アトピー克服への近道は何か【Ⅰ】 髙野茂信 1906 年にオーストリアの小児科医ピルケにより異物が体に入り、人体にとって有害に見え る症状を起こすときに、アレルギーという言葉を提唱しました。その語源は ALLOS(OTHER) と ERGON(WORK)の二つの語を本来の働きとは異なる(変わった)仕事(反応)すなわち、変わっ た反応、つまり奇妙な反応という考え方から生まれました。異物を IgE 抗体で処理すれば アレルギーとなり、IgG 抗体で処理すれば膠原病になります。 【これまでの治療】 現代医療のアトピーやアレルギ-の全ての治療はステロイドや抗アレルギ-剤や抗ヒスタ ミン剤を用いて免疫の働きを停止させるか、遺伝子によって作られた免疫のタンパクの働 きを抑えることによって、IgE 抗体の産生を一時的に抑えるが、薬が切れると再び免疫が働 き、様々な免疫のタンパクが作られ、完治出来にくい病気になります。 しかも臨床的には制御性 T 細胞の働きもステロイドは一時的に抑制してしまうので、ステ ロイドを使う限り、制御性 T 細胞が働かず、免疫寛容が生じにくいことになります。 薬は化学物質と考えると人間にとっては異物になります。したがって全ての薬は免疫学 的にアレルゲンとなりやすいと考えられます。人体が IgE 抗体で薬という化学物質と戦う と薬剤アレルギーという副作用が出ます。次に人体の免疫が IgG 抗体で薬という化学物質 と戦うと薬剤性の膠原病が生じます。さらに人体の免疫を抑え続けると感染症になりやす くなります。 元来免疫というのは IgM 抗体や IgG 抗体を作り、その結果 2 度と病気に掛からないよう にしてくれる正しい仕事と考えられてきました。最近の知見では、まず排除すべき抗原と 出会った B リンパ球が IgM 抗体を作り、次に別のヘルパー1T リンパ球の指令を受けて同じ B リンパ球が IgG 抗体を作る。これを免疫の抗体のクラススイッチと言います。この段階で クラススイッチが終わればアレルギーは起こらないのですが、さらに安定的な化学物質に 対しては、人間の免疫はさらにもう一段階クラススイッチを行います。つまりヘルパー2T リンパ球の指令を受けて、IgG 抗体を IgE 抗体に作り変えることにより、化学物質を殺すの ではなくて排除しにかかるのです。このときに初めてアレルギーが出現するのです。なぜ このような IgE 抗体を作るようになったのかについて説明していきましょう。 微量の IgE 抗体は常に保有しています。免疫の発生の胎生期に人体は自己の成分に対し て免疫反応を起こさないように、自分の成分に対しては免疫細胞と他の全ての成分の細胞 に同じタンパク質を持たせたのです。このタンパク質を作る遺伝子を MHCⅠと呼び、そのタ ンパク質を MHCⅠタンパクと呼びます。このタンパクはいわば味方の旗印であり、この同じ MHCⅠという旗印を持っている自己の細胞を自己の免疫細胞は攻撃しないような仕組みを 作り上げました。これを免疫寛容といいます。このような免疫寛容というプロセスを経て 先天的に非自己、つまり自分にとって異物だけを攻撃するように進化させてきました。 1 個の受精卵が 10 ヵ月後に 3 兆個の体細胞にまで増殖するなかで、DNA によって作られ た遺伝子は全ての細胞に同じ受精卵から生まれた細胞であることを示すために全て同じ MHCⅠというタンパク情報を細胞に持たせます。従って自分の成分に対して自分の免疫が攻 撃しないようになっているのです。これが先天的免疫寛容です。 しかし人体に侵入しても増殖はしないが人体にとって有害である物質、つまりいわゆる 化学物質が侵入し排除できないときや、また生理学的には排除できても大量に侵入したた めに急に排除できなくなったときに、人体はどうするか?そのために人体には IgE 抗体を 作る能力が存在します。 