まな~アップ自己評価

サービス向上委員会
まな~アップ自己評価
エピソード集 No.2
<H26.1~H27.3>
笑顔のあふれる病院
医療法人結和会松山西病院
サービス向上委員会では、平成22年12月より病院の基本理念である「笑顔のあふれる病院」
を目指してマナーアップの向上に努めてまいりました。
この一環として委員会では「まな~UP自己評価表」を考案し、全スタッフの意識付けの推進
を図ってきました。これは、一人ひとりに評価表を配り、毎月、1ヶ月間を振り返って挨拶や言葉
づかい、業務に対する姿勢等について自己を評価してもらうものです。
前回に引き続いて、マナーアップに取り組む中での「気づき」や「喜び」等のエピソードをまとめ
ました。一部ですがご紹介いたします。
平成27年5月
サービス向上委員会
H26.1~H27.3も、『笑顔のあふれる病院』をメインテーマに、各部署で行動指針を立てて取り組みました。
**行動指針**
H26年度
一般病棟:ていねいな言葉づかいをしましょう
療養病棟:第一印象を大切にした対応を心掛けましょう
透析室 :視野を広げて業務に取り組む
外来 :視野を広げて業務に取り組む
技師部 :ホウ・レン・ソウを徹底しましょう
事務部 :カルテの管理を徹底しましょう
26.1実施
看護部
●一般病棟
★ 先月同様に患者さんの気持ちを考えながら接することを心掛けました。「いつもていねいですね」と
言われ嬉しかったです。今後も継続していこうと思います。
★ バースデーカードをとても喜んでくださった患者さんとご家族がいらして、「有難うございます」と
わざわざお礼を言いにきて下さったりして、がんばった甲斐があったなと思うことがありました。
★ 言葉が聞き取りにくい患者さんへ何回も繰り返して言ってもらい機嫌を損ねたことがあったので、
他の方法を考えればよかったと思いました。意識的にていねいな言葉遣いを行った時には患者さん
とのコミュニケーションも円滑だったと思います。
★ 受け持ち患者さんに毎回声掛けするも“おはよう”の声が聞けず、うなずきのみだったが
出勤のたびに声を掛けると、次第に表情が変わり“おはよう”の声が聞けて嬉しかったです。
★ 患者さんから「ここの看護師さんはみんな、話をゆっくり聞いてくれて優しい」という言葉が
聞けた。
★ 患者さんの部屋に訪室しいろいろな話をして「ありがとう」と一言言ってもらえたことが、
とても嬉しかったです。精神的に落ち込まれている為、これからも色々話を聞いてあげたいと
思います。
●療養病棟
★ 患者さんから「スタッフが笑顔だと入院生活も楽しいが、難しい顔をしていると気を遣う。
いつも笑顔で接してもらえて嬉しい」と、病棟の事を喜んでもらえて嬉しかった。
★ 自分時間ではなく、患者(相手)時間で動くようにしたことで、「今日の担当(入浴)
があなたでよかった」と、患者さんから多々言われるようになった。
●透析室
★ 目の不自由な患者さんがベッドから落ちてしまった事がありました。患者さんがベッドに横に
なるのを確認せず、座ったところでそばを離れてしまいました。患者さんが横になるまでは
そばで確認するよう、気をつけていきます。
★ ベッド移乗の際、患者さんをベッドから滑らせてしまった。患者さんには怪我はなかったが、
慎重にやるべきだったと反省。
★ 待たせてしまった患者さんに対しては「すみません、お待たせしました」と声掛けして、気分を悪く
されないようにしている。
●外 来
★ 自分がカルテをとって、直接接している患者さんのカルテを見て、情報を得る様にしています。
直接問診していなくても、呼び込みや診察に付く際、情報が分からないと不安なので・・・。
以前、先生に“呼んで”と言われ、他の方を呼び込みしてしまったので、注意して情報を得て
置くようにしたいです。
技師部
★ 自分の担当患者ではない方にも挨拶をしているうちに、自分の顔を覚えてくださって、話しかけて
くれたりするようになりました。
★ 患者さんに関する情報の交換や相談等、積極的に行うよう心掛けました。病棟スタッフからも
情報を伝えてくれるようになり、助かっています。
★ 治療予約をしていながら予約予定記入をスタッフがしていないケースがあって、当日、治療に
3人が重複することがあった。患者の覚え間違いのケースもあるので、臨機応変に対応したい。
