高山市中心市街地特例通訳案内士 養成研修

高山市中心市街地特例通訳案内士
養成研修
~特例通訳案内士を目指すみなさまへ~
主催:高山市
取扱:株式会社ツーリストエキスパーツ西日本営業部
平成 27 年度
目
次
1.高山市中心市街地特例通訳案内士養成研修について・・・・・・・・・・・・P. 2
2.制度概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P. 3
3.資格要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P. 3
4.市の指定する研修・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P. 5
5.申込方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P. 7
6.口述試験について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P. 7
7.受講に際しての留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P. 8
8.登録について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P. 9
9.高山市中心市街地特例通訳案内士養成研修についての留意事項・・・・・・・P. 9
※本実施要領の日時のうち、特に記載のないものについて、7月から9月までは平成27年の日時を
それぞれ指します。
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1.高山市中心市街地特例通訳案内士養成研修について
通訳案内士(通訳ガイド)とは、外国人に対し、外国語により有償で観光案内を業として行う場合は、
法律により試験に合格し、通訳案内士の資格を取得する必要がありますが、中心市街地域内に於いて、
指定を受けた自治体が開催する研修を修了した人が、地域内において報酬を得て通訳ガイドの活動を行
うことができるものです。
このたびは、㈱ツーリストキスパーツ西日本営業部が高山市より本研修実施を受託し、運営する運び
となりました。中心市街地特例通訳案内士に必要なノウハウを、旅行観光産業で活躍する“現役ツアー
ディレクター”や観光庁長官登録旅程管理研修機関登録講師など、旅の『おもてなし』に精通したプロ
の講師陣が、独自の教本を多用し実践に近い研修内容となっております。又、普段馴染みの少ない法令・
約款についてもわかり易く懇切丁寧に講義を行います。
みなさまの学力を活かし、『旅』という舞台で素敵な演出をしてみませんか?
この機会に是非ともご参加賜りますよう、ご応募心よりお待ち申し上げております。
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2.制度概要
1.高山市中心市街地特例通訳案内士について
(1)制度概要
通訳案内士は、報酬を得て外国人に付き添い、外国語を用いて旅行に関する案内をすることができる
資格で、通訳案内士法では試験に合格することが必要とされています。
この特例として、中心市街地活性化に関する法律で設けられたのが、地方公共団体が行う認定中心市
街地の特性に応じた通訳案内士に関する研修を修了し登録を受けることで、認定中心市街地の区域にお
いて報酬を得て通訳ガイドが行える中心市街地特例通訳案内士です。
高山市では、平成 27 年度から 31 年度までの中心市街地活性化基本計画において、中心市街地特例通
訳案内士制度を設けました。
下記 2 に記載の資格要件を満たし、高山市に登録することによって有償で外国語(英語)を用いて、高
山市の中心市街地の区域内において通訳案内を行うことが出来ます。
(2)名称
高山市中心市街地特例通訳案内士と言い、高山市に登録した方が報酬を得て、通訳案内ができます。
(3)地域
高山市の中心市街地の区域内(区域外では有償で通訳案内を行うことはできません)
3.資格要件
次に掲げる要件を全て満たす方は、高山市中心市街地特例通訳案内士となる資格を有します。なお、
資格を有する方は、
「8.登録について」に記載の手順により登録を行うことによって、高山市中心市
街地特例通訳案内士となります。
(高山市外にお住いの方も下記要件を満たせば資格を有することがで
きます。
)
1.語学の条件について
対象言語は、英語とします。
対象言語等 条件
英語
TOEIC 730 点程度又は英語検定準 1 級程度の語学力を有する方
英語が母国語の方
日本語能力試験 N2 程度の語学力を有する方
2.養成講座(研修)の修了
