1 中央図書館・田無公民館は由無庁舎と同じ敷地内に一体として存在して

陳情第27号西東京市合築複合化にかかわる陳情(平成27年11月20日受理)
(
提出者西東京市新町5-1-7
土井節子
西東京市新町2-6-20
大森拓郎
委員会付託)
外288名
凸
陳情内容
現西東京市民会館敷地での西東京市民会館・中央図書館・田無公民館の3施設
■
の合築方針は、陳情理由に述べるように多くの課題があります。当該方針の結論
を急がず、庁舎統合方針と絡めさまざまな視点から慎重に再検討することを求め
ます。
陳情理由
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中央図書館・田無公民館は由無庁舎と同じ敷地内に一体として存在しており、
中央図書館・田無公民館の建てかえは、庁舎統合問題と密接に関係します。平
成25年2月に出された「西東京市本庁舎整備基礎調査報告書」において田無庁
舎統合案が示されており、その中で市民会館は現地建てかえ、中央図書館・田
無公民館は現地建てかえないし庁舎と合築となっており、また平成26年3月に
出された「庁舎統合方針(素案)」には、 3施設とも一定の耐震強度を有して
おり、耐震改修によりおおむね施設機能を有することが可能、とうたわれてい
ます。今回、市民会館敷地での3施設合築複合化方針が示されたわけですが、
ここに至った根拠・経緯が行財政改革推進委員会の提言があったとはいえ、市
民から見れば、あまりにも唐突で極めて不透明です。
3施設合築複合化は庁舎統合整備の前提とせず、庁舎統合と総合的に関連づ
けて、慎重に再検討すべきで、市民が十分理解できるように、その検討の経過
については前広に公開されるよう望みます。
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現在の中央図書館・田無公民館は田無駅に近いことから市民にとって利便性
が高く、多くの市民が利用しています。現市民会館敷地内に合築されると、駅
‐
から遠ざかり市民にとって不便になり、特に西武新宿線以南には図書館・公民
館がなくなり、新町、向台町、南町地域の住民は、地域から遠ざかるばかりか
線路を越えて行くことになり、その影響は大きいと考えられます。特に新町地
区では図書館新町分室が閉鎖され、平等であるべき市民サービスが地域によっ
て著しい低下を招く、いわゆる地域バランスの欠如は極めて問題です。
行財政改革という側面から、公共施設の複合化による総量規制は無視できま
せんが、これに偏重するあまり西東京市第2次総合計画に示す将来を見据えた
豊かな市民生活ができるまちづくりとのバランスを欠くことのないよう十分配
慮する必要があると考えます。