事務部
★ 時々ドライバーが全員送迎に出て患者さんをお待たせする事がありますが、看護師さんはずっと
付き添ってドライバーが帰るまで待ってくれています。
26.2実施
看護部
●一般病棟
★ ターミナルの患者さんに付き添われている家族とのコミュニケーションを大切にしました。夜勤で
あいさつに行くと「安心です。お願いします」との言葉をいただきうれしかったです。
患者さんだけでなく家族の不安も受け止めていける看護師でありたいなと思っています。
事務部
★ この度リストアップシート付の送迎車両が納車されました。足の弱った患者さんにとって
車両への乗り降りが非常に楽になって喜んで頂いております。車の内外もいつも清掃を
実施して気持ち良く利用して頂きたいと思います。
26.3実施
看護部
●一般病棟
★ 患者さんの家族さん同士が廊下の椅子に座り会話されていてちょうど通りかかった所、
「ここの看護師さんもヘルパーさんもみんな優しくしてくれる。ここに来て良かった」と言って
くれていた。私に顔を見るなり又同じ事を話してくれうれしかったです。
★ 面会に来られた方へお帰りの際いつも「気をつけてお帰りください」と言っているスタッフがいます。
言われた面会者はそれを聞いていつもニッコリして帰られています。自分も見習いたいです。
●療養病棟
★ 家族さんにとって大切な人を看取る時、私たちに何ができるかチームで話す事も増えました。
★ 「患者さんの気持ちになって!」を意識すると、自然に心にも余裕を持てるようになった。
余裕を持つことで笑顔も連鎖する事がわかった。
●透析室
★ 朝の体重測定時、込んでいて目の不自由な方が先に来ていた車椅子の患者さんにぶつかって
しまった事がありました。忙しい時でも周りを見て声かけ等行い、同じ事が起こらない様、
気をつけていきたいと思います。
★ 外来患者さんで血圧が下がって透析終了した場合、移動に車椅子が必要と思い、準備して
いたのに、患者さんは気づかず、歩いて体重計のところまで移動していた。患者さんのベッド付近に
いて声掛けを忘れないようにするべきだったと思う。
事務部
★ この前院内でゴミを拾っていたのを見た時、なにげなくそういう事が出来れば良いと思う。
自分も院内をキレイにしたいと思う。
**行動指針**
H27年度
一般病棟:健康で気持ち良く仕事をする
療養病棟:第一印象を大切にした対応を心掛けましょう
透析室 :快適な空間の提供ができる様、丁寧でわかりやすい言葉づかいを心がけましょう
外来 :ゆとりを持って業務に取り組む
技師部 :自分の仕事に誇りを持てるよう、常に技術の向上を目指し、謙虚かつ自信を持った
態度で仕事をしましょう
事務部 :患者さんの気持ちになって応対することを心掛けましょう
26.4実施
看護部
●一般病棟
★ 1階の八重桜が咲いて、約束していた患者さんを花見に連れて行き、短い時間でしたが喜んで
頂けた。季節を感じることをいろいろな形で感じて頂きたい。
★ 食事に行く時など襟元・足元など女性の患者さんは特に気をつけるようにしています。
●療養病棟
★ 患者さん・スタッフにもこちらから声掛けするようにした。4月中は3階に勤務が変わり、特に
気をつけて関わっていった。患者さんより「あなたは病院の理念にピッタリの人よ」と言われ、
嬉しかったです。
★ 病棟の廊下で患者家族さん同士でおしゃべりしているのをよく見かけます。長い療養生活の患者
さん多いため、家族さん方も長い付き合いになり親しくなってくる様です。時々私もその井戸端
会議に参加させてもらうのですが、この間「この病院の看護師さんもヘルパーさんも本当に
よう見てくれる。ここまでしてくれるところは無いわい」」と誉めて頂きました。素直に嬉し
かったです。これからも患者さんのために出来る限りのことはさせて頂きたいと思っています。
技師部
★ 自信を持った態度で仕事をすることは、患者さんに安心感を与えることにつながると思うので
とても大事なことだと感じています。ただその時に謙虚な気持ちを忘れてしまわないように気を
つけたいと思います。
事務部
★ なるべく患者さんの気持ちになって行動するように心掛けていますが、まだまだ足りていないな
と思います。患者さんが安心して通えるような病院になるように心掛けたいと思います。