化学物質は単独では小さすぎてタンパク質から構成されている免疫系には認識されないた めに、体内のタンパク質と結びついて初めて異物と認識されて免疫の働きが発動されるわ けです。IgE 抗体を作るためには T リンパ球の働きが必要です。この T リンパ球は異物を認 識する必要がありますが、この異物はタンパク質かもしくは、タンパク質と結びついた化 学物質でないと認識できないのです。従ってタンパク質と結びつきやすい化学物質は抗原 になりやすいわけです。 化学物質は、人体に摂取されるときに単一の化学物質として吸収されるのではなくて、様々 なタンパク質と結びついて取り込まれます。このようなタンパク質をキャリアタンパク質 といい、化学物質のほうをハプテンと呼びます。キャリアタンパク質と結びついたハプテ ンが、免疫にとって新しいタンパクと認識され、これがアレルゲンと認識されます。 異物である化学物質を皮膚から排泄する時はアトピ-性皮膚炎、鼻から化学物質を排除す るときはアレルギー性鼻炎、気管支から化学物質を排除するときは気管支喘息です。これ らはすべての化学物質から人体を守ろうとする働きであり、武器はすべて IgE 抗体が用い られます。 【これからの進むべき道】 ここで最新の理論が登場します。 免疫を抑えなければ必ず免疫寛容を起こし完治する。 2007 年京都大学の坂口志文教授が発見した制御性 T 細胞により証明されました。 (2012 年現在 大阪大学免疫学フロンティアセンター 実験免疫学・教授) 坂口先生は、 膠原病やアレルギーなどの免疫疾患の発症を抑制している制御性 T リンパ球、 つまり制御性 T リンパ球を発見し、その機能と分子的基礎も明らかにされました。 制御性 T 細胞の働きに期待しつつ、アトピー性皮膚炎に適切に対処し、免疫寛容を獲得す る近道はあるのか? それを、ご説明しようと思います。 【アトピー克服のための近道】は以下の通りです。 1. 免疫を抑制しない。 2. 制御性 T 細胞のはたらきにより免疫寛容を獲得する。 3. 免疫と関係のない皮膚の遺伝子を元に戻し、黒皮症や赤皮症や薄皮症を正常な皮膚に 戻す。 ところが、このままでは「かゆみ」が酷くなり苦しさは凄まじいものとなります。 この症状はいきなり襲ってくる場合もあり、精神的なパニックになります。 そのまま、ステロイドなどの治療に飛び込むことになりがちです。 免疫力を高く保持したまま、即時Ⅰ型アレルギーのつらい反応を断ち切ることは出来るの か? ⇒80.00%の確率で出来る 参考文献 ○「木材抽出成分高度利用推進委員会 成果報告書」(平成 23 年) 国会図書館に収蔵されどなたでも手続きをすれば閲覧できます。 ○『スギ葉精油のアトピー性皮膚炎に起因する「かゆみ」抑制効果の検証』 「アロマリサーチ」50 号 フレグランスジャーナル社刊 2012 Vol. 13/02 高野茂信・ 関江里子著 スギ葉精油を適切に使用することにより 好酸球・好中球の遊走を、濃度依存的に抑制する。 ヒスタミンの放出を濃度依存的に抑制する。 すなわち即時Ⅰ型アレルギーの発症機序を2か所で阻害することができる。 そのタイムラグは 10 分である。 (臨床的には成分を吸収する時間を含め 20 分以内) (動物実験の結果) この動物実験の成果をヒトの臨床試験に応用した結果 ヒト臨床試験で、塗布後 20 分以内に 80.00%の被験者が「有意な鎮痒効果」を見出した。 参考文献「平成23年・木材抽出成分高度利用推進委員会報告書」 免疫力を維持したまま免疫反応を断ち切るメリットは何か? ⇒制御性T細胞に正しい「抗原情報」を提示伝達(抗原提示)できる ⇒薬品により免疫を抑制しないので制御性T細胞が活発にはたらく ⇒最短2週間で免疫寛容を達成出来る(臨床例による) 今後、制御性T細胞の研究を通して免疫寛容を早期に達成できる薬品の開発が期待できる が、前提として制御性T細胞の必要とする正しい抗原提示をしなければならない。 