く! 行 が 隊 力 協 し こ 地域お 地域おこし協力隊の2人が金山での体験した活動、新しい魅力・発見を紹介します! ▼地域おこし協力隊ブログ公開中 菅谷隊員:http://sugaya-kaneyama.tumblr.com/ 栗田隊員:http://kaneyamanokyouryokutai.blogspot.jp/ 前回の記事︵広報かねやま1 月号︶で﹁私は起業するために 金山町に来ました﹂と書いたと ころ、仕事中にお会いした方に 笑顔で﹁生意気だな﹂なんて言 わ れ て し ま い、﹁ど ん な 事 を や りたいんだ?﹂と聞かれる機会 がありました。 一つ目に﹁どこでもドア 農 + 業﹂というアイディアから﹁農 ﹂︵の う の う︶と い う 事 know 業を始めました。家庭菜園程度 の農業を通して都市部の方との 交流を促進する事業です。 来 年 度 は 試 験 期 間 と し て 私 が 農 業 を 勉 強 し な が ら﹁農 ﹂の 仕 組 み を 実 施・検 証 know し て い き ま す。﹁詳 し く 話 し が ■ 今 月 の菅谷 隊員 起業仲間の村上惇希さんと(右) かんじきで山を歩く 栗田さん(右)、 イタヤカエデに穴を 開ける栗田隊員(中)、 樹液を採取する様子(左) 私は、先月から杉沢の﹃暮ら し考房﹄の栗田和則さんの樹液 ■ 今 月 の栗田 隊員 聞 い て み た い﹂ ﹁協 力 し て 頂 け る﹂という方がおりましたらぜ ひご連絡下さい。お待ちしてい ます。 町内を周り家庭菜園を調査 採取に同行し、その様子を記録 する活動をしています。気温の 寒暖差が大きくなる2∼3月の 時期にとれる樹液は、杉沢に古 くから﹁二月泣きイタヤ﹂とい う言葉で伝えられてきました ︵当時は旧暦︶。和則さんは採取 用の道具やポリタンクを背負い、 雪崩や斜面からの滑落に気をつ けながら進みます。 私は初めて履いたかんじきで、 ついていくのが精いっぱいでし たが、着いた先で一本のカエデ の採取用の穴あけを任せてもら いました。ゆっくりと手回しの ドリルで幹に穴をあけると﹁二 月泣きイタヤ﹂の言葉そのまま に、涙のように、樹液が零れる 様子に私まで泣きそうになって しまいました。 和 則 さ ん は、木 一 本 に つ き、 採取用の穴は一つ、とルールを 定めて採取を行っています。自 然に無理をさせず、謙虚に自然 と付き合う姿に、私は深く感動 を覚えました。 間もなく季節が変わると、樹 液はメープルシロップや清涼飲 料水として、手に取ることがで きるようになります。機会があ りましたら、金山の自然と、共 に暮らす人との昔ながらの在り 方に思いを馳せてみてください。 10 かねやま 2015/4月号 広報
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