26.5実施
看護部
●一般病棟
★ 寝たきりの患者さんに“自分だったらしてほしいな”と思うことを考えながら援助を行うと、
患者さんの気持ちが少しでもわかる気がした。これからも実践していこうと思う。
●療養病棟
★ 食べこぼし等で襟や肌着が汚れてしまう患者さんには、首元にフェイスタオルを挟み
込んでみたりと工夫しています。膝まで汚してしまう方には、プラスティックのエプロンを食事
の時だけ使用したりしています。
★ 患者さんへの言葉がけをする際には、笑顔と張りのある声を出すことに注意して実行できたと
思います。
技師部
★ 患者さんの運動能力について、病棟スタッフとの間に考えにズレがあることに気づきました。
(ADL動作がどこまで出来ていて、どういうことが出来ないか)より安全に入院生活を送って
もらうために、意見交換をする場を設けなければいけないと思いました。
事務部
★ 患者さんより「いつも花の手入れが出来ていてきれい」と言っていただけた。気持ちよく待って
いただけるように、整理・整頓を心がけたい。
★ 最近透析治療を始めた患者さんが、送迎初日に「透析を始めると5年ほどしか生きられない・・・」
と、ぽつりと言われました。「私はドクターでないので医療のことはわかりませんが、
西病院でも10年、20年と透析されている方は多くいますよー」とお話しすると、その方は
急に元気な声で「良い話を聞かせてくれました。大変勇気が出てきました!」と喜んでくれた
のが、私としても嬉しく感じました。
26.6実施
看護部
●一般病棟
★ 再度入院することになった患者さんに、病棟のスタッフが入れ替わりで声を掛けに行ったら、
それを見た家族の方から「そんなに声を掛けてもらって嬉しい」という言葉が聞けました。
少しの声掛けだったけど、これからも続けていこうと思いました。
★ 体調が悪い時笑顔が少ないことに気づいていなかったが、患者さんのにっこりとした表情に気づ
かされました。看護師である以上、自己管理も仕事の1つであり、笑顔を作れるよう心掛けたい
と思います。
★ 患者さんがベットを離れた時のベットや布団等が、いつも乱れていました。起こした時は必ず
ベットや布団等をきちんとする事に注意したいと思います。
●療養病棟
★ 私の受け持ち患者さんは寝たきりの方で、状態が悪い時には反応も鈍く、意思の疎通も図れま
せんでしたが、看護師からの全身状態の報告、主治医の治療により、電解質のコントロールが
良くなると、わずかですが声掛けに対して追視があるなど、覚醒状態も良くなりました。
毎日面会に来られている娘さんもとても嬉しそうです。まだまだあきらめてはいけないことが
たくさんあると思いました。
★ ご自分からはほとんど会話しない患者さんが、こちらから話しかけると色んなことを話して
下さり、それまでコミュニケーションが取れないと思い込んでいた自分が恥ずかしくなりま
した。少しでも楽しく療養生活を送って頂ける様これからも考えて努力していきたいと思い
ました。
技師部
★ 新しく入職したスタッフに「いつも誰にでも挨拶してくれるし、ニコニコしているから、すごく話し
やすい」と、言ってもらえて嬉しかったです。これからも話しやすい環境づくりは心掛けていき
たいです。
事務部
★ 私が送迎を担当している患者さんで入院をされる方が多くおいでです。常日頃接していると顔色
・話し方・話す内容等で「最近様子がおかしい・・・」と感じることがあります。そんな時は
さりげなく「気をつけて下さい」と声をかけるようにしております。
26.7実施
看護部
●一般病棟
★ 患者さんが安心して入院される様、いつも笑顔で声掛けをして元気に退院していただきたいと
思います。
★ 7月には笹を取りに行き、七夕の飾りつけを患者さんたちと一緒にさせていただきました。願い事を
嬉しそうにたくさん書いて下さったKさん等、皆さんの協力でとても賑やかな笹飾りとなりました。
●療養病棟
★ 入浴時、患者さんの希望に応じられるよう入浴の順番を考慮していたつもりだったが、順番に
納得のいかない方もおられた。全員の意に沿うことは難しいので、要望に応えることが出来ない時は
十分な説明を行ない、納得(理解)して頂けるよう努めたいです。
★ 食事介助時、患者さんが時々怒って横を向かれる事がある。なぜスタッフによって違いがあるのか?