下記のとおり 6 回にわたる研修及び救急救命に関する講習を全て受講することが修了の条件となり
ます。なお、研修は基本的に日本語で実施します。
※注:それぞれの研修において遅刻や途中退席等の場合には修了とみなされない場合があります。
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研修科目
研修内容
時間
研修 1
・中心市街地特例通訳案内士制度と通訳案内士制度との違
3 時間
・コミュニケーション
い
・ホスピタリティ
・外国人旅行者に対するマナーに関する知識
・おもてなし精神の涵養
・観光客の特性
研修 2
・高山市の地理・歴史
・中心市街地の特性
・高山市の歴史や文化、自然環境や観光名所、中心市街地
3 時間
の特性に関する知識
・中心市街地内の観光案内に関するリスクマネジメント
・地場産品
研修 3
・国内旅程管理主任者資格の国内実務編
3 時間
・旅程管理
(団体旅行のスムーズかつ確実な実施、満足度の向上策)
研修 4
・観光案内に必要な外国語(英語)の会話能力
6 時間
研修 5
・古い町並みや観光施設でのガイド実習
3 時間
・現場実習
※日本語の他、英語にて行います。
研修 6
・宿泊施設、飲食店、小売店でのガイド実習
・現場実習
※日本語の他、英語にて行います。
・外国語能力
3 時間
ご自身で受講
救急救命
・AED の取扱い
3 時間
・応急手当の知識、技術
※高山市消防本部が行う「普通救命講習」を受講。本研修
の受講に関しては受講者自身で直接お申込みいただきま
す。
※平成 26 年 4 月 1 日以降に受講された方は、本研修は免除
とします。また、医師法に規定する医師免許証、保健師
助産師看護師法に規定する看護師免許証及び救急救命士
法に規定する救急救命士免許証を有する方は、本研修を
修了しているものとみなします。
3.口述試験の合格
研修修了者に対して、1 人あたり 10 分程度の面接形式による口述試験を実施します。
審査員は市職員や通訳案内士有資格者が務め、平成 27 年度に実施した研修の理解度(地域の歴史
やホスピタリティ等)を測るほか、対象言語(英語)のスピーキングスキルやプレゼンテーション
能力について審査します。
高山市中心市街地特例通訳案内士となる資格を有するためには、この口述試験に合格する必要があ
ります。
(研修を終了しないと口述試験を受験することはできません。
)
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4.市の指定する研修
1.研 修 名 称:高山市中心市街地特例通訳案内士養成研修育成研修
2. 開
催
日:8 月 29 日(土)~9 月 27 日(日)各土及び、日・祝日 9:00~17:30
※実地研修等は時間が変わります。
<口述試験>
9 月 27 日(日)
13:00~18:00(内、受験生 1 人あたり、10 分程度)
※研修6課程修了後に実施いたします。詳しくは、オリエンテーション時に
お知らせいたします。
※天災地変により、日時等の変更の可能性がございますので、ご了承ください。
3.開 催 場 所:飛騨地域地場産業振興センター
開催場所案内図
高山市民文化会館
飛騨地域地場産業振興センター
〒506-0025
高山市天満町 5-1-25
◆各線名古屋駅から JR(特急利用)約 2 時間 30 分
・飛騨地域地場産業振興センターへは高山駅から
徒歩 5 分
※上記時間は乗車時間の目安です。 ご来館の際は
各自でお調べください。
高山市民文化会館
〒506-0053
高山市昭和町 1-188-1
◆各線名古屋駅から JR(特急利用)約 2 時間 30 分
・高山市民文化会館へは高山駅から徒歩 10 分
※上記時間は乗車時間の目安です。 ご来館の際は
各自でお調べください。
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飛騨地域地場産業振興センター
4.応 募 条 件:日本の在留資格を有する以下に該当する日本人、外国人で基礎的語学力がある方。
・英語:TOEIC730 点程度、英語検定準 1 級程度の語学力を有する者
・母語が日本語以外の方:日本語能力試験N2級以上
※上記資格に満たない方でも、相当する語学力を有する方であれば受講頂けます。
但し、基礎的語学力を有する証明を提出頂く場合がございます。
5.応 募 定 員:30名程度 抽選とさせていただきます。
抽選対象者:基礎的語学力を有する証明をご提出いただける方のみ対象となり、そ
れ以外に関しては、選考対象となりませんので、あらかじめご留意ください。
6.受
講
料:受講料:無料
