戦争と自然保護 ・沼田 このテーマでまず思い出すのは 、一 九七二年の国連人間環境会議のときの 演説である 。 ス卜ロング事務局長の挨拶のあと 、 の催奇性についても述べられている。 さらに原子爆弾 、生物・化学兵器のも たらす破壊力、近代兵器の致死作用の 忘れがたい 。平和論が説かれ、平和運 動や平和教育が唱えられているのに 、 八二年の報告をはるかに越えたハイテ と多国籍軍の戦争をみると 、右の一九 どをさ せられていたが、その木枠や壁 戦時中に応召して燃料貯蔵庫作りな れ、一 O年前で九六ヵ国が加盟してい の協定については一九 二五年に採択さ いる 。たとえば生 物・化学兵器の 禁止 限に関する条約が一 O いく つも載って 近代兵器については 、今 回のイラク 有史以来一 O年と平和が続いたことは ク戦争になっていることは周知の通り である 。この 本には 、軍縮や軍備の制 強度などについても数字をあげてい る。 ないといわれる 。人聞は本質的に好戦 の開催に 尽力した のちに暗殺された) を主催し 、 ストックホルムでの本会議 面用のために、国有林も民有林も軍の るが、戦争の進行に伴って当事国がこ 的な動物だという感を禁じ得ない 。 の講演があった。彼は、﹁戦争こそが これが戦後の拡大造林の背景になって 命令で無造作に伐りまくられていた。 スウェーデンのパルメ首相(準備会議 軍事優先の考え方を改めなければなら れを破る気になれば一片の紙切れに 最大の環境破壊で 、世界各国は今 こそ いるともいえよう。 時ベトナムに軍を送っていたアメリカ おいてのみ可能である﹂と述べた 。当 環境計画 (UNEP) で政府閉会議が 当たる一九八二年には ナイロビの国連 ストックホルム会議から一 O年目に られている。 も第三章が﹁軍事活動と環境﹂にあて れた﹁地球環境の諸問題﹂という本で ない 。環境問題の解決は平和な世界に はだい ぶ憤慨して、一時スウェ ーデン 界の環境一九七二 j 一九八二﹂の準備 行われた 。そのときに配布された﹁世 、 この膨大な軍事費を環境問題 大き く の中での軍事費の占める割合は非常に この本の第二ハ章(平和と安全保障) ロビに滞在して原稿の一部を書いた り、意見を述べたりしたことがある 。 のため、一九八一年に一ヵ月ほど ナイ スウェーデンによって提案された﹁軍 う提言がなされた。また、メ キシコと くなれば 、人間環境は改善されるとい 一九八二年のナイ ロビ 会 議 の 中 で また、同じ年に UNEPから刊行さ 駐在大使を引き上げるという噂さえ なってしまう 。 あったほどであった。各国の政府支 出 の解決にふりむけるべきだといった議 の中に﹁戦争の環境影響﹂という節が 戦時中の日本は、沖縄では地上戦も あり、その 中には 、南ベト ナムでの除 備と環境﹂に関する決議案は UNEP は、戦争の脅威と軍備による浪費がな 論が非常に印象に残っている 。 あったし、本土での B mの空襲や戦闘 環境に対する大きな脅威となっている 常任理事会で採択された 。その決議は、 のは世界戦争の可能性であり、この一 ローブ林が全滅、さらに一五000平 方キロが被害を受け 、砲弾によって数 くの難民と大きな環境破壊をもたらし 0年間の局地的な武力衝突でさえ、多 草剤散布で一五O O平方キロのマング の千葉市の空襲では私も父を亡くし、 かれている。また、ダイオ キシンなど 十万ヘクタールが破壊されたことが書 機による銃撃はしばしばで 、 いずれも 家を焼かれた。火葬場のわきに数十人 私は経験を持っている 。終戦一ヵ月前 単位で死体を積み上げてあった光景は 4 自然保護 1 9 9 1 . 4 .No. 3 4 7 員 ﹄ たことを指摘している 。 一九四五年か O の内 ら七九年の聞に八一ヵ国で二 ニ クウェート沿岸の原油流出の影響も 不完全な形での回復が期待されるにす 生態系は、 二O年 、三O年たっても 、 戦争はまさに自然保護の最大の敵で ぎないであろう 。 あり、自然に 配慮しながら戦争をする 徐々に明らかになってくるだろうが、 プランクトン 、海藻 、底生生物などへ 中 ・陸上および両者をつなぐ生態系に などということはありえない 。 乱または地域紛争があり、広範囲の被 影響を与えるだろう 。 いくつもの原油 ・この原稿は 、湾岸戦争終結前に書か れたも の被害は 、食物連鎖などを通して 、海 運び出し施設があり 、小規模な原油流 害と破壊が生じたという 。 ところで、最近の話題はもっぱら中 出は今までにもたびたびあったという のです。 │J会長 ) ぬまたまこと・NACS ( 東地域の湾岸戦争である。大量の原油 ことなので 、 その陸域と水域を含めた 類、鳥類、毘虫などがた くさん住んで いる 。イスラエルとエジプトの戦争の もちろん陸上の砂漠地帯にも艇虫 も、陸域と水域の移行帯(エコ卜 l ン) はこ とに重要である 。 その中に住むエピや小魚などにとって 遠浅の海岸に生育するマングローブ 、 ます 。当初 一千万バレルを越える過去 きりした関係があることがわかってい とその広がりとの間には、かなりはっ らいの薄い層になります 。油の流出量 れる 、表面でキラッと光って見える く 膜状にな り、さら にはスリ ックと呼ば ││流れ出した原油は、初めは厚い油 流出しましたが、原油が海に流れ出すと どのようなことが起こるのでしょうか 。 な微生物を加えることが有効だという 油の分解を助けるために 、 このよう 浮き上がり 、海岸などに打ち上げられ ます 。 これがオイルボ l ルです 。 でできた 二酸化炭素ガスによって再び やがて微生物に分解されるとその過程 ンの死骸などに吸着 さ れ分解されま す。 そして約六O %の重い成分は海底 に沈んでゆきます 。この沈んだ成分も 、 湾岸戦争でペルシア湾に大量の原油が ) -インタビュー西村肇(東京大学工学部教俊一 油汚染の 自然界への影響 が流出し、それがクウェ ート中部から サウジアラビアへとペルシア湾岸ぞい に南下している 。人間にとっての大問 題はその原油の流れが海水淡水化施設 の取水口に接近することであり 、目下 オイルフェンスを何重にも張ったり 、 原油の帯を可能な限り吸い上げる努力 ゴン 、 さらにアオウミガメのように産 がなされている 。海の中で くらすジュ あと、戦車がゴロゴロころがっている 最大量の原油が流出したという推定も こともわかっています 。ペルシア湾の 、 ちに約二O %の成分は蒸発、約二O % の比較的軽い成分は水中のプランク ト いますから 、流出して広がってゆくう 原油にはいろいろな成分が混ざって シナイ半島の砂漠で 、 そこに生活する ありましたが 、油の広がり方からみて 気温が高 く、海が浅いというのは分解 ルと推定されたようです 。 生き物を観察したことがあるが 、陸上 そんなに多 く ないことはこれまでの デ lタか らわかっていました 。湾岸諸 を進める点では都合がいいでしょう 。 卵のため海岸の砂地に上がるものや 、 の生き物も、ざん濠掘り ・砲撃・戦車 国の原油流出対策専門家会議でも 、二 ••• やがて微生物巳よって 分解され、炭厳ガスガ出 浮上。方イルボールとして溜岸 !と打ぢ..tがる. の層となっていますが広がるに従って また 、火をつけられた多 く の油井から 月末で の残留量は百万か ら二 百万パレ 水中に伍猷し、ブランクトン の死がいなどに吸着され、微 生物ガ分解(約 2 0 % ) 溜底!こ嘗積 ( 約6 0 9 6 ) 1 9 91 . 4 .No. 3 4 7 自然保護 5 などによって被害を受けたであろう 。 排出される窒素酸化物による酸性雨な ども心配されている 。 蕪発(約2 0 9 6 ) 区~\Y~ I 一昨年アラスカ湾でおきたタンカーの 座礁事故では、多くの海鳥やラ ッコが死 亡しています 。 ベルシア湾でも流出した てきます 。 生態系が異なれば人間への影響も違っ しょう。残念ながら、今の日本の技術 のほうがよほど技術をもっているで 鳥たちの無惨な姿だったのである。 れまでめったにお目にかかれなかった やシロエリオオハムなど島根県ではこ なって 打ち上げ られており、頭の部分 そのほとんどが油の黒いかたまりと で役に立つことはたいしてないと思い の油を取り除きくちばしを出してみて ます。水産庁が近年予算をつけて民間 のアセスメント会社に委託をしたよう やっと種の確認ができるといったひど 湾岸戦争は一応の終結を見ましたが、 ですが、出されたレポートは私たちの 原油による生態系への被害が心配されて いますが 。 今後、日本として流出した原油の回収な 研究会ですでに調べられたようなこと いものであった。出雲市から多伎 町に か。 ばかりだったようです 。 ど対策に寄与できることはないでしょう ││これまで圏内でもたびたび油の流 き物が油まみれになったり臭いがつい 出があり、私たちの研究会でも研究が ーー一般的な生物への影響として、生 てしまうというようなものだけでな 行われました。今回流出量の推定の元 す。