この期間をステロイド、タクロリムス、免疫抑制剤のはたらきによらず、克服できるのか が問題となります。 繰り返しますが、免疫寛容を獲得するためには、免疫力を維持したまま一定期間を耐えな ければなりませんが、その期間を乗り切る方法としてスギ葉精油の利用は最もスマートな 方法です。 以上は、学会発表・講演などの機会に臨床試験の写真で検証していただくことが出来ます。 スギ葉精油は太古より北海道を除く日本列島にのみ生息し、一属一種として学名: Cryptomeria Japonica (クリプトメリア ヤポニカ)と呼称されています。森林での猟 を生業とする「マタギ」は数世代を森で生活を営み、スギ葉より蒸発する青葉アルコール を肺より多量に吸収し続けても健康に害が無いばかりか、長寿を全うされています。その スギ葉から水蒸気蒸留法により精油を抽出・加工し皮膚に塗布、または飲用することによ り生理活性を利用する安全なものです。 また、ご希望により 20 分以内に鎮痒効果が体感できるパッチテストが出来ますので、簡単 に 80.00%の鎮痒効果を期待できるグループに属するのか、そうでないかは簡単に体感して いただくことが出来ます。 ウェブサイトよりお申し込みください。 ステロイドフリー 検索 ⇒ ステロイドフリー・ネット公式サイト アトピー克服への道【Ⅱ】 ステロイドなどの薬剤を使用してはいけないのはなぜか? 髙野茂信 これまでの、ご説明でご理解いただけたように、アトピーは皮膚の細胞の問題ではない のです。アトピーは人体全体の免疫の問題であって、決して皮膚だけの問題ではないのに もかかわらず、ステロイド剤を皮膚に直接塗布して吸収させ体内の免疫反応を一時的に止 めることにより、見掛けの皮膚の症状を良くすると同時に、本来正しい皮膚の細胞をどん どん変性させ、ステロイド皮膚症を作り出していきます。さらに皮膚の崩壊を防ぎ炎症が 皮膚におよばないようにモクタールを皮膚に塗り付けることもします。 いわば皮膚の正常な遺伝子を一時的に異常にして炎症を起こらないようにできるわけで すが、そのために皮膚が薄くなりさらに赤黒くなってきます。見かけは炎症が抑えられて きれいに見えますがステロイドホルモンを使いすぎた人は黒い皮膚になっていきます。 ステロイドや抗アレルギー剤を用いてはいけないもっと重要な理由があります。それ はこのような免疫抑制剤を用いれば用いるほど免疫寛容が起こりにくくなるからです。 この免疫寛容が起こるためにも免疫の働きが必要なのです。この戦いを止めさせる命令を 出す働きが必要です。この働きを担うのは制御性(抑制)T細胞というリンパ球の一つで す。そして、このリンパ球から戦いを終結させる情報を持ったインターロイキン 10 や TGFβなどのサイトカインという生理活性物質が出ない限りは、永遠に戦いは終結しません。 ところが免疫抑制剤はこの制御性T細胞の遺伝子をも変え、インターロイキン 10 や TGFβを作る指令を担っている遺伝子の働きも止めてしまいます。従って免疫抑制剤で一時休 戦をさせて、見かけの症状を改善すればするほど、制御性T細胞の働きも抑制されて、さ らに根本治療から遠ざかるという結果になります。従ってステロイド剤や、抗アレルギー 剤の投与量が大量であればあるほどリバウンドが激しくなるだけではなく、制御性T細胞 の抑制が解除されるのに時間がかかり、その結果、免疫寛容が起こるのにそれだけ長い時 間がかかってしまいます。 リバウンドが激しくて耐えられなくなるためだけではなく、リバウンドが激しければ激 しいほど、制御性T細胞をそれだけ強く抑制して来ているので、制御性T細胞が目覚める までそれだけ時間がかかりすぎます。 