やはり、これから何をするのか、口の中には食べ物が残っていないか、患者さんの様子をしっかり
見ながら介助しているスタッフに対しては怒られることなくスムーズに介助が出来ている。
★ 暑い日が続き、病棟内でも発熱する患者さんが続きました。室内の調整や換気に気を配り、対策を
図りました。一人ひとりが注意し合っています。
●外来
★ 外来の待合が込んでいない時は、ゆっくりと患者さんの話を聞くように心掛けました。すると、
患者さんから主疾患の事以外でも質問を受け、医師に確認する事で患者さんの疑問が解けた事が
ありました。
事務部
★ 最近暑くなってきたけれど、来られる患者さんみんなが同じように暑いわけではなくて、
まだ「寒い」と感じている方もいらっしゃいました。患者さんそれぞれ状態が違うので対応・
話し方には気をつけていきたいと思います。
26.8実施
看護部
●一般病棟
★ 日常行っているケアの中で、患者さんに満足して頂けるケアをしていきたいと思います。
よりよいケアをするには、介護者の数ではなく、人間性が介護の質であると思います。
★ 精神面に置いてやや不安定な患者さんがいらっしゃいます。入院当初不安が強く、訴えが多かった
のですが、病状以外にプライベートなどの話をさせて頂き、患者さん自身に少しずつ不安の緩和が
図られていくのが分りました。私以外にも他のスタッフの会話・言動一つで患者さんを癒すことの
出来るナースを目指していきたいです。
●透析室
★ 患者数が増えて返血などが重なると待ってもらわないといけないことが多くなり、心苦しい。
待ってもらっていた時は「すみません」という気持ちを大事にして関わるようにしています。
技師部
★ 外来透析の栄養指導の時、患者さんから「嬉しい時は一緒に笑ってくれて、辛い時もわかって
くれる。だから食事制限は辛いけど頑張れるんよ」と言われた。これからも患者さんに寄り
添った栄養指導をしていきたい。
事務部
★ 山道を歩いていた時に、すれ違う人と挨拶をしました。病院内の感覚と同じだったので、院内の
雰囲気は良いんだなあと再確認しました。
★ 患者さんの送迎時には、安全のため且つ極力シートベルトをして頂いております。これは事故
だけでなく、急な飛び出しでやむを得ず急ブレーキをかけた時に対応する為です。
26.9実施
看護部
●一般病棟
★ 患者さんと接する時は、病状の話だけでなく、TVの話題や趣味の話など、少しでも患者さんの
気分転換ができるようコミュニケーションを図りました。患者さんからは“一緒に話していて
楽しい”“明るくていいね”などの言葉を頂き、嬉しく思いました。長期入院の方は、病気のこと
ばかり考え、気分が落ち込むことも多いと思います。ちょっとした事でも和んで頂けたらと思って
います。
●療養病棟
★ 大型テレビを購入していただきました。高さ調整の時、私たちの目線で壁に設置していただいた後、
患者さんから「私から観るぶんには少し高いわい」と指摘され、車椅子で生活されている患者さんの
目線と大きく違うことに改めて気づかされるということがありました。その後、取り付け直して
いただき、今では毎日大きな画面でカラオケをしたり、歌番組を見たりと患者さんが喜んでいる姿を
見るととても嬉しく思います。
●透析室
★ 「挨拶を元気よくすると、お互いいい気持ちで仕事や治療ができるね」と言われました。その日
一日を気持ちよく過ごせる様に継続していきたいです。
●外来
★ 病棟から降りて来られて胃カメラをされた患者さんが、“明日退院するけど、ここの看護師さんは
優しい”と言って下さった。良い印象を持って入院生活を送れ退院して頂けるのは嬉しい事だと
思いました。
★ ある患者さんの衣類の整理をしたところ、とても喜んで下さり、何度もお礼を言って下さった。
患者さんの笑顔が増やせるような接遇を目指して今後も頑張ろうと思いました。
★ 良かれと思って言ったこと、取った行動で患者さんが不機嫌になってしまうことがありました。
一人ひとりの性格をより理解し、その人に合った動きを心掛けます。
技師部
★ 今、目の前にいる患者さんにとって自分に出来ることは何か?と、今の患者さんの状態(身体面・
精神面・環境面等)を把握した上で、評価し関わることが大切だと感じた。また、そのことについて
考え、悩めたことでとてもいい経験になっていると感じています。
事務部
★ 私が送迎を担当している患者さんは、足の悪い方が多いので、車輌の乗降には気を遣います。
しかし、度の過ぎた介助は慎むようにして、なるべく患者さんの自立心を大切にするように気を
つけています。
26.10実施
看護部
●一般病棟
★ 出勤後、出来る限り患者さんのところへ挨拶に伺います。その際、「いつも笑顔で気持ちが
いいよ」などと返答して下さいます。1日の始まり、気持ちよく過ごすため、これからも続けて
