防災情報の満足度調査結果発表

✧✧✧防災情報の満足度調査結果発表
3 月 22 日、気象庁は防災情報の満足度に関する調査結果を発表しました。この調査は、気象
庁が、気象情報の内容、提供方法等の改善に活かすため、平成 13 年度から毎年実施しているも
ので、18 年度は各種気象情報のうち、13 年度及び 16 年度についで 3 度目となる防災情報(大
雨警報、台風情報、地震・津波・火山情報等)について、全国の防災関係機関(3,249 機関)及
び長野県岡谷市など 8 地域の住民(4,000 人)を対象に実施しました。
防災関係機関の各情報に対する総合満足度(
「満足」
「まあ満足」
「やや不満足」及び「不満足」
からの選択)は、
「満足」
「まあ満足」を合わせると 8~9割と総じて満足度は高くなっています。
13 年度の調査との比較では同程度あるいはそれ以上の評価となっているものの、16 年度調査と
の比較ではほぼすべての種類の情報で評価の低下が見られました。
「大雨警報の雨量予測精度及
び発表・解除のタイミング」「台風予報の予報期間(現在は 72 時間先まで)
」「市町村ごとの震
度発表までの時間」
「津波予報の精度及び解除のタイミング」「火山情報の内容の分かりやすさ」
に対する改善の要求度が高いとともに、これらの情報に対する重視度にも上昇の傾向が見られま
す。これについて、気象庁では、防災体制の確立や避難指示に直結する情報として、各機関が防
災気象情報を一層重視し、期待していることが、より厳しい評価となって表れているものと分析
しています。
調査結果の詳細については、気象庁ホームページ(http://www.jma.go.jp)上の関連報道発表
資料をご覧ください。