですので、
公演とあわせてどうぞお楽しみに!
(雪)
e-onkyo music「トッパンホール・
トライアングル」
新タイトル好評配信中!
3月20日に、山根一仁(ヴァイオリン)のエスポワールVol.1、
ランチタイムコンサートからは山宮るり子(ハープ)
、島田彩乃
(ピアノ)と、いずれも大きな反響を呼んだ若手公演のライヴ音
源3タイトルをリリースしました。山根は二十歳の誕生日にエス
ポワールVol.2で等身大の姿を、島田はニューイヤーコンサート
2016で同曲を含む重厚感たっぷりのプログラムを、再び気鋭の
若手らとともに披露します。ライヴの躍動と感動をリアルに体
感できる話題の超高音質で、コンサートを追体験しながら、ホー
ルで生音の臨場感を楽しむ――新たな音楽の楽しみ方が見つ
かるかもしれません。
*トッパンホール、ミュージックバード、東京芸術大学の三者で
展開する産学協同プロジェクト「トッパンホール・トライア
ングル」で収録されたライヴ音源が、ハイレゾ配信のパイオ
ティル・
ニアe-onkyo musicでもお楽しみいただけます。現在、
フェルナーによるベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会
など、全15タイトルをリリース中。
※当紙に掲載している内容について、許可なく複製あるいは転用することを固く禁じます。
2015 第84回 日本音楽コンクール 予選
ピアノ部門
2015年8月7日
(金)12:15
ショパン:バラード第4番 ヘ短調 Op.52
:ノクターン第18番 ホ長調 Op.62-2
:ポロネーズ第7番 変イ長調 Op.61《幻想》
[会員]6/29
(月)
~7/17
(金)*窓口・電話・Web
今年も日本音楽コンクールがやってきます。
声楽部門
(オペラ・アリア)
〈ランチタイムコンサート Vol.78〉
小林海都(ピアノ)究極のショパン
入場無料(要予約/お一人様2席まで)
特別協賛:東急建設株式会社
毎年多くの若き才能たちが集う、日本音楽コンクール。84回とい
う長い歴史と高い水準で知られるこのコンクールは、2015年もまず
はトッパンホールでの予選からスタート。
声楽、ピアノ、バイオリンに加えて、今年はクラリネットとトラ
ンペットの計5部門の公開審査が行われます。このコンクールから
羽ばたいた多くの演奏家たちが、日本、そして世界の音楽シーンを
鮮やかに彩り続けているのは皆さまもご存知の通り。コンサートと
はまた違った緊張感のなか、フレッシュかつ熱い挑戦を連日客席
から見守る「音コンファン」も少なくありません。
太陽のような若いエネルギーに満ちあふれる初秋のトッパン
ホール―新星誕生の瞬間をどうぞお聴き逃しなく!
トッパンホールが自信をもっ
てセレクトした、いま伸び 盛
りの若手アーティストの旬の
演奏をいち早くご紹介してい
る〈ランチタイムコンサート〉
。
2014/2015シーズン最後の公演
となる8月は、ベルギー留学中の
ピアニスト、小林海都が登場し
ます。落ち着いた佇まいで、ひ
たむきに誠実に音楽と向き合う
小林は、
「美しい音」にこだわり、
マリア=ジョアン・ピリスのもと
で研鑽を積む、期待の逸材です。彼が今回選んだ作品はショパ
ン晩年の傑作3曲。若手には難しいとされるこの難曲を、まだ19
歳の小林がどのような解釈で聴かせてくれるのか…。
「若手」の
イメージを覆すような深遠な音楽に、どうぞご期待ください。
©TOPPAN HALL 2015.7 KⅠ
シューベルト:ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲
イ短調 D576
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 Op.27
シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1
ベートーヴェン:ディアベリの主題による33の変奏曲 ハ長調 Op.120
音楽に心寄せて…
http://www.toppanhall.com/ 制作:株式会社トッパングラフィックコミュニケーションズ 印刷:凸版印刷株式会社
INFORMATION
〒112-0005 東京都文京区水道1-3-3 (03)5840-2200
2
公 演
発行日:2015 年7月1日 発行・編集: 広報部
SCHEDULE 2015.7 〜 2015.12