王毅: 中国側は、かつて米艦に乗り南沙を奪還しに行った 2015 年 06 月

王毅: 中国側は、かつて米艦に乗り南沙を奪還しに行った
2015 年 06 月 29 日 08:43
国際在線
新京報報道
http://msn.people.com.cn/world/n/2015/0629/c364771-27222197.html
昨日、王毅外相は、第 4 回世界平和フォーラムに出席し南シナ海問題に関す
る質疑に回答した際、全面的に中国側の立場を詳述した。
王毅は、いくつかの最も基本的な事実を説明した。
一、中国は、南沙諸島を最も早く発見し、使用し、かつ、管轄した国である。伝統的な国
際法から言って、中国は、南沙諸島の主権に対し十分な法理及び事実的根拠を有している。
二、第二次世界大戦の終了後、中国政府は、「カイロ宣言」及び「ポツダム宣言」等の一連
の国際条約及び合意に基づき、法により、かつ、公開して南沙諸島を奪還した。中国とア
中国とア
メリカとは当時
メリカとは当時、同盟国であり、中国側の人員は、かつて
同盟国であり、中国側の人員は、かつてアメリカの
員は、かつてアメリカの軍艦に乗って
アメリカの軍艦に乗って南沙諸
軍艦に乗って南沙諸
島を奪還した。この点について、アメリカ側の友人は、はっきりと分かっているはずだ。
島を奪還した。
三、前世紀 60 年代まで、国際社会は、南シナ海沿岸国を含め、中国の南沙諸島に対する主
権について異議を提起したことがなく、現在声をあげている国も、外交口上書及び公開出
版された地図等の方式により南沙諸島が中国の領土であることを承認又は黙認してきた。
後になって、誰もが知るところの中国国内の原因、及び南シナ海で石油が発見されたとの
言説により、一部の国が中国の島嶼を蚕食及び侵奪しはじめた。中国は、南シナ海の問題
において、実際のところ最大の被害者である。
四、中国政府は、一貫して平和的な方法により南シナ海問題を解決する旨を堅持しており、
歴史的事実を尊重することを基礎として、国際法に基づき、直接の当事国間における話し
合いを通じて交渉することを主張し続けている。これは、中国と ASEAN10 か国が締結し
た「南シナ海における関係国の行動宣言」の規定でもあり、適切な解決を求める方法であ
る。この立場は、今後も変わることはない。
五、中国が最近実施しはじめた一部の必要な建設は、主として、島嶼における人員の仕事
及び生活条件を改善するためのものである。また、大国として、中国は、国際社会に対し
公共財を提供し、これらの施設の民用機能を発揮することを通じて国際社会に幸福をもた
らす必要もある。中国が自らの島嶼上で必要な建設をすることと、一部の国が侵奪した中
国の島嶼上で施設の拡大建設をすることとは、性質の全く異なる 2 つの問題である。
六、中国側の南沙諸島における立場は、中国の歴代政府が堅持してきたところであり、理
論は一貫している。我々も当然これを変えることはない。中国の南沙諸島の主権に対する
要求は、拡大してはいないけれども、決して縮小することもない。そうでなければ、我々
は、先人及び前の世代に顔向けができない。同時に、あのような中国の領土主権及び権益
を蚕食及び侵犯する現象も、続けさせることはできない。なぜなら、そうすることで我々
は子孫や後の世代に対し申し開きができなくなるからだ。
王毅は、次のように強調した。「この問題において、我々には確固とした信念があり、同時
に、十分な能力も備えている。我々は、引き続き、人情・道理に合い、かつ、適法な方法
により我々の南沙における正当な権益を適切に維持保護する。我々は、また、引き続き
ASEAN 国家と共に、協力を通じて南シナ海の平和・安定を適切に維持保護し、各国が国際
法に基づき享有する国際航行及び飛行の自由を適切に維持保護するだろう」。
文章出典:新京報