2014年度学校関係者評価 学校関係者評価委員会 委員会はPTA会長・PTA副会長・学院評議員(幼 稚園選出)・卒園生から各1名ずつ計4名で構成され ています。 経営目標 関係者評価委員会の意見 学院教育理念の下、園児一人ひと ○新しいことを多く取り入れ、教職員が一丸となり保育環境を整えようと りの個性を尊重し、個々の能力の 伸長を図る。 ・教育、保育力の一層の向上を図 る していることが理解できる。 ○給食についても温かいメニューはもちろんのこと、食材にもこだわり、 美味しく安全に食べられるよう工夫されている。 ○お店屋さんごっこでは、異年齢交流が行われ、シャッフルランチでは ・安心安全な保育環境の一層の整 他のクラスとの交流があり、子どもたちが楽しみながら人間関係を広げ 備を図る られる場の提供となっている。 ・教育、保育カリキュラムの研究、 ○小学校教員による理科授業が実施され、子どもたちの知的好奇心の刺激 改善とこども園とのスムーズな 接続の準備 ・幼稚園教育への保護者理解の一 層の深化 ・追手門学院小学校はじめ、学院 各校との連携強化 となった。 ○保護者満足度の値が過去最高であったことからも、保護者からの信頼を 十分に得られる保育内容や環境であるといえる。 ○園長をはじめとする教職員間の信頼関係、それが伝わってくる雰囲気の 良さは、園児にも保護者にも安心を与えるものである。常に子どもたち や保護者のことを考え、問題に向き合い、改善を積み重ねていることが 理解できる。今後も一貫した教育理念の下、様々な取り組みにチャレン ジし個々の能力を伸ばす指導を願う。 重点課題 関係者評価委員会の意見 1)教育、保育力の向上 ○教職員全員が園の教育方針をしっかり理解した上で、個々に応じた指導 がなされている。また、カリキュラムや課外授業がしっかりしているの で、教育に関しては安心して任すことができる ○オーストラリア国際交流への先生の派遣により異文化のダンスやアー トを保育に取り入れることができ、子どもたちの世界に対する視野の広 がりも期待できる。各学年にさまざまな国籍の子どもたちが在籍するこ とで最初は言葉が通じなくても、少しずつコミュニケーションがとれる ようになる喜びを味わうことができている。韓国からの視察団の受け入 れの際も子どもたちは一生懸命、挨拶の言葉を覚え、楽しく国際交流が できていた。 ○預かり保育の担当教員を増やしたことで、外遊びや工作といった保育の 内容が充実し、子どもたちがより一層楽しく過ごせるようになった。今 後は、こども園化も控え、昼寝の場所の改善や利用方法・料金について、 さらに検討改善を望む。 2)安心安全な環境づくり、保育 環境の再整備 ○通路に雨除けを設置したことで、幼稚園とこども園の行き来がスムーズ になった。降園時のドライブスルーの待機場所のしっかりした日除けに もなり熱中症対策も強化され安心できる。 ○雨除けの設置により、子どもたちが野菜や花の栽培を行う場所への移動 がしやすくなり子どもたちにとっても良い環境が整備されたと考える。 ○安全な環境づくりに関しては、非常に高いレベルでの取り組みがなされ ている。 3)カリキュラムの研究、改善。 こ ○子どもたちがいろいろな食材に興味関心を持てるよう野菜や花の栽培 に力を入れられていて、苦手な野菜にも挑戦する前向きな気持ちに繋が ども園とのスムーズな接続 るなど食育に関する取り組みは非常に良いカリキュラムだと思う。単に 教えるだけのカリキュラムでなく、自分で自分を育てることのできるカ リキュラムの検討、取り組みを願う。 ○幼稚園行事へのこども園園児の参加や園庭で一緒に過ごす時間も増え 交流の機会も増えた。 4)幼稚園教育への保護者理解の 深化 ○追幼だよりは、毎月の保育内容や子どもの様子がよくわかる内容となっ ている。 ○園長通信は、たくさんの写真をスピディーに掲載され子どもたちの生き 生きとした表情を知ることができる。 ○保育の様子を業者が撮影し、専用のサイトにUPされたものを閲覧、購 入可能となったことは喜ばしいが、撮影枚数がかなり多く閲覧が大変で あること、サイトが重くてよくフリーズすること、掲載期間が短いこと を改善してほしい。 ○現在販売されているDVDについてはクオリティー、価格等まだまだ検 討改善の余地が有るように思う。 5)安定した園児募集 ○通園する子どもの環境に合わせたバスルートの改良は非常にありがた い。それにより、広範囲からの通園が可能になっている。また、園バス の走行によって園のアピールにもなっている。 ○受験園という印象が強いので、受験を考えていない保護者に、勉強以外 の充実した行事やカリキュラムをもっとアピールできればと思う。 ○今年度、目標園児数を越える園児の確保ができたのも教育・保育に対す る真摯な取り組みの結果だといえる。 6)学院各校との連携強化 ○今年度も小中高大と様々な交流を持てた。 ○小学校教員による理科授業の参観は保護者にとって学院の中の幼稚園 を意識できる場となった。園児にとって大手前中高の吹奏楽部員による クリスマス演奏会等お兄さん、お姉さんとの交流はとても楽しい出来事 のようなのでどんどん交流の機会を増やしてほしい。今後は、茨木中高 との交流も期待したい。 次年度への取り組み課題 関係者評価委員会の意見 今年度も教育・保育の内容や質の向上を図るべく様々 過去最高の保護者満足度を得られたのは、今年度行わ な取り組みを行ってきた。この点について保護者の皆 れた教育・保育の質の向上に対する園の真摯な取り組 様に一定の評価をいただけ大変嬉しく思う。今回評価 み、環境整備等の結果であると考える。今後も保護者 の高かったことについてはさらに磨きをかけながら の意見を十分考慮いただき、教育・保育活動に取り組 継続し、まだ、改善を図る必要のあるものについては、 んでいただきたい。 内容十分検証し満足いただけるものに改善を図りた い。また、こども園化について保護者への情報発信に も十分努めたい。
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