「伊達市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例（案）」【概要版】１条例制定の背景について現在、国が平成27年４月の施行に向けて準備を進めている「子ども・子育て支援新制度」（以下「新制度」という。）では、保護者の申請を受けた市が客観的基準に基づき、保育の必要性を認定した上で、給付を支給する仕組みとなります。認定区分保育必要量主に利用する施設・事業－幼稚園・認定こども園１号認定（教育標準時間認定）２号認定保育標準時間（保育認定・満３歳以上）３号認定保育所・認定こども園保育短時間保育標準時間（保育認定・満３歳未満）保育所・認定こども園・地域型保育事業保育短時間市が条例で定める基準については、国の基準（従うべき基準／参酌すべき基準）を踏まえて制定する必要があります。国保育の必要準以下のいずれかの事由に該当すること。性の認定に ※ 係る事由基区分保育することができる場合、その優先度を調整することが可能。１就労フルタイムのほか、パートタイム、夜間など基本的にすべての就労に対応（一時預かりで対応可能な短時間の就労は除く）。居宅内の労働（自営業、在宅勤務等）を含む。２妊娠・出産３保護者の疾病、障害４同居又は長期入院等している親族の介護・看護兄弟姉妹の小児慢性疾患に伴う看護など、同居又は長期入院・入所している親族の常時の介護、看護。５災害復旧６求職活動起業準備を含む -1- 本市の考え方従うべき国の基準どおり保護者本人の事由により判断することを基本基準とするが、同居の親族その他の者が当該児童を基準に対する７就学職業訓練校等における職業訓練含む８虐待やＤＶのおそれがあること９育児休業取得時に、既に保育を利用している子どもがいて継続利用が必要であること 10 その他、上記に類する状態として市町村が認める場合保育の必要保育標準時間量の区分１日11時間までの利用従うべき国の基準どおり１か月当たり平均275時間基準（最大292時間、最低212時間）保育短時間１日８時間までの利用国の基準どおり１か月当たり平均200時間とし、就労時間（最大212時間）の下限について就労時間に係る下限の設定は、１か月当た１か月当たり48時間以上64時り64時間とする間以下の範囲で、市町村が地域の就労実態等を考慮して定める優先利用優先事項の例示については、以下のとおり（実参酌すべ施主体である市町村で、それぞれ検討･運用）国の基準どおりき基準１ひとり親家庭（母子及び寡婦福祉法による配慮）２生活保護世帯（就労による自立支援につながる場合等）３生計中心者の失業等により、就労の必要性が高い場合４虐待やＤＶのおそれがある場合など社会的養護が必要な場合(児童虐待防止法による配慮) ５子どもが障害を有する場合６産休および育児休業明け７兄弟姉妹（多胎児を含む）が同一の保育所等の利用を希望する場合８地域型保育事業等の卒園予定児童９その他市町村が定める事由【市の独自基準等】項目保育の必要量の区分内容本市における保育短時間の就労下限時間は、64時間以上とする理由本市では、現行においても１か月の就労時間の下限を64時間以上と設定しているため。 -2- 等 -3-