大 王 や し - 台中日本人学校ホームページ

家庭、地域社会、学校を結ぶ情報通信
NO358
2006年(平成18年)4月10日発行
大 王 や し
発 行 所
台中日本人学校
電 話
2567−2079
FAX
2567−2085
e−mail
[email protected]
ホームページ http://myweb.hinet.net/home5/tjs97/
校長室より
校 長
松 井 幹 夫
1.2006年度(平成18年度)の船出にあたって
本日4月10日(月)
、4名の転入生を迎え、新しい年度が始まりました。
昨年度に引き続き、
『生きる力と国際感覚並びに国際性を身につけた、心身ともに健全な子どもの育成を図
ること』を教育目標に掲げ、
「めざす子ども像」を次のように設定しました。
(1)自分で考え、判断し、行動する子ども
(2)自ら進んで学び、工夫する子ども
(3)いたわりと優しさをもつ子ども
(4)心身の健康に心がけ、自ら進んで運動やスポーツに親しむ子ども
(5)美しいものに感動し、豊かな表現力と想像力をもつ子ども
(6)台湾と日本の生活や文化を学びつつ、外国のことを進んで理解する子ども
また、
「めざす学校像」を次のように設定しました。
★ 『明るく・楽しく・健やかに』をモットーに、笑顔で通える学校
★ 『夢と愛』のあふれる元気な学校
★ 子どもの個性の伸長を図り、学ぶ喜びと意欲をはぐくむ学校
★ 子どもの理解に努め、
「安全・安心」で心の居場所となる楽しい学校
★ 子どもの夢と希望への歩みに、支援と援助のできる学校
★ PTA、地域の人々、日本人社会に開かれた信頼と魅力のある学校
★ 日本や台湾をはじめ諸外国の文化を理解し、外国の子どもと友好を深める学校
★ 社会の変化や時代の進展に対応できる「生きる力」をはぐくむ学校
を目指し、教育を推進していきます。
私たち教師には、学校という集団生活の特質を生かし、共に学ぶ喜び、楽しさを実感させながら確かな学力
を身につけさせることが求められています。そこで、教職員が一丸となり、子どもたち一人ひとりへのきめ細
かい指導の充実を図ってまいります。
このような教育活動を積極的に推進していくためには、学校運営委員会の力をお借りしながら、学校と家庭
と力を合わせて、子どもたちの教育を進めなければなりません。
本年度も本校のさまざまな教育活動に対して、今後とも、皆様の一層のご理解とご協力をよろしくお願いい
たします。
2.ようこそ、新入生のみなさん ご入学おめでとうございます。
明日4月11日(火)は、本校小学部と中学部の合同入学式です。小学部20名、中学部10名の新しい仲間
が台中日本人学校に加わります。小学部の新入生は、小学校生活に多くの戸惑いを感じながらも元気一杯で入
学してまいります。たくさんの友だちを作って『なかよく』
、身体に気を付けて『元気に』
、どんなこともやっ
てみようと『頑張る』子どもになってほしいと願っています。中学部の新入生は、本校小学部卒業生9名に新
しい仲間1名を加えての10名で、後期義務教育のスタートを切ります。中学生時代は人生のうちで精神的に
も肉体的にも最も柔軟な時代です。そこで、教師が大きな夢と希望を胸に入学してきた生徒たちを精一杯受け
止め、生徒と一体となった活動を通し、本校教育目標の具現化に尽力いたします。
また、台中日本人学校が新入生にとって、
「だれもが安心で安全に過ごせる場所、勉強する場所」となるよ
う努力いたします。
3.新しく4名の教職員が加わりました。
4名の派遣教員が、文部科学省から辞令を受け、赴任してまいりました。台中日本人学校での勤務に使命感・
責任感・教育愛を心に秘め、大きな夢・希望を胸に、着任されました。
「子どもから慕われ、信頼される教師」
「時には厳しさを発揮し、授業で勝負できる教師」
「子どもたちの期待に応える教師」
「目の前にいる子どもた
ちの教育をどうするか考え、実践する教師」として、運営委員会・保護者の方々の熱き思いに応えられるよう
教育活動に邁進いたします。
新しい先生を紹介します
天野 京子(あまの
きょうこ)