さらに免疫系が未熟である乳幼児期からアトピーの為に、リンデロンのシロップや顆粒 を処方されてきた人はただ単に制御性T細胞が抑制されているのみならず、抑制Tリンパ 球そのものの働きが傷害されている可能性があります。ステロイド注射を喘息の治療で用 いられてきた人は、何回も何回もリバウンド現象を繰り返し、普通の生活が長期にわたっ てできないことがあります。治ったと思うと再び激しいリバウンドが起こることを繰り返 しいつまでもいつまでも IgE 抗体が減っては増えるという繰り返しを続け、免疫寛容が起 こりにくい人がいます。 このような異常が起こる理由は次のように考えられます。つまりあるアレルギーの免疫 系の働きを終結させる制御性T細胞の働きを、ステロイドや抗アレルギー剤が阻害してし まう現象があります。この意味でも乳幼児期にステロイドや抗アレルギー剤を使うことは 控えるべきです。 ステロイドや抗アレルギー剤は止めたらリバウンドが起こるから使ってはいけないという よりも、このように制御性T細胞を抑制するために根本治療が出来ない上に、抑制Tリン パ球自身の障害をももたらすことのほうが重大な問題になります。言いかえれば、免疫抑 制剤がアトピーを始めとするアレルギーを治すことが出来ない理由は、制御性T細胞も抑 制したり、障害したりするためであるのです。 ステロイドを使ってきた人は必ずリンパ球が減っています。言うまでもなく、ステロイ ドはリンパ球のエンドヌクレアーゼという酵素を増やして、リンパ球をアポトーシス(細 胞自殺)に追いやるのでリンパ球が減るのは当然のことです。このリンパ球の中に制御性 T 細胞が含まれているのですが、元来制御性 T 細胞はリンパ球の中でほんの数%だといわれ ています。ステロイドを用いることによってこの数少ない制御性 T 細胞も同じように減っ ているので、ステロイドを使ってきた人は免疫寛容になりにくいのです。 ここで制御性T細胞の様々な働きについて説明すると次のようになります。 風邪のウィルスに感染すると、そのウィルスを殺すために、免疫はそのウィルスに対する 抗体を作ってウィルスを排除し、退治し終わると風邪は治ります。治ってしまえばこのウ ィルスの抗体を作りつづける必要はありません。従って免疫の働きの中にはこの抗体を作 ることを止めさせる働きが内蔵されているのです。この働きを担うのが制御性T細胞です。 このTリンパ球が戦いを止めさせる指令が発令されて初めて、このウィルスに対する抗体 が作られなくなります。 このような働き以外に制御性 T 細胞は、排除できなくなるほど大量に入ってきた化学物 質と結びついて、免疫寛容を起こすのも制御性 T 細胞の働きです。 このような完治が簡単に生じるのは継続して異物が入らない場合です。この場合、IgE 抗体 は極めて簡単に化学物質と結びついて皮膚からその化学物質を排除してしまうからです。 それでは治りにくいアトピーはどのようなときに起こりえるのでしょうか? 継続して入る化学物質に対しては何回もアトピーの症状を出さざるを得ないのです。こ のときに初めて本格的なアトピーになります。 したがってアトピー性皮膚炎の症状が出たら、スギ葉精油を使用して痒みを取り去り、 極めて早期に制御性 T 細胞を活性化させるとともに、生活全般を注意深く化学物質を摂取 しない環境に置くことが大切です。スローライフこそが、最先端の学問領域と最も親和性 の高い解決方法ということが出来ます。ですから、アトピービジネスと批判されるような 高額なものは一切必要ありません。 誰でも IgE 抗体 を 100(IU/ml)くらいは持っています。つまり既に述べたように、IgE 抗 体が0の人はこの世には存在しません。つまり異物に対して IgE 抗体を作る能力を全ての 人に付与されています。従って異物を認識する免疫の能力の高い遺伝子を持っている人は、 濃度の極めて濃い多種多様の異物が体内に接触したり侵入すれば、それに対して大量の IgE 抗体を作るのです。