全曹青インフォメーション 平成二十年度 第 三十一回中国曹洞宗青年会連絡協議会広島大会 青会員をはじめ、諸老師・寺族の がお茶を飲む前に、自分がご飯を 良い。寺族の用心としては、自分 ことをご報告させていただき、厚 り、計画通り無事円成出来ました 宗青年会会員諸師のご協力によ と、ご参加下さいました中国曹洞 いらっしゃるから大丈夫だとお檀 めが出来ないけれども、この方が を組んで、自分がどうしてもお勤 パートナー、またはネットワーク 現況も踏まえて、信頼できる方と という質問に対しては、ご自身の ために法務が出来ないことがある 備が出来ましたこと 賜り円滑に企画・準 寺院様より協賛金を 成金を、広島県内御 内各宗務所様より助 会、並びに中国管区 洞宗青年会連絡協議 洞宗青年会、中国曹 るにあたり、全国曹 会長 野上 厚 徳) 食べる前に、仏様に供えること。 市場原理に乗らない こ と、 読 経 料・ 祈 祷料と称してその額 を明示するお寺があ る。売る側が値段を 決めるのが市場の原 理であるが、それに 家さんにも安心してもらうこと、 社会・地域への関わりについては、 にとけ込む活動を行うべきである く御礼申し上げます。 などお応えいただきました。 現在役所等で行うことは本来は寺 ころであると講演下さいました。 そして、今後魅力 『日々是好日』 ~悠々「寺」適な禅寺生活~ さらに、日本人はだんだんと自然 (曹 洞宗広島県宗務所青年会 去る、 平成二十年十月二十一日・ の変化を受け入れられなくなって 院で行っていたことだから、地域 二十二日の両日、第三十一回中国 皆さまより予め頂戴した質問に対 お布施を決めていた 反してお檀家さんに が守らなければなら だく原理を崩さな ないこととお説き下 い。それが、私たち 僧侶の質の向上については、収入 の司会により進行いたしました。 に応じた見える支出(車・衣類に 分けて、広島曹青顧問高橋道英師 の現状 二、過疎地域の寺院の問 をお預かりした中より 一、僧侶 題 三、寺族の苦悩 四、後継者 研修会を催しました。沢山の質問 芳村元悟全国曹洞宗青年会会長よ その後、ご来賓の金子清学宗議会 りの祝辞を賜りました。 さいました。 そういう信頼を築いておくことが 兼業のため、また兼務寺院がある この大会を開催す 見える贅沢)は控えるべきである。 議員、鴨田弘道広島県宗務所長、 方 六、今後の教化 と六項目に あり方については、 曹洞宗青年会連絡協議会広島大会 をありのまま相手にするのが禅で のあるお寺・僧侶の ある。それを忘れず、心の活発さ あり、コントロール出来ない自然 禅寺生活~」と題し、講師に臨済 を大事にして日々過ごすようにと いる。自然を尊重するのが仏教で 宗妙心寺派福島県福聚寺住職であ お示し下さいました。 を、 ウェルサンピア福山に於いて、 り、第百二十五回芥川賞を受賞さ 「 『日々是好日』~悠々「寺」適な れた作家でもある玄侑宗久師をお して玄侑宗久師にお応えいただく 二日目は午前九時より、中国曹 し、続いて中国曹洞宗連絡協議会 午後二時から開講諷経を修行 「私たちも悩んでる 迎えして開催いたしました。 会長宇田治徳師より主催者挨拶、 」と題した 広島曹青野上厚徳より歓迎挨拶、 私たちも悩んでる!? 問題 五、社会・地域への関わり 観音のこころ」と題して講演を拝 玄侑師講演 そして、午後三時より「地蔵と 聴いたしました。現在の日本は、 本来の国土・風土に合わない制度 が横行している。先のことはわか らないのが当たり前のはずなのに 人はそれを知りたがる。秩序で覆 わず、マニュアル化・常識化しな い、ただ今日のなすべき勤めをす る、先のことがわからないまま生 きる強さ、それが地蔵と観音のこ №144 2009. 1 ⁉
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