いこうと思います。
●療養病棟
★ 経菅栄養の患者さんは、ほとんどがベット上での生活です。先日「青い山脈」を歌うと、とても
喜んで笑い、手拍子までしてくれました。いつにない良い表情が見られました。この長期の
入院生活で少しでも患者さんが快適に過ごせるよう援助していきたいです。
●透析室
★ 患者さんからの質問に即答できないことがありました。まだまだ勉強が必要だと思いました。
また、わからないことは曖昧にせず、明らかにしていきたいです。
★ 看護研究で、対象の患者さんにインタビューをしていますが、いろいろな思いを抱えて治療を受けて
いることがわかりました。普段の関わりの中だけでは知らなかったことがたくさんあり、もっと
一人ひとりの患者さんとゆっくり向き合えたらいいなあと思いました。
★ 患者さんのフットチェック時に皮膚の乾燥があり、足浴施行した後、「こんなやり方で気持ち
いいなら家でもやってみようか」と喜ばれ、試す事で患者さんの意欲に繋がったので良かったと
思った。
●外来
★ ターミナル期にある患者さん。本人にとっては身体的・精神的に辛い状況だと思うが、なるべく
コミュニケーションをとりたいと思いながら点滴をしている。その際に、会話の時に笑い合う事も
増えた。笑顔の出る瞬間があるのは患者さんにもスタッフにも良い事で、皆の処置+αが笑顔に
繋がっていると感じた。
技師部
★ 食事介助をしている時、笑顔で「いつもありがとう」と言われた。患者さんは身体が思う様に動かず
大変なのに、それでも一生懸命食べてくれているので、私のほうこそ「ありがとう」である。
これからも頑張っていきたい。
事務部
★ 「去年も当院で健診を受けてよかった」と、今年も声を掛けて頂いて嬉しく思った。
26.11実施
看護部
●一般病棟
★ 患者さんの家族や面会の人が、こちらから挨拶の声掛けをしたり、病室が整理されている様子に
安堵の笑みを浮かべられた事、大切な家族が大事にされているという安心感にもつながるのだと
思った。
★ 入院時無口で無表情だった患者さんが、少しずつ言葉を発し、他の患者さんと嬉しそうに挨拶されて
いる姿を見て、私まで嬉しくなりました。
★ いつも余裕を持って仕事を始めています。余裕がなくて忙しくしていると、患者さんにもわかる
らしく「大変ね」と言われます。あまり気を遣わせないように頑張ります。
★ 家族が面会に来られた時は、なるべく病室へ顔を出し声を掛けるようにしました。話すことの
出来ない患者さんも多いので、状態を報告することで「あー良かったです」「お願いします」などの
言葉が返ってきます。家族とのコミュニケーションをもっともっと図っていきたいです。
★ ナースコールを頻繁に鳴らす方や姿が見える度にナースを呼ぶ方への対応は、忙しい業務の中、
大変であるが、その方々の不安な気持ちを考え、その方々の気持ちになって丁寧な対応を心掛け
たいと思う。
★ 自分の家族を看てもらってよかったので、義母も看てほしいと希望されて入院された方がいらっ
しゃいました。病棟スタッフの日々の姿に対する評価としてとても嬉しかったです。
★ 高齢の方が多いので、患者さんのテンポに合わせて話をしたら「ゆっくり話を聴いてもらえて
よかった」と言われ、相手に合わせることの大切さを感じました。
★ 今月は特に環境整備に力を入れました。日頃のベット周りの整頓はもちろん、患者さんが転倒
しないよう、コードの整理に工夫を取り入れたりし、「おかげで安心して移動が出来るよ、
ありがとう」と言われました。忙しい時こそ、周囲への気配りがおろそかになってしまいます。
業務にゆとりを持たせるよう努力し、細かな事でも気配りができるよう頑張ります。
●療養病棟
★ 「何か私に出来ることがあれば言って下さいね」と、患者さんにお話をした時、「そんな事言って
くれて嬉しい」と涙ぐまれました。ちょっとのことで患者さんが喜んでくれるので、気持ちの
こもった関わりが大切と感じました。
★ 「いつもありがとう。信頼しています」と言われ、嬉しかったと同時に、もっと責任を持って仕事を
しようと身が引き締まった。
●透析室
★ 足浴を積極的に取り組みました。患者さんの足をきれいにして喜ばれ、とてもやりがいがあります。
★ “腎のつどい”を開催して患者さんから「良かったよ」と声をかけて頂いた事が嬉しかったです。
★ 家族の方が不安に思っている事をノートに書いてもらいました。電話でも対応したので“とても
安心した”と喜ばれました。
●外来
★ 病気の進行が著しく、予後月単位の温熱患者さん。自分でもそのことを自覚しながらも先日、孫が
誕生したことを喜び、報告してくれた。辛く、先行きが不安な状況下でも、孫の話し中、とても
素敵な笑顔が見られたのが本当に嬉しかった。
技師部