油が広がった全体の面積か りすれ になされた研究によってわかっていた となったデ lタもすでに一九七0年代 剣に考えなければならない分野といえる 事故の対策抜術の確立などは 、もっと真 している固であればこそ 、せめて油流出 日本のように多くの資源を海外に依存 地調査を含めた実態調査を行い、被害 県内の研究機関や行政に働きかけ、現 原油にまみれたペルシャウのあわれ およぼすものか、島根県沖で起きた事 が海鳥にとってどれほど深刻な影響を 取 ・兵 庫 ・福井の各県にまで広がり、 漁業に約九千万円の被害をもたらし た。漁業被害はその後北に広がり 、鳥 打ち上げられ、イワノリや定置網等の の後県内各地の海岸にタl ル状 の油が 位置する仁摩町の海岸に漂着した。そ たのは一月三日で、島根県の中央部に まず最初に油のかたまりが見つかっ た 。 の全容把握に努めることにした 。その ことの重大さに気づいた私たちは、 の一部をつかむことができた。 まなく調査してみて、やっとその実態 ば一部分ではありますが、油が海底に ものです。しかし、政府の対応はにぶ のでしょうね 。 かけて広がる約一五 回 の砂質海岸をく して底泥に蓄積されるものもありま く、長期的に残留し、発ガン性物質と 沈んでしまったところではそこにいる く、油の分解に有効な微生物の 判別 や 結果次のような事実が明らかになっ 今回ペルシア湾で流出した油のうち のは数多くあるのに、実用できる状態 3 生き物は逃れようがありません 。 方法など実験段階で解決されているも 今日はどうもありがとうございまし た。 スリックになったものでも、分解され になっていない。海外の石油関連企業 油汚染と海鳥被害 るのに必要な時間は、条件によって数 日から一年以上までさまざまだと思い ます。多くの生き物がなんらかの影響 原油流出があったのは、ペルシア湾で -佐藤仁志 │島根県沖の場合 │ を受けることと思います。ただ、今回 も生物の面からみるとまずしいところ の原油積み出し施設があり、規模は違 な姿がブラウン管に映し出された時 、 一月末にはほぼ終息した。 であったのではないでしょうか。多く いますが常に油の流出は起きていたよ 件をもとに紹介してみよう。 やアメ リカ のチェサピ l ク湾などでの れている海ですから、日本の瀬戸内海 り、場合によっては生物種の存続に重 私たちの身近なところでも起こってお れなかった。油汚染による海鳥被害は 海鳥のしかぱねを思い出さずにはいら てみて驚いた。そこで見たのはウトウ なにか変だなと思い現地調査に出かけ じていたが 、どうもょうすがおかしい。 よりウミ 、 不コが被害を受けていると報 に起きた。当初マスコミは油の漂着に 今回の方がはるかに甚大で深刻なもの なるのは、海鳥に対する影響であり、 いる。しかしこの時と大きく状況が異 時の方がかなり多かったと伝えられて 七二年一二月にもあり、量的にはこの 島根県内への油の大量漂着は、一九 に打ち上げられた、おびただしい数の 以前島根県の海岸に油のかたまりと共 影響とは異なるものになると思いま 大な影響をおよぼしかねない。油汚染 この悲惨なでき事は一九八六年一月 ており、海水の循環も遅く砂漠に固ま うです。また、チグリス 川 からも離れ はどこでも同じですが、それを受ける す。油が流れ出したときに起こること 6 自然保護 1 9 9 1 . 4. No. 3 4 7 であったことである。驚いたことに被 みに 政 るあ の とっ 対 、た 応 直鳥 状 接の 況 のう 等 被ち に 害七 つ と∼ い い八 て っ割 の てが 問 も、 題 、北 点 全海 も 身 い 害 く 一 つ をつ 油か に浮 汚か 染び さ上 れが たっ 場て 合き とた 羽。 毛そ のの 一殖 部し を汚染された場合、油を飲み込んだ場合 道 や 東 北 地 方 の 一 部 の 島 で し か 繁 はい 、ウ こト のウ よで う、 な確 大認 規し 模た で個 深体 刻だ なけ 鳥で 類も 被 な 害について国など行政機関の調査体た 制 一 三 二 六 羽 を 数 え た 。 次 い で 多 か っ がま三 った九 くとの 言っミ ていズ いほ類 ど整、 備さの れ の 以は 上島一 根県羽 沖でウ 五年ス 前にメ 起きで た油こ 汚 ていない点である。このような被害調 中事 に件 はと カ海 ン鳥 ム被 リ害 ウに ミつ スい ズて メ紹 や介 マし ダた ラウ 染 査ス をズ こメ のも 時含 きま ちれ んて とい やた っ。 てま いた れマ ばス 、コ 現 ミ が 、わ が国 近海 だけ でも 油に よる 汚染 在 ミ環 で境 ウ庁 ミな ネど コが や行 ウお ミう ウとし 報て じい らる れ、 てベ い は驚くほど多い。