良い姿勢で、よく聞くという学習習慣を! あいさつ ボランティア 活動中!

伊勢崎市立北小学校通信
2015/7/3
赤 石
℡ 25-4450
http:// www.isesaki-school.ed.jp/kitasyo/
学校のめあて
心豊かで
たくましく
いつも進んで学ぶ子
全校児童数468名
良い姿勢で、よく聞くという学習習慣を!
いよいよ1学期も7月を迎えました。早いもので、あと2週間で夏休みに入ります。こ
の時期は、一学期のまとめの時期で、漢字計算コンテストや単元末テスト等、子どもたち
もテストをする回数が増えてきます。テスト中や授業中、参観して感じることですが、一
生懸命に問題を解いている子や、先生の説明や友達の発言を聞いている子は、男の子も女
の子も椅子に座っている姿勢が、背筋が伸びていてとてもきれいだということです。反対
に、机の上が乱れていたり、頻繁に筆箱を落としてしまったり、椅子に膝を立てて座った
りして、姿勢が崩れてしまう子は、あまり話が聞けていないようで、もったいないなと思
います。特に4年生までに、良い姿勢で授業をしっかり聞くという学習習慣を身に付けて
おくことは、その後、学習量の多くなる高学年や中学校での取り組み
に大きな影響を与えますので、大変重要だと考えています。是非、家
庭においても、まずしっかり食事を摂らせるとともに、十分な睡眠を
確保してください。そして、毎日、元気に姿勢良く先生の話や友達の
発言をしっかり聞くことが、勉強がよくわかる近道であることを、家
庭の中で時に話題にしてください。サッカーの日本代表である長谷部
選手の言葉にもあるように、良い姿勢という形が整うと、勉強を頑張
るという心が整うのだろうと思います。
あいさつ ボランティア 活動中!
今年も、児童会の企画委員の児童が、委員会や学年単位で、あいさつ運動週間を毎月設
定して活動してくれています。「あ」は、明るく、「い」は、いつでもだれにでも、
「さ」は、さわやかに、「つ」は、伝えよう。の合い言葉は、児童企画委員の児童たちが
考えてくれました。とても素晴らしいキャッチフレーズです。いつもは、声が小さめな児
童も担当になると俄然がんばってくれます。元気のいいさわやかな「おはようございま
す」を登校してくる児童や先生にかけてくれます。とっても気持ちのよい時間です。これ
以外に、児童からあいさつボランティアを募りました。30人程の児童が積極的に応募し
てくれました。こちらは、登校後、ボランティアのネームプレートを首にかけ、校舎内を
巡りながら登校してきた児童にあいさつをしてくれる活動です。今年からは、玄関先と校
舎内と、さわやかなあいさつが聞こえる学校になっています。先日は、児童集会で声出し
の練習を企画委員会が中心になってやってくれました。どの学年も、それに応えて元気の
あふれたあいさつをしてくれました。これからもっともっと、朝のあいさつの「おはよう
ございます」、帰りの「さようなら」が飛び交う学校になってくれるとうれしいです。
身体を鍛えています!
水曜日は、全校運動の日です。体操の隊形に開く練習や、ラジオ
体操第一を中心に取り組んでいます。今、梅雨の季節の真っ只中に
ありますが、晴れ間もあり、全校運動が行えています。怪我や、風
邪気味の児童は見学をしていますが、早く体調を整え、身体をしっ
かり鍛えてほしいと思っています。体力をつけないと、気力も弱くなり、本業である勉強
もできません。また、冬の時期のインフルエンザ等にも罹患しやすくなってしまいます。
先日は、校医の一人である歯科医の和田先生が、看護婦さんと来校し、歯科指導を2,4,
5年生にしていただきました。歯を丈夫にして、虫歯をなくすこと、姿勢がとても大切な
こと、改めて「あいうべ体操」が、全国的にインフルエンザ対策にも効果を上げているこ
となど、お話をしていってくれました。「あいうべ体操」は、ベロを前に出しながら「あ
~」「い~」「う~」「ベ~」と声を出すだけの体操です。一日、数回繰り返すだけで、
喉や呼吸器の機能が活性化するらしく、ウイルスの侵入に対向できるようになるらしいで
す。ぜひ、ご家庭でも続けてみてください。よろしくお願いいたします。
コミュニケーションを楽しむ!
私たち大人でも、使っている言葉の意味を誤解されたり、誤ってとらえられたりするこ
とがあります。言葉を覚え始め、使い始めている子どもたちの世界ではなおさらと言えま
す。友だちと遊びたいと思っても、「遊ぼうよ」が言えずに、自分に関心をもってもらお
うと、突っついたり、ひっぱたいてしまったりすることもあります。言葉によるコミュニ
ケーションが未発達だと、非言語の行動で気持ちを伝えるしかありません。子どもたちの
行動を、大人の尺度で見ることも大切ですが、子どもたちの目線に下りて見ることも同様
に大切になります。大人からみて、よくないとみられる行動も、子どもにしてみたら今で
きる精一杯のコミュニケーションの表現なのかもしれません。子どもたちには、たくさん
の言葉のシャワーをかけて、気持ちを正しく伝える言葉をたくさん獲得していけるように
日常の何気ない会話を大切にしていきたいと思います。
今年も図書ボランティアの方々による朝の読み聞かせが始まっています。子どもたちは
とっても楽しみにしています。目が絵本に釘付けになりながら、読んでくれるお話をじっ
くりしっかり聞いています。これも言葉のシャワーの一つと考えられます。素敵な絵本と
図書ボランティアの方々の力も借りて、子どもたちに素晴らしい日本語を味わわせたいと
思います。また、北小では、今年、教員の指導力の向上を目指して、「表現力の育成をど
う図るか」を目標に研究を進めています。国語、算数、道徳、学級活動等、自分の考えや
思いを正しい日本語で正しく伝えられるようにするために授業研究や検討会を開いていま
す。このような取り組みにより、自分の考えや思いがスムースに伝え合え、コミュニケー
ションを楽しめる子どもたちにしていきたいと考えています。