本校校舎裏のプール前には、田んぼがあります。あまり大きく はありませんが、立派な田んぼです。5年生は、その田んぼを活 用し、総合的な学習の時間にお米づくりを行っています。 4月末に、まずは種もみを観察しました。「小さい~。」「線が 入ってる。 」 「毛みたいのが生えているよ。 」など、興味津々で観察を始めました。次に、シャーレに種も みがひたるくらいの水を入れ、発芽を待ちました。5月上旬、いよいよ田植えです。ぐにょぐにょの土 に足を入れた途端、 「うわ~、進まない。 」 「気持ち悪い~。」と大賑わいになりました。目印の線を頼り に、大事に育てた苗を奥から順番に植えていきます。 「もっとつめた方がいいよ。」 「ここ少ない。」 「曲が ってるよ。 」みんなで協力しながら、茶色い田んぼがあっという間に、緑色に変わりました。 終了後、子供たちの振り返りカードには、 「最初は気持ち悪かったけど、楽しかった。」 「早く大きく育 って、たくさん実をつけてほしいな。 」 「食べるのが楽しみ。 」といった言葉と同時に、 「昔の人は大変だ ったんだな。 」 「農家の人は大変だ。 」などといった、体験をしたからこその感想もたくさんありました。 先日は、稲を丈夫にするために、中ぼし(水ぬき)を行いまし た。これから、秋に向けてさらに実を付け、黄金色になる田んぼ を楽しみにしたいと思います! 5年生になって初めて家庭科の学習が始まりました。子どもたちはワクワクしながら取り組んでいま した。 お湯のわかし方から始まった調理実習。各班で食べたい野菜を決めて、調理の計画を立て、サラダを 作りました。自分たちで、野菜や卵などのゆで方を調べながら、調理を進めていく中で、上手くできた もの、失敗してしまったもの様々ありましたが、クラスみんなで作ったサラダはどれもおいしかったよ うです。ご家庭の皆様、この夏、ゆでる料理なら子どもたちに任せてみては? 目の前にあるのは針と糸…初めての裁縫が始まりました。まず、 糸が針穴に通らない。針穴に通せたと思ったら、玉結びができな い、玉結びができたと思ったら…苦戦を強いられる子どもたちで したが、練習を重ねるにつれて、だんだん上達し、ボタン付け、 なみぬい、返しぬい、かがりぬいなどのぬい方を身に付けました。 最後には、フェルトで財布やマスコットなど作りたい小物を作る ことができました。もう、給食の白衣のボタンが取れても大丈夫 です。
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