2015年度 《東海大学特別講演会》 「テーマ」 日本の世界遺産を 通して知る 世界遺産の基礎知識 近年、世界遺産観光が人気を集めています。日本には現在19件の世界遺産があり、世界各国から 観光客を招いています。岩手県には、 「平泉―仏国土 (浄土教)を表す建築・庭園及び考古学遺跡群」 (2011年登録)と共に、本年登録された「明治日本の産業革命遺産」の構成資産である 「橋野鉄鉱山・ 高炉跡」の2件の世界文化遺産があります。しかし、世界遺産がなぜ、どのようにして設けられたの か、誰がどのようにして選ぶのか、世界遺産が選定される基準は何か、また、その基準はどんな意味 をもっているのか、などについてはあまり知られていません。この講演では、世界遺産の基礎知識を、 主として日本の世界遺産に例をとりながら解説します。 岩手県 96 月 日 (日)11:00(開演予定) [会場]ホテルメトロポリタン盛岡 盛岡市盛岡駅前通1−44 TEL. 019-625-1211 ●主催:東海大学岩手県後援会 |講 師| 松本 亮三 東海大学観光学部学部長・教授 ●プロフィール 松本亮三 (まつもと・りょうぞう) 1951年、島根県生まれ。1977年、東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。1977年、東京大学教養学部助手。1981年、東 海大学文明研究所講師に就任。その後文学部教授、学長室長、図書館長を経て、2010年、観光学部教授・観光学部長(現在に至る)。 麗澤大学客員教授、比較文明学会会長、日本私立大学連盟教育研究委員会委員長を兼務。専攻は観光人類学、文化人類学、新大 陸先史学。著書に『ジャガーの足跡―アンデス、アマゾンの宗教と儀礼』 (編著)、 『時間と空間の文明学Ⅰ―感じられた時間と刻ま れた時間』 (編著)、 『文明の視座』 (共著)、 『文明の未来―いま比較文明学を問う』 (共著)など。
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