油濁被害救済基金の ル たシ もア の湾 のの 多環 く境 は保 、全 ミ対 ツ策 ユに ビも カ応 モ用 メで やき シ 認定を受けたものだけでも昭和六〇年 た ロの エで リは オな オい バか ムと で思 あわ りれ 、る ト。 ウま ゾた ク、 カ油 モ 度四染 九件れ 、六鳥 一年へ 度三救 六件対 にも等 のぼ徹 る。 で メ汚 の姿さ も見た られ類 た。の この護 よう策 に島の 根県 海も 鳥不 救十 護分 対で 策あ はっ もた と。 よ現 りに 、環 油境 汚庁 染か にら つ 底 内 で は め っ た に 見 ら れ な い 鳥 た ち を 中 いてトータルな環境保全対策の一刻も 示 心さ にれ 約た 二、 〇① 種中 の性 鳥の 類洗 が剤 被で 害油 をを 受拭 けき た取 こ 早い小 確立粉 が望ま まれす る。ワラを敷いた囲いに入れて電気熱で一∼二昼夜保温す る と② が明麦 らかを となぶ った③ 。 ︵さとうひとし・NACS−J自然観察 指際 導ど 員れ 、だ 出け 雲の 市数 在の 住鳥 ︶たちが被害を 実 受けたかについては定かではないが、 少 今な 回く のと 戦も 争ウ でト はウ 、に 原つ 油い のて 流は 出か やな 油り 井深 炎 刻の でよ あう っな た意 と図 推的 測な さ環 れ境 る破 。壊 そや れ、 は戦 漂争 着の 上 した個体の中に、調査のため北海道あ のっ 結 果 と し て の さ ま ざ ま な 環 境 破 壊 が 天。 売こ 島れ やは 宮、 城今 県後 の私 足た 島ち でだ 標け 識で 放な 鳥く さ次 れの た た個体が一る 二世 羽代 もへ みの つ大 かき っな た負 こ担 とに やな 、る 時 代 を 生 き 鳥と 取だ やろ 兵う 庫。 県の海岸にも多くのウトウ こ が漂着したという新聞報道からも推察 戦き 闘る 機。 にち よな るみ 爆に 撃標 は識 生放 々鳥 しさ くれ テた レウ ビト に で 映し出されながらも、原油流出の程 実度 状な ウ の 回 収 率 は 全 放 鳥 数 の 一 ・ 一 % どあ にる つか いら て、 は仮 誤に 報生 も息 あ数 っを た二 し〇 、万 情羽 報と が流 で されないこともあった。島根県で害 のを 例の す れ ば 、 一 万 羽 以 上 の ウ ト ウ が 被 よけ うた にこ 、と あの るな 地る 域。 の最 事近 故の が報 思道 いで もは よ天 らな 受 い 売結 畠果 でを オ引 オき セ起 グこ ロす カこ モと メも があ 増り 大、 しベ 問ル 題シ ア に湾 なで っの て問 い題 るに と関 のし 記て 事も も的 あ確 っで た広 が範 、な も情 報に し か基 しづ たく ら分 、析 はと る対 か処 遠が 距望 離ま でれ 起る こ。 ったこの事件い が。 関連しているのかもしれな ︵NACS−J編集部︶ たくさんの海鳥が流れついた海岸 死んで打ち上がったウトウ 油による海鳥への被害実態を調べて 況 岸 漂 を 個 な て を や 下 れ 込 あ る い体 て が を 着 解 ど 羽 起 、 な た み る 。 てが も 異 調 剖 そ 毛 こ 油 ど 。 や タ は腸 お な 査 多 し れ が し の に 羽 汚 ー 不ま お る し く て ぞ ほ て 羽 よ づ 染 ル 明で い よ て な 調 れ と い 毛 り く さ に な油 に う み っ べ の ん た 付 死 ろ れ よ 点が 心 に る た ケ ど 。 着 亡 い た る がま 配 思 。 と ー 汚 ま す に 餌 二 多わ さ 、 こ ス れ た よ る と に 次 いっ れ れ 日 の ろ に て 採 る 例 も よ 的 がて る た が 被 、 よ い 餌 保 も る な 、お と 。 た 害 八 り な 能 温 多 う 影 被 発り こ 実 つ 鳥 割 被 力 効 い 油 響 害 ガ腸 ろ 際 に 三 以 害 個 果 と の 等 に ン閉 で に つ 〇 上 体 低 の 思 飲 に つ 性塞 あ 海 れ 羽 の 状 の 下 低 わ み つ い の るし を ム て とま 食 を いっ べ 放 るた 鳥 よ事 し 救例 う た 護も に と 策あ な こ をっ っ ろ 施た た 、 し。 シ 水 、し ロ 没 元て エ 気死 リ に亡 オ 餌し オ ハ このよう
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