★ 透析前の検査で寒くなる時期は、早めに出勤し部屋を暖かくしておくよう心掛けています。そんな時
「この部屋は暖かいなあ」と言って頂けて苦痛なく検査を受けて頂けること、嬉しいです。
★ リハビリ中、笑顔で“幸せよ”と言って下さった患者さんがいらっしゃった。とても嬉しく、また、
“言葉”の大切さを感じました。相手への感謝の気持ちを伝えることは本当に大切だと思いました。
事務部
★ マスクをつける季節がやってきたので、表情が見えにくくなってきていると思います。口調・目は
笑うなど、気をつけていきたいと思います。
★ お一人暮らしの方などはお話をすることも楽しみに病院に来られているので、お会計や来院時に
お話をしています。
26.12実施
看護部
●一般病棟
★ 悩みのある患者さんには、ゆっくり時間を取り、話を聴くようにした。家族の事など話を聴く事で
看護の介入についても具体的に計画できる様になり、今後もなるべくベッドサイドで話を聴く
ようにしたい。
★ 患者さんがナースコールを鳴らすということは、少しでも早くという気持ちがある。自分でできない
ことを人に依頼しないと出来ないという気持ちもこもっていること、痛み・苦しみから解放されたい
という気持ちを持っている。*ナースコールの重さを忘れてはいけないと実感した。
★ 朝、いつもと違う患者さんの反応があったが、いつもと同じのため様子をみていた。夕方、気に
なり急変した事があり、変わりない人でも常に観察することが大切と改めて思った。観察力を
身につけるためには日々学習する必要があると感じた。
★ 患者を含め、他者が「こういうことをしたい」「自宅に退院したい」等の意見が出た時、「それは
無理」と片付けてしまわず可能な限り実行し、プランを考える事にしました。自分自身が前向きな
姿勢を見せた事で、ある患者さんから「一生懸命に頑張る、ありがとう」といった言葉が聞かれま
した。患者さんも自分自身も“あきらめない”という思いを持てば必ずよい方向へ進むと信じて
います。
●療養病棟
★ 朝の挨拶は一番大事だと思うので気持ちよく笑顔で挨拶するようにしました。患者さんのベッド
周囲など整理整頓に努め、気持ちよい環境で生活が出来る様に心掛けました。
★ 患者さんの話をゆっくり聴いてあげれるように目線を合わせて関わることで、今日は嬉しかったとの
返答があったのがよかったです。時間のある限り患者さんのそばに居てあげたいです。
★ ベッド周りの整理・整頓を患者さんと一緒にしていたら「疲れないように気をつけて下さい」と
言われ、お互いに笑ってしまった。
★ 寝たきりの患者さんの特浴は看護師が行なっていますが、湯船に浸かっている時、ただ見守るだけ
でなく、演歌などを歌ってあげると病室では見られない良い表情、笑顔になられていました。
気分転換になられたと思います。
★ 「今日は夜勤か?当番か?」といつも聞いてくれる患者さん。受け持ちの方ではないけれど、声を
かけてくれる。受け持ちの看護師を待っている姿を見ていたら、本当にかわいらしいなあと思い
ます。
●透析室
★ 基本 笑顔で気持ちよく対応するように心掛けたら、周りの笑顔が増えた気がする。
●外来
★ 生活習慣病で来院されている患者さんに対応した時に、問題となる点の中で、努力してもらえそうな
点は何かを考え、アポローチできればと思い対応しています。こちらからの働きかけ方によっては、
返答があるものだなあと痛感しています。
★ 食事調査表記入を依頼した患者さんに「そんなの無理」と言われながらも、数日後記入された用紙が
届いたり、「まずは○○だけ中止して下さい」と説明すれば、「言われたのでやめた」と再診時に
返答があったり、患者さん自身、病気のことは重く受け留めていると感じました。
技師部
★ 患者さんからリハ中に相談をしていただく事が増えてきたように感じます。しっかり聞き、対応
しなければと思います。
★ 外来透析の栄養指導をしている患者さんに「今年1年、食べ物についてたくさん教えてもらって
詳しくなった。本当にありがとう。来年もよろしく」と言われた。とても嬉しくてとても励まさ
れた。これからも患者さんが生活の中で実行しやすい栄養指導をしていきたい。
事務部
★ 寒い時期になってきましたので、お迎えの時患者さんにはなるべく家の中で待って頂く様にして
います。それでも外で待っていらっしゃる時、特に少し遅れた時は本当に申し訳ない気持ちに
なります。
27.1実施
看護部
●一般病棟
★ 患者さんの体位変換や保湿クリームを塗布した後、他の何か用事はないか確認するようにしている。
そうすると、用事を頼まれることがある。患者さんは言いにくいこともあるため、声掛けは大切に
していきたいと思った。
★ 寝たきりの患者さんで口腔環境が悪化している中で、チームスタッフが積極的にケアをしてくれた