(研修会場までの交通費、昼食費等は受講者負担となります。)
7.免除科目対象 :以下に当てはまる方は、一部研修を免除、研修修了とみなすことができますので
申し出て下さい。その場合、免除対象科目に該当する各資格証書若しくは登録証
の写しを提出頂きます。
●救命講習(市以外の者が実施する研修の受講)
医師法に規定する医師免許証、保健師助産師看護師法に規定する看護師免許証及び救急救命法に
規定する救急救命士免許証を有する方。
8. 研修スケジュール
研修科目
研修期間
平成 27 年 8 月 29 日(土)~9 月 27 日(日)
研修日
研修会場(予定)
オリエンテーション
8 月 29 日(土)13:30~14:00
【1 日目】 飛騨地域地場産業振興センター
研修 1
8 月 29 日(土)14:00~17:00
【1 日目】 〃
8 月 30 日(日) 9:00~12:00
【2 日目】 〃
9 月 12 日(土)13:30~16:30
【3 日目】 高山市文化会館
研修 4
9 月 12 日(土)16:30~17:30
【3 日目】
・外国語能力
9 月 13 日(日) 9:00~15:00
【4 日目】
研修 5
9 月 26 日(土)13:30~16:30
【5 日目】 観光施設・店舗等
・現場実習
9 月 27 日(日) 9:00~12:00
【6 日目】
9 月 27 日(日)13:00~18:00
【6 日目】 飛騨地域地場産業振興センター
・コミュニケーション
・ホスピタリティ
研修 2
・高山市の地理・歴史
・中心市街地の特性
・地場産品
研修 3
・旅程管理
研修 6
・現場実習
口述試験
※日程及び会場は都合により変更することもあります。
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5.申込方法
1.申込期間
7 月 17 日(金)~8 月 10 日(月)の営業時間(17:00)まで
2.申込方法
①別添の「高山市中心市街地特例通訳案内士養成研修育成研修 受講申込書」にて下記運営事務局
あてに郵送若しくはFAXにてお申し込みください。
②WEB申込画面より、必要事項をご入力の上、お申し込みください。
③受講申込を確認した日から5営業日以内に事務局から、申込受付確認の内容を E-mail でお知ら
せいたします。連絡がない場合には事務局までお問い合わせ下さい。
④受講票、教材はオリエンテーション時にお渡しいたします。
研修会場までの交通費等は自己負担となります。
高山市中心市街地特例通訳案内士育成研修事務局
(株式会社ツーリストエキスパーツ西日本営業部内)
〒556-0017 大阪市浪速区湊町 1-4-38 近鉄新難波ビル 5 階
営業時間
10:00~17:00 (土、日、祝日を除く)
担
諏訪・早川
当
TEL:06-6630-4467
FAX:06-6630-4490
E-mail: [email protected]
URL:http://www.tex.co.jp/
6.口述試験について
1.実施日
平成 27 年 9 月 27 日(日)
2.口述試験の内容
研修修了者に対して、口述試験を実施します。この口述試験は、1 人あたり 10 分程度の面接形式と
し、平成 27 年度に実施した研修の理解度を測るほか、対象言語のスピーキングスキルやプレゼン
テーション能力についても審査の対象とします。
3.口述試験の日時及び試験会場
日時は、受験者に別途受験時刻(集合時刻)を連絡します。
4.口述試験の内容:試験員(2人)と対面し、実際の現場での実技演習(一人10分程度)により、
スピーキング能力・プレゼンテーション力・ガイドスキル・緊急時対応の4項目
を審査し、審査項目の6割以上クリアで合格とします。出題方式は次の通りです。
① 高山市中心市街地における観光資源写真パネルを用い、受験者は得意とする内容を選択して
プレゼンテーションを行います。
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② 題文 4 択のうち、得意とする例題文に基づきプレゼンテーションを行います。
③ 試験はすべて入室から退室まで全部を英語で実施します。
5.注意事項
口述試験受験入室時は、何も携行できません。カバン等は口述試験会場内に机がありますので
その上に置いて試験を受けて下さい。口述試験の試験会場(受付場所)は研修終了時ご案内いたし
ます。
6.合格発表
合格者決定後、受験者に郵送で通知します。
7.受講に際しての留意事項
・最初の受講時に、写真(縦3cm×横2.5cm)を2枚ご持参ください。事務局で準備した受講票に、
オリエンテーション時に貼付頂きます。
・研修の10分前から開始迄に受付を済ませてください。