従って、異物を認識する能力の高い優秀な人は IgE 抗体 を 100(IU/ml) 以上に作って異物を排除しようとする時に目に見える症状がでるわけです。 しかしステロイド剤、抗アレルギ-剤や抗ヒスタミン剤を使用してからだと、必ず一時 的に症状が悪化しリバウンド現象( 反跳現象、 禁断症状、離脱症状) が出現し、どんどん IgE 抗体が上昇していきます。IgE 抗体が上昇すればするほど、この IgE 抗体とアレルゲン との結びつきが増え、肥満細胞と結びつき、肥満細胞からヒスタミンが大量に放出され症 状も激しくなります。このリバウンド現象はそれまで使ってきたステロイドや抗アレルギ -剤の量に比例します。またどのようなステロイドや抗アレルギ-剤を使ったかにもより ます。 悪影響の大きい順に、ステロイド注射>ステロイド内服剤>抗アレルギ-内服剤>ステロ イド軟膏>抗アレルギ-剤>抗ヒスタミン剤や非ステロイド系の抗炎症剤の軟膏です。 ところで、ステロイドホルモンという薬は人体で必要な量だけ作られ、多くても少なく ても病気を引き起こします。人間が生きている状況に応じて、必要なときに必要でかつ充 分なタンパク質を作らせるので、このホルモンは多すぎても少なすぎても問題を起こしま す。 とりわけステロイドは先ほど述べたように、人体の 23000 個余りの遺伝子の 20%を占め る 6400 個の遺伝子の働きを ON にしたり OFF にしたりする遺伝子のスイッチの働きを担っ ていることが解明されてきました。異物が入ってきたときにこれを排除する働きを担う免 疫のタンパク質を作る遺伝子を免疫の遺伝子と呼ぶのですが、全ての人体に生まれたとき から組み込まれた存在です。 この絶対的に正しい遺伝子の命令によって作られたタンパク質の働きが炎症を起こし、人 間にとって耐えられない症状をもたらすので、この炎症を止めるために世界中で最もよく 使われるようになったのがステロイドホルモンです。 なぜ禁断症状が出るかと言えば、ステロイドや抗アレルギ-剤はリンパ球や他の免疫に かかわる細胞と結合して、それらの免疫細胞の遺伝子を変え免疫反応を一時的に抑制する だけですから、結合が切れると再び一挙に免疫反応を行い症状がひどくなります。ステロ イドや抗アレルギ-剤や抗ヒスタミン剤の使用が多ければ、それだけそのような薬剤に結 合しているリンパ球や免疫細胞が多いわけですから、多いぶんだけ薬を止めた時の免疫反 応が強くなるわけです。さらにステロイド自身が皮膚の細胞分裂を抑え皮膚を変性させス テロイド皮膚症という新たなる副作用を起こします。 体は正直ですから正しい反応であるアレルギー反応を抑制された分だけ記憶し、自分の 正常な免疫機能を取り戻す際にこの禁断症状がでます。免疫は記憶のシステムです。一度 出会った異物はリンパ球の遺伝子に刻印されているのです。言うまでもなく、一度かかっ た病気には二度とかからないために敵を記憶しておくというのが免疫、つまり疫(病気)か ら免れる(かからない)という意味です。一方正しい免疫反応を起こしているときに、無理 やり遺伝子を変えてその免疫反応を抑制されると、免疫の遺伝子を修復する作用が開始さ れ、変えられた分より一層強く敵を記憶し、遺伝子が修復されたときに一挙に強いアレル ギー反応、つまり禁断症状を起こしてしまうのです。しかしこの禁断症状を耐え切り、遺 伝子を修復しきった人だけがアトピーを完治させる資格を得るわけです。 これは、達成可能です。 臨床例の画像記録は学術講演などの限られた場でしか認められなくなりましたので、直接 下記宛てお申込み下さい。 [email protected] 髙野茂信 講演希望とお申し込みください。
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