電気需要平準化が追加 省エネ法の定期報告書の様式が変わります 省エネ法定期報告書は、来年度（平成２７年度）から電気需要平準化等の 下記項目が追加・変更された新様式で提出していただきますのでご注意 下さい。 【主な追加・変更点】 ①電気事業者からの買電量のうち電気の需要の平準化を推進する時間帯※の買電量も 報告 ※全国一律に７～９月（夏期）及び１２～３月（冬期）の８～２２時（土日祝日含む）の時間 （特定-第２表、指定-第２表） 帯（＝電気需要平準化時間帯） ②新たな指標の電気需要平準化評価原単位※及びそれが改善できなかった場合の理由の 報告 ※電気需要平準化時間帯における電気使用量の削減をより大きく評価するための原単 位。具体的には、電気需要平準化時間帯の電気使用量を１．３倍して算出した原単位。 （特定-第３表、特定-第４表、特定-第５表、指定-第５表、指定-第６表、指定-第７表） ③実際に実施した電気の需要の平準化に資する措置を報告（特定-第9表、指定-第９表） ④ＩＳＯ５００１の発行を契機とした判断基準の見直し （特定-第８表） ＜指針で示された電気需要平準化の措置の例＞ ■燃料チェンジ ・自家発電設備（コージェネレーション設備や発電専用設備）の活用 ・空気調和設備、加熱設備、乾燥機等の電気から燃料や熱を消費する設備への変更 ■ピークシフト ・電気機械器具の稼働を電気需要平準化時間帯以外の時間に変更 ・蓄電池及び蓄熱システムの活用 ■その他（カット等） ・電気需要平準化時間帯における従来の節電の 徹底 ・デマンド監視装置やエネルギー管理システム （BEMS）を活用した電気使用量の計測管理の徹底 ・BEMSアグリゲータやESCO事業者の提供する エネルギー管理サービスの活用 “チェンジ” 電力需要(kW) “シフト” “カット” 季節・時間帯 ※これらの取組が労働環境の悪化や従業員への負担 の増加につながらないよう十分留意して下さい。 電気需要平準化時間帯 定期報告書 記入例 特定-第２表 事業者のエネルギー使用量及び販売した副生エネルギーの量 昼間買電 千kWh 電 気 電気 夏期・冬期における 事業者 電気需要平準化時間帯 その他 夜間買電 千kWh 上記以外の買電 千kWh 自家発電 千kWh 小計 昼間買電の内数であるため、 「電気」の「小計」で重複計上し ないこと。 千kWh (32,275) (321,783) 夏期（７～９月）及び冬期（１２ ～３月）の８～２２時における 買電量を記入。 千kWh 換算係数 「電気事業者」の欄に計上する買電量 は、一般電気事業者の電線路を介して 供給された電気。 特定規模電気事業者（新電力）からの 買電量も対象となる。 昼間買電 夏期・冬期における 9.97 GJ/千kWh 電気需要平準化時間帯 夜間買電 項目の追加 9.97 GJ/千kWh 9.28 GJ/千kWh 従来の買電量区分 新たな買電量区分 ＜一般電気事業者＞ ・一般電気事業者（電力10社） ＜電気事業者＞ ・一般電気事業者（電力10社） ・特定規模電気事業者（新電力） ＜上記以外の買電＞ ・特定規模電気事業者（新電力） ・特定電気事業者 ・特定供給 ＜上記以外の買電＞ ・特定電気事業者 ・特定供給 ＜留意事項＞ 電気需要平準化時間帯の買電量を自ら計測して把握できない場合： 電力会社から提供される検針票の力率測定用の有効電力量の値を報告して下さい。 有効電力量＝ ８～２２時の買電量 （※沖縄電力は９～２３時の買電量です が、同様に有効電力量の値を報告して 下さい。） ※検針票の様式等については各電力会社によって異なります。詳細は各電力会社にご確認下さい。 ※検針日が毎月１日でないために電気需要平準化時間帯の電気使用量が把握困難な場合は、（夏）７月１５ 日以降の直近の検針日に測定された電気使用量を含む以降３ヶ月間、（冬）１２月１５日以降の直近の検針 日に測定された電気使用量を含む以降４ヶ月分、以上の電気使用量を電気需要平準化時間帯の買電量と して報告して下さい。 ※電気需要平準化時間帯の買電量を自ら計測できず、かつ電力会社から提供される検針票を用いても把握 できない場合は、夏期（７～９月）及び冬期（１２月～３月）のすべての昼夜間買電量を、電気需要平準化時 間帯の買電力として報告して下さい。 0.1850 ９０．６ 8.9 90.5 8.3 0.05618 0.5 0.6 99.3 表の追加 同じ数値を記載して 下さい。 評価係数は１．３ 原油換算値を記載し て下さい。 90.6 8.9 0.6 22,810 0.06134 0.0706 表の追加 表の追加 追加 表の追加 項目の追加 追加 省エネ法担当窓口 四国経済産業局 エネルギー対策課 ＴＥＬ：０８７‐８１１‐８５３５
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