安保法案、衆院特別委可決 JJ1SXA/池 民主党のブレーンを務める、山口二郎法政大学法学部教授が、国会の公聴会で、 「60 年安保で岸政権を退陣に追い込んだから、日本は戦争に巻き込まれずに済ん だ」と主張した、彼の脳内では社会党の空想的平和主義が平和を守ったことになって いるようだ、「徹底した平和主義とは、このように一方的に武装解除し、攻撃されたら 無条件降伏する無抵抗主義のことなのだ」と、かつて、故・森嶋通夫元大阪大学名誉 教授は述べている。 このような妄想の塊のような人物を有難がってブレーンに持つ民主党、安保法制法 案に全面的に反対は当然だ、審議を尽くしていないから採決に反対だ、強制採決は 飛んでも無いと主張するが、どれだけ審議しても結論が出るわけは無い、反対のため の反対をしているだけなのだから。 安部総理は、「安全保障環境の変化に目をこらさないといけない。国民の命を守る ために切れ目ない対応を可能とする今回の法制が必要だ」と強調したが、そのために は強行採決と言われようが、暴挙だと言われようが、採決に踏み切ったのは当たり前、 反対のための反対をしている連中に何時までも付き合っている時間は勿体無い。 委員会の採決会場で、「強行採決反対!!」、「アベ政治を許さない」、自民党感じ 悪いよね」、「憲法9条を壊すな」等々のプラカードが花開いていたが、本質が分かっ ていない、プロ市民の街頭デモの様子と変わらない、テレビ放映があるのでパフォー マンスだろうが、委員会の会場でこの有様は、違和感を感じる、議員の品位、知性に 欠ける、民主党のある幹部が、「プラカードのお陰で、(反対している)いい絵もだせ た」と満足げに語っていたそうだ、語るに落ちるとはこのことだ、馬鹿も休み休み言え。 過去、「PKO」の採決時は、「牛歩戦術」があり、「住専」の時は「ピケ戦術」等があっ たが、今回は「プラカード戦術」、どれほどの意味があるのか、自己満足でしか無いだ ろう、過去の愚かな戦術の結果を真摯に学べと言いたい。 60 年安保のお陰で、日本は安全保障のことなど考えず、ひたすら経済大国への道 を歩めたのだ、憲法9条のお陰では無い、一般国民がそのように勘違いするのは、ま だ許せるが、政治家や学者等の識者と言われる層が、勘違いしたままでいるのは許し がたい、それを、平和ボケのお花畑脳の持ち主と言うのだ。 民主党の岡田党首は、いま採決する意味や必然性は無いと言っていたが、現在の 安全保障環境をどのように把握し、どう対処するかについては語らない、採決を急ぎ、 必然性に答えようとする与党に、反対する明確な理由を掲げるべきだ、憲法学者が違 憲と言っているというだけでは駄目だ、野党第1党を率いる党首としての資質に欠ける のでは無いか、と言うより政治家としての資質を疑う、政治家は国家の安泰と国民の 生命を守る義務があるのだ、それを捨てたら政治家では無い。 (16,Jul,2015 記)
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