はじめまして、天野京子です。埼玉県から家族4人で参りました。出身も埼玉なので、今まで他の地で暮ら
したことがありませんでしたが、このほど縁あって台湾に来ることとなりました。私の教師生活の中で、この
ように見るもの聞くもの何もかもが新鮮で、わくわくするような思いをしているのは、新任以来ではないでし
ょうか。早くこの土地に慣れて、みなさんと一緒に楽しく学習していきたいと思っております。どうぞよろし
くお願い致します。
上田 陽一郎(うえだ
よういちろう)
台中日本人学校のみなさん、はじめまして。神話の国、島根県からきました上田陽一郎です。妻と子ども2
人でやって参りました。今年は教員になって11年目となり、また新たな気持ちでがんばっていきたいと思っ
ています。これまでは中学校で英語を担当してきましたが、こちらの学校では小学生の皆さんとも一緒に学習
できると聞いており、とても楽しみにしております。
私は新しい生活を始める人に「おめでとう」と言う言葉をプレゼントしています。それは5つのメッセージ
の頭文字をとったものです。私もこの「おめでとう」を皆さんにも贈るとともに、自分の新たな生活のスター
トへの目標にしたいと思います。
至らぬ点も多々あると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
お おきな声で、あいさつ・返事 ○
め を見て話を聞こう
○
で かける時は余裕を持って ○
と もだちをたくさんつくろう
○
う まくいかないときは相談しよう
○
小寺山
道久(こてらやま
みちひさ)
皆さんはじめまして
兵庫県尼崎市からきました小寺山道久と申します。赴任先が台湾と決まった日からこの日を心待ちにしていま
した。あたたかい(熱い?)気候の下、毎日子どもたちといい汗をかきたいなあと思っています。
海外から日本を見ると皆さんはどのように感じますか?
素晴らしい国?
憧れの国?
それともいやな
国? 台湾の人々から見た日本は? 私たち日本人から見た台湾、あるいは台湾の人は? 私にはとても興味
があります。
私の夢は、世界の人々との架け橋になることです。そのためには、先ほど書いた疑問について考えていく必
要がありそうです。
また、台中日本人学校や台湾の人々、そして尼崎の子どもたちとも交流ができれば、少しは夢に近づくこと
ができるでしょうか。本当に、みなさんと過ごす日々が楽しみです。
とりあえずは、トロピカルフルーツにありつくことにしましょう。
六平
亘(むさか
わたる)
はじめまして、六平亘と申します。台中の子どもたちに会えるのをとても楽しみにしながら、埼玉県越谷市
立大相模小学校から赴任して参りました。これから始まる台中での新生活に胸が高鳴っています。
台中は気候が比較的穏やかで、大都市でありながら環境にも恵まれた暮らしやすいところと伺っております。
そのような魅力的な教育環境の中で、子どもたちとともに大いに学び、大いに楽しみたいと思います。
これまでの経験を生かしながら、児童・生徒が心から安心し、笑顔あふれる学校生活を送ることができるよ
う努力していきたいと考えています。至らぬ点も多々あるかと思いますが、明るさとパワーでがんばります。
どうぞよろしくお願いいたします。
窓
3月17日(金)
◎修了式
年度のまとめ、修了式が行われました。各学年の代表が校長先生から修了証書を受け取り、学年の課程を修
了することができました。また小学部、中学部の代表児童・生徒が1年間のまとめの作文を発表し、早くも次
年度に向けた意識を持つことができました。
◎離任式
修了式後、離任式が行われました。今年度までお世話になった、5名の先生方を送り出すことになりました。
全校の児童・生徒たちは寂しさを感じながらも大好きな先生方としっかりしたお別れをすることができました。
5名の先生方、ありがとうございました。
小学部児童数・中学部生徒数
【小学部】
【中学部】
1年生
20 名
1年生
10 名
2年生
18 名
2年生
11 名
3年生
22 名
3年生
8 名
4年生
15 名
中学部合計
5年生
16 名
6年生
14 名
小学部合計
105名
小学部・中学部
合
計
134名
29名