あんず通信 7月号 「ちょっとした工夫で疲労回復を」

あんず通信
7月号
「ちょっとした工夫で疲労回復を」
東日本大震災発生以来そろそろ4ヶ月以上が経過しようとしていますが、地震のス
トレスや、地震を機に仕事や家庭のことが忙しくなることにより、疲労を溜めてお
られる方が多いようです。今回は日頃のちょっとした工夫で疲労を回復させる方法
についてご紹介致します。
1.睡眠
十分な睡眠を取ることは、疲労を回復させるのに最も効果的と言われています。
忙しくても寝不足になることに注意し、疲れが溜まらないようにしましょう。ただ
し、一度にまとめて長時間の睡眠を取ると、睡眠・覚醒リズムの変調を引き起こし
ます。休日に朝遅くまで寝るよりは、同じ時間に起床し、例えば午後から昼寝など
をした方が睡眠不足からくる疲労感を抑えることができます。
2.食事
疲労回復に効果があると言われている食べ物は種々あります。しかし、実際には
個々の食べ物に対する疲労回復効果はあまりはっきりしていません。人によっては
効果があるものがあるかも知れませんが、それが一般的に効くわけではないようで
す。しかし、「バランスの良い食事」は疲労回復に効果があるようです。食事が偏
らないよう気をつけて、疲労回復に努めましょう。また、特に脳のエネルギーが少
なくなると疲労感を強く感じるようですので、朝の食事で必要なご飯やパンなどの
炭水化物を取るようにしてください。
3.入浴
入浴も疲労回復効果があると言われています。筋肉に疲労が溜まっている場合に
は、疲労している部分を温めたり冷やしたりすることにより、血行を良くし疲労物
質を排出されやすくすることが効果があります。従って、入浴しながら軽くマッサ
ージすると、筋肉の疲労をほぐすのに良いでしょう。なお、少し熱めのお湯の方が
肉体的な疲労回復効果は高くなるようです。リラックス効果を期待する場合はぬる
めのお湯がおすすめです。
まだしばらく、体力的・精神的に大変な時期が続くと思いますが、日頃から疲れ
をためないように工夫しながらお過ごしください。