おかげで、徐々に改善が見られています。患者さん本人からの訴えはないですが、奥様より
「入院時と比べたらきれいです。ありがとう」と言って下さいました。特に自分の訴えが出来ない
患者さんへのケアの際は、まず自分自身がこういうケアをされたら嬉しいことを考えています。
価値観の違いなどもありますが、自分がされて嫌な事は当然ながら患者さんへも苦痛を与えて
しまうので十分に考えてケアを行なっていきます。
★ 長期入院中の患者さんの奥さんが体調を崩し面会に来られない期間がありました。久しぶりに
奥さんがおいでた時に「ここの病院だから安心していられました」と
言って下さいました。すごく嬉しかったです。
●療養病棟
★ どの患者さんからも「あなたの顔を見るとパワーがもらえる」と言ってもらえるのが嬉しいです。
★ 新年を迎えるにあたり、昨年の暮れには家族の面会が増えました。滅多に来られない遠くの親戚、
お孫さんの面会も多く、患者さんたちも本当に嬉しそうでした。家族愛は、どんな治療よりも
勝る!!と実感しました。
★ 寝たきりの患者さんを入浴介助している時、いつもよりすごくいい表情をされ、私の気持ちも
穏やかになります。普段より目を大きく開け、穏やかな表情を見ると、食べることの出来ない
人には入浴が楽しみの一つなのかなあと思い、これからも安全安楽な入浴介助をしていきたい
です。
●透析室
★ 久しぶりの日勤で出勤した時、患者さんに笑顔で答えてもらえると嬉しかったので、自分も
笑顔で接する事を心掛けたい。
●外来
★ 外来でゆとりのある時は、いつも「変わりないです」と言われているような患者さんに出来るだけ
情報が取れるように言葉がけをして工夫して対応するようにしています。
★ 「何か気になることや困っていることは無いですか」と話しかけると、泌尿器科の患者さんでも
便通調整のことや不眠のこと、また内科の患者さんでは家族のことなど、咳を切ったように
話されたりして、こちらの対応で情報の量は変化するのだと思った。
★ 下痢で受診の患者さん、問診後診察までに少し時間がかかってしまい、待機部屋に診察に行った
際には立腹されていた。こちらにとっては短時間でも体調の悪い人にとっては長い時間ということを
認識したい。
技師部
★ 外来透析栄養指導の時、患者さんに「言われた通りにしたらリンが下がったよ。本当に
ありがとう。食べたらいかんって言われたらストレス溜まるけど言わんし、これくらいやったら
食べても大丈夫ってアドバイスしてくれるけん、やりやすいし、イライラせんかったよ」と笑顔で
言われた。これからも患者さんに喜ばれる栄養指導をしていきたいし、更に勉強してもっともっと
患者さんの役に立てられるようになりたい。
★ 「薬が変わっていないのに薬の説明は要らない」と言っていた患者さんが、時々薬の
相談をしてくれるようになった。薬に対しての思いがしっかりしている患者さんなので
誤解が生じないように話をしていきたい。
★ 新規の患者さんのリハビリを行なう際に、初めのうちは緊張されていた患者さんが何回か
リハビリを行なっていると徐々ににこやかになり、良好なコミュニケーションが取れるように
なった時は嬉しく感じます。
事務部
★ 新年になり気持ちよく車に乗ってもらえるように、洗車、ワックス掛けと室内清掃をして喜んで
もらえた。1年を通してやっていきたい。
★ 天気の悪い日にお会計を済ませて薬局に向かう患者さんが「傘を貸して下さい」と、来られました。
私が先に気づいて傘を貸し出していれば良かったなあと思いました。患者さんの色々に、もっと
気づけたらいいなと思いました。
★ 患者さんにお礼を言われる事があって、とても嬉しかった覚えがあります。自分が何のために
仕事をしているか日々考えて仕事をしていきたいと思いました。
27.2実施
看護部
●一般病棟
★ 普段話すことの少ない患者も、環境整備で病室内に入り話しかけると返答し、会話をして
くれる方がほとんどです。また、話しかけていきたいなと思いました。また笑顔が見たいです。
★ 亡くなった患者さんの家族から「最初から最後までありがとうございました」と言葉をもらえた
事でターミナルの患者さんの看護でもう少し何か出来たかなと思い直しました。
★ 患者さんと共通の話があれば話題が盛り上がり、患者さんも笑顔がありすごく楽しいなと感じる
ことがあった。病院生活で家に帰りたいと思う人が多いが、少しでも楽しく感じていただけら
いいなと思った。
★ 自分自身まだまだ細やかさが足りないと感じ、気持ちを入れ替え“ほんの小さな事でも気づける
力”をモットーに取り組んでいます。小さな事も気づきが実際に患者やその家族にとっては、
してほしかった事や思っていた事だったりするものです。
「細かなことは忙しくて出来ない・・・」ではなく、忙しい時こそ、細やかなケアを
