振動台計測用ソフトウェア 6 -18 仕様 ■正弦波ステップ計測 ●振動台計測用ソフトウェア 振動台を用いた各種振動試験は,構造物の挙動特性, 耐震性,安全性を調査研究するために必要で重要な試 験方法です。本ソフトウェアは,各種振動試験におい て,測定各部に取り付けられた各種センサから得られる 加速度,ひずみ,変位等の計測データを集録し,各種の データ処理を行うことができます。増幅器,フィルタ, AD変換器等の計測設備をコンピュータから制御設定 することができます。また,加振制御装置と通信を行い ながら自動計測を行うことも可能です。 試験設備とし ては2次元,3次元の大型振動台,水中振動台,大型遠 心力試験装置等の各種装置に対応できます。 本ソフトウェアは,仕様内容を含めて,お客様のご希望 に基づき構成可能です。 試験装置・システム 構造物の挙動特性,耐震性, 安全性の計測とデータ処理 ■ハードウェア 代表的な256チャネルのシステム構成例を示します ブリッジボックス (10点/台) 24台 外部クロック発生器 1台 接続箱 外部トリガ発生器 2台 1台 収納ラック ラック 1式 2本 動ひずみ測定器カード 8枚 AD変換内蔵データロガー 8台 絶縁増幅カード 接続ケーブル 8枚 1式 入力コネクタパネル 無停電電源 1式 1式 コンピュータ ソフトウェア 1式 1式 使用環境 温度 5∼35℃ 湿度 20∼80%RH (結露しないこと) 塵芥,振動および大容量の電動機等の誘導なきこと 電 源 AC 100V 10V 50または60Hz 設置方法 屋内据え置き型 ※ハードウェアは, お客様のご希望に基づき構成いたします。 ■ソフトウェア ● チャネル情報設定 センサの型式,工学値変換係数,増幅器の種別, レンジ, フィルタ値等の 設定,AD変換器の入力チャネルへの割り付け ● 計測条件設定 実験番号, サンプリング周波数, サンプリングデータ数等の計測条件と モニタ表示条件の設定。集録中のモニタ表示は波形,パワースペクト ル,伝達関数が選択可能 ● 正弦波ステップ計測 加振周波数ごとにステップ計測を行い,基準チャネルに対する振幅およ び位相差の計算を行い, リアルタイムで共振特性図を表示。計測モード は同期モードと手動モードが選択可能 同期モード 加振制御装置と通信を行いながら, ステップごとの計 測・処理を自動的に実施 手動モード ステップごとに集録条件,結果を確認しながら手動操 作で実施 ● 波形計測 一般的なランダム波の計測。集録中のリアルタイムモニタおよびディス クスルーでのデータ格納が可能。 (システム構成に依存。集録中には, オーバレンジの監視表示,波形,パワースペクトル,伝達関数のグラフ 表示が可能) ● データ処理 集録保存されたデータに対して,工学値変換, データ編集, チャネル間 演算,波形モニタ, 周波数解析,共振特性図作成などの処理が可能 ■ソフトウェア構成 加振周波数をステップバイステップで変化させながら,振動台を 加振して,各加振周波数での計測振幅と位相を求めます。これに より構造物の共振周波数を求めることができます。 被測定物 振動台計測ソフトウェア チャネル情報設定 振動台 校正データ取得 加振ステップ 加振周波数 計測条件設定 時間 共振周波数 振幅値または応答倍率 4.0 正弦波ステップ計測 3.0 2.0 1.0 0.0 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0Hz 2.0 4.0 加振周波数 6.0 8.0Hz 波形計測 位相差 180.0 0.0 180.0 0.0 データ処理 6-18
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