2 ワークショップ ▼町の商工業活性化を目的として、「歩きたくなるまちを創ろう !! 宮代町商工業活性化を考えるワークショップ」計３回が開催されました。参加した皆さんは、ワークショップから生まれたアイデアを実現するため、チームを作って取組みをはじめています。問　商工観光担当 34・1111　内線 265 進修館で Happy マルシェマルシェ・チーム進修館での「おしゃれな定期市」をプロデュースします。まずは、象徴的な商品販売ツールとなる「おしゃれなワゴン」を製作し、商品やブース設営のための企画案を策定します。チームリーダー前島里佳子さんコスプレーヤーがいつでも楽しい宮代町チームこみぞー進修館を中心としたコスプレイベントを行い、周辺のお店にプチ会場として協力参加をいただきます。写真撮影等をとおしたお店との交流により、商店街の活性化につながるイベントにしていきます。チームリーダー須藤貴志さん 8 40 3 東武動物公園駅周辺整備に合わせ町を活性化今、宮代町では東武動物公園駅周辺の整備が進められており、今年度中には東武動物公園駅西口に駅前広場が完成します。そして、今後は東武鉄道により、商業施設の整備も行われる予定となっています。町ではこうした動きを地域活性化の好機として捉え、商工業者や町民による具体的なアクションを生み出すことを目的に、商工業者、町民、学生を集めたワークショップを開催しました。様々なアイデアが生まれたワークショップ　ワークショップは月に計回、進修館の大ホールで行われました。参加者は各回名ほどで、自由なリラックスした雰囲気で話合いが進められるように、一定のルールを定めて進められ、会場内には特設カフェも開設されました。回のワークショップでは、参加者がいくつもの第 1 『チームこみぞー』のリーダー須藤さんに聞きました ▼私は町内で飲食店を行っていますので、東武動物公園駅西口の開発に合わせて、活気ある町づくりの力になれればと思いワークショップに参加しました。私のチームは、進修館を中心に駅前通りや大学通りなどの店舗を巻き込んだコスプレイベントを考えています。▼以前、町が桜市とコスプレイベントを合わせて開催した時に、コスプレの参加者が私の店に来てくれたことがあります。その後も、同じ方がイベントのあった際に店に来てくれたので話をしてみました。その方の話によると、アニメの舞台となった町では、コスプレを楽しむ人が、アニメに登場した実際の店舗によく来るようになったそうです。そのうちにお店の人や地域の人とも仲良くなり、今ではお店の方とおしゃべりするのを楽しみに来るようになった方も多くいるとの話でした。きっと、町の魅力は場所だけでなく、その地域に住む方々も含めて、成り立っているのだと実感しました。▼今回企画しているイベントは、単なる撮影の場所でなく、お店や地域の人との交流ができるものにしていきたいと思います。 3 みんなで熱く！く♪ 楽し話し合いました商工業活性化日工大生寄り道マップ作りマップチームチームリーダー赤井美津江さん勉強に疲れた時に心が和む場所や店、一人でも入りやすい店などを掲載した「学生街マップ」を作ります。日本工業大学の学生が入りたい店の調査や、店に取り扱ってもらいたい商品等の提言なども合わせて行います。名所名物を模した商品開発のための金型作成ゴールデンスタンプ・チームチームリーダー菊地信一さん宮代町の名所を模した商品を開発するために、地元をアピールするテーマをデザインした金型を作ります。作成した金型で、様々な商品を開発していただけるようお店などに働きかけ、商品開発に役立ててもらえるように活動します。 4 テーブルを移動して、前向きに楽しく将来を話し合う、ワールドカフェという手法が用いられ、熱心な意見交換が行われました。続いて行われた第回ワークショップでは参加者全員が具体的なプランを提出。駅前通りに葡萄棚を作るものやご当地ヒーローのハナレンジャーの商品化、地元の名所を模した商品開発など、ものアイデアが発表されました。最終日となる第回には参加者から全部でつの具体的なプランの提案があり、そこに賛同者が集まり、時間内にプランを作り上げるという作業が行われました。アイデアから実践へこのワークショップで参加者から提出された意見は、「アイデア集、プログラム集」としてまとめられています。更に、提案があったつの実践可能なプランについては、賛同する参加者などが主体となり、「にぎわいづくりプロジェクト」として実施するための取組みがスタートしています。 ▼町では、東武動物公園駅周辺整備事業などを見据え、今後の商工業振興の指針となるべき、(仮称）宮代町商工業振興基本条例の策定を進めてきましたが、９月 18 日、審議会での議論が取りまとめられ坂巻委員長、岩崎副委員長から町長へ素案が答申されました。▼審議会での検討は７月から９月まで、商工業関係者や有識者、公募市民などによる審議会により行われました。素案では、宮代町を賑わいのある住み良いまちとしていくために不可欠な「商工業の振興」を図るため、その主体となる事業者、商店会、商工会、町民、町の責務や役割等を明らかにするとともに、各主体の協力・連携を促進することが掲げられています。今後、町では議会の承認を経て条例を制定する予定となっています。 ※ワークショップで出されたアイデア集などの詳細は、町ホームページ「電脳みやしろ」をご覧ください。（仮称）宮代町商工業振興基本条例の素案が答申されました 45 3 5 2