これから提供できるよう頑張っていきたいです。
●療養病棟
★ 片麻痺の患者さんが一生懸命鏡を見ながら髭を剃っているが、疲れて上手く剃れずにいたので
ちょっと手助けをした。“すごく有り難い、嬉しい”と反応が返ってきた。
出来るだけ自分で出来る事はしてもらうようにしているが、ちょっとした手助けも必要と感じた。
★ 車椅子に乗っている患者さんが「トイレ」と言われトイレに行った時、車椅子のフットレスを
私が上げようとすると「自分で出来る」と言われハッとしました。良かれと思ってしたことが
患者さんの自尊心を傷つけることもあるのだと思いました。出来る事は患者さん自身にしてもらい、
出来ない事を手助けしていきたいと思いました。
●透析室
★ アロマミストを食堂に置いてみたところ、カラフルに点灯するアロマライトがリラックスや
爽やかな香りで癒しの空間を作り、患者さんも喜んでくれました。
★ 患者さんに「忙しいのにごめんね」と言われることがありました。どうしても急がなければいけない
場面はありますが、一度落ち着いてから行動していきたいと思います。
●外来
★ 2月・・・ほとんど関わることがなかったある患者さんのことで、ケアマネジャーさんを招いて
カンファレンスを行なった際、生活の様子が良く見え、今後の看護の方向性を見出すことに
繋がった。一人ひとりの患者さんを想って多職種のディスカッションすることは素晴らしいと
感じた。
★ 2月になり、外来スタッフの人数も増え、問診にかけられる時間もゆったりと取れる日も増え、
患者背景の情報収集もしやすくなった感じでした。時間のゆとりだけの問題ではないが、
ゆとりがあると患者の変化や情報不足に気づきやすいものも現実だと思った。
技師部
★ 食事介助をする時は、患者さんとよくお話しするようにしている。認知症が進んでいる患者さんに
食べてもらうのは正直、とても大変だ。どんな言葉を選ぶか、どんな話をするかで患者さんの
食事摂取量が変わってくる。患者さんに無理なく楽しくお食事をしていただくために、これからも
頑張っていきたい。
★ 決まっているリハビリの単位数(時間)の範囲で患者さんに満足していただけるように治療するのは
なかなか難しい。説明して納得はしてくださっているものの、もっと頑張りたいと考えている。
患者さんへの対応はいつも悩んでしまいます。
事務部
★ 私はいつも患者さんを明るく送迎したいと思っています。その為には自分が健康でなければ
と思って、身近な事ですが外出から帰った時は必ず手洗いうがいをしています。
★ 心から患者さんに“ありがとう”と言われたら本当にホッコリします。これからもそう言われる
ような運転、接し方をしていきたいです。
27.3実施
看護部
●一般病棟
★ 退院への思いが強く、不安や不満でイライラしている患者さんに対し、ゆっくり話を聞く時間を
作りました。気づいてあげることができなかった本人の思いを知ることもでき、表情も和らぎ
ました。忙しい業務の中でも話をゆっくり聞く時間を大切にしていきたいと思います。
★ 入院患者さんより「ここのスタッフは皆さん教育が行き届いていて素晴らしいです。対応も
丁寧で感心します」と言って頂き嬉しかったです。
●療養病棟
★ 服薬拒否があった患者さんに対して、言葉がけ1つでスムーズに服用してくれたり・・・と
言葉の大切さを実感しました。
★ 認知症が進んだ患者さんとのコミュニケーションは難しい事が多いですが、不穏がある時と
穏やかな時の差がある中で、しっかりコミュニケーションが出来たと思います。
●透析室
★ シャント肢痛のある患者さんにマッサージ等で緩和が図れた時、施行してよかったなと思う。
★ 先日災害訓練をしました。スタッフ役をしたのですが、患者さんの状態を見ながら優先順位を
決めるのが難しかったです。今後も訓練を行い、災害時に焦らず行動できるよう励んでいきたい
です。
●透析室
★ 高齢の患者さんは、思いのまま話される方と、診察に来られただけで一杯々になり、自分のことを
話さない方がいらっしゃるため、言葉少なく情報が乏しい患者さんにはこちらかも「ゆっくり
話を聞かせてください」といった態度で接していこうと思う。
技師部
★ 検査前には、患者さんの情報をカルテなどから収集させて頂いています。検査当日、その情報を
活かして患者さんと接していると「良くわかってくれているね」と言って頂けました。
心を開いて頂けたかなあと思いました。
★ 薬剤指導に行った時「今までこんなに薬の説明をしてもらったことは一度もなかったが、
今回説明してもらってよくわかりました」と言ってもらえ、嬉しかったです。
『笑顔のあふれる病院』を
目指して がんばりましょう と
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