学校便り7月夏休み前号 2面

本校校舎裏のプール前には、田んぼがあります。あまり大きく
はありませんが、立派な田んぼです。5年生は、その田んぼを活
用し、総合的な学習の時間にお米づくりを行っています。
4月末に、まずは種もみを観察しました。「小さい~。」「線が
入ってる。
」
「毛みたいのが生えているよ。
」など、興味津々で観察を始めました。次に、シャーレに種も
みがひたるくらいの水を入れ、発芽を待ちました。5月上旬、いよいよ田植えです。ぐにょぐにょの土
に足を入れた途端、
「うわ~、進まない。
」
「気持ち悪い~。」と大賑わいになりました。目印の線を頼り
に、大事に育てた苗を奥から順番に植えていきます。
「もっとつめた方がいいよ。」
「ここ少ない。」
「曲が
ってるよ。
」みんなで協力しながら、茶色い田んぼがあっという間に、緑色に変わりました。
終了後、子供たちの振り返りカードには、
「最初は気持ち悪かったけど、楽しかった。」
「早く大きく育
って、たくさん実をつけてほしいな。
」
「食べるのが楽しみ。
」といった言葉と同時に、
「昔の人は大変だ
ったんだな。
」
「農家の人は大変だ。
」などといった、体験をしたからこその感想もたくさんありました。
先日は、稲を丈夫にするために、中ぼし(水ぬき)を行いまし
た。これから、秋に向けてさらに実を付け、黄金色になる田んぼ
を楽しみにしたいと思います!
5年生になって初めて家庭科の学習が始まりました。子どもたちはワクワクしながら取り組んでいま
した。
お湯のわかし方から始まった調理実習。各班で食べたい野菜を決めて、調理の計画を立て、サラダを
作りました。自分たちで、野菜や卵などのゆで方を調べながら、調理を進めていく中で、上手くできた
もの、失敗してしまったもの様々ありましたが、クラスみんなで作ったサラダはどれもおいしかったよ
うです。ご家庭の皆様、この夏、ゆでる料理なら子どもたちに任せてみては?
目の前にあるのは針と糸…初めての裁縫が始まりました。まず、
糸が針穴に通らない。針穴に通せたと思ったら、玉結びができな
い、玉結びができたと思ったら…苦戦を強いられる子どもたちで
したが、練習を重ねるにつれて、だんだん上達し、ボタン付け、
なみぬい、返しぬい、かがりぬいなどのぬい方を身に付けました。
最後には、フェルトで財布やマスコットなど作りたい小物を作る
ことができました。もう、給食の白衣のボタンが取れても大丈夫
です。