・講師の病気・けが・台風・地震などの自然災害や不測かつ突発的な事故を理由とする遅刻以外は
いかなる事由においても履修の対象と見なされませんのでご注意ください。
・研修開始から5分を超えた受講の場合、履修の対象として数えません。(やむを得ない場合を除き)
・それぞれの研修において、途中退席の場合には履修と見なされない場合があります。
(やむを得ない
場合を除き)
・講師の病気・けが・台風・地震などの自然災害や不測かつ突発的な事故のため、休講する場合がござ
います。その場合、代替日で補講を行います。自身の都合での欠席について補講は実施致しません。
・上記以外の理由で休講もしくは予定の講義内容の一部変更、又は代理の講師で実施する事があります。
・やむを得ず休講した場合でも、研修会場までの交通費はお支払いいたしませんので、あらかじめご了
承ください。
・貴重品の管理は各自でお願いします。万が一、紛失や盗難となった場合でも、市及び運営事務局では
責任は負いませんので、あらかじめご了承ください。
・屋外で実施する研修を受講する場合は、天候の急変等も考えられます。
参加に当たっては、体調管理に十分気を付けて頂くとともに、当日の服装や携帯品について、自ら考
えて参加をお願いします。運営事務局の方で、日帰り旅行保険への加入は致しております。
・研修会場内での傷病や私物の毀損は、各自の責任で十分気をつけてください。
・会場での録音、録画、写真撮影、教材の複製・転載はご遠慮ください。
・お子様やペットを連れての受講はご遠慮ください。
・喫煙は所定の場所でお願いします。
・講師や他の受講者の迷惑となる行為があった場合には、受講をお断りすることがあります。
・研修会場での物品販売等の勧誘・営業行為は固くお断りします。
・研修会場には駐車場はございますが、数に限りがございます。できるだけ、公共交通機関をご利用く
ださい。
・会場近くに食事ができる場所が少ないため、お弁当等の持参をおすすめします。
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・研修開始後、いかなる事由においても教材費の返金はできませんので、あらかじめご了承ください。
・研修を申込頂いた後に、お申込み完了のご連絡以外、突発的な場合を除き、運営事務局から改めて研
修実施におけるご連絡はしませんので、研修を受講される方は、研修時間又は集合時間の10分前ま
でに、遅れないように研修会場又は集合場所へお集まり願います。
・受講中にお配りする教材等を破損、忘れ、紛失等した場合は、新たに教材等を購入していただきます
ので、ご了承ください。
・市が実施する研修の受講記録については、2年間有効で、特例案内士になるための資格要件の一つと
して活用することができます。
8.登録について
口述試験に合格した方は、高山市に申請して登録を受けることにより、有償で、高山市の中心市街地
の区域内で通訳案内ができます。養成講座を受講しても登録を受けない場合には、高山市中心市街地
特例通訳案内士となりませんのでご注意ください。
1.養成講座を修正され、一定の基準を満たした方は、高山市中心市街地特例通訳案内士となる資格を
有します。
なお、資格を有する方は、高山市が指定する手順により登録を行うことによって、高山市中心市街
地特例通訳案内士となります。
2.登録の申請をされる方は、中心市街地特例通訳案内士の要件及び登録事務処理に関する要綱に基づ
く登録の申請が必要です。登録の詳細や登録料については、高山市 HP をご覧ください。
※登録を受けた方は、有償で特例通訳案内士として活動ができることとなりますが、市が特例通訳案内
士業務の斡旋を行うものではありません。
9. 高山市中心市街地特例通訳案内士養成研修についての留意事項
・本事業は、高山市を訪れる外国人へのホスピタリティ向上のため取り組んでおり、合格後、特例通訳
案内士の活用について検討しておりますが、旅行商品化などについては、さまざまな協議が必要となる
ことから、現時点において、未確定の要素が多くありますので、高山市中心市街地特例通訳案内士養成
研修を受講・認定されましても個人の収入・その他の利益を保障するものでないことをご了承ください。
・特例通訳案内士は、通訳案内士法による通訳案内士(国家資格)とは異なりますので、有償で資格を
得た特例外の通訳案内活動はできません。
通訳案内士として活動を希望される場合は、日本政府観光局(JNTO)が実施する通訳案内士試験
を受験ください。
なお、特例通訳案内士の有資格者でも、通訳案内士試験の科目免除等の処置はございません。
以上
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