平成23年度 進徳幼稚園自己評価結果報告書

平成23年度 進徳幼稚園自己評価結果報告書
1.本園の教育目標
幼児期に必要な様々な遊びや体験を通して、豊かな人間性を育み、心身ともに健全でたくましい子ども
たちが育つよう3つの教育目標を掲げている。
1.げんきであかるい子
2.こころのやさしい子
3.よく考え、工夫し、表現する子
2.重点的に取り組んだ目標・評価
すくすくルーム(0歳児親子登園)の設置、ひよこ組(満3歳児クラス)の4月開始など、新しい子育て支援
の取り組みを行い、発達段階に留意しながら指導計画の作成及び取り組みをした。
3.評価項目の達成及び取り組み状況
評価項目
取り組み状況
新たに、すくすくルーム(0歳児
親子登園)を設置、ひよこ組(満3
歳児クラス)を4月に開始し、評
価・反省を踏まえ、内容の充実に
努める。更に、ぱんだ組(2歳児親
子登園)、うさぎ組(1歳児親子登
園)と共に、教育計画の見直しを
行う。また、社会のニーズを踏まえ
た保育サービスを検討する。
新たに設置した、すくすくルーム(0歳児親子登園)、4月より開始し
たひよこ組(満3歳児クラス)の教育計画を月齢などに配慮しながら作
成し、実施した。更に、うさぎ組(1歳児親子登園)、ぱんだ組(2歳児親
子登園)、共に、教育計画の見直しを行い、在園児と一緒に園行事に
参加するなど、触れ合う機会を持った。また、保護者や社会のニーズ
に応じた低年齢の子どもたち向けのクラス設置により、気軽に園に足を
運ぶ人が増え、保護者同士の交流の場としての役割も果たせるよう努
めた。
食育計画を実践し、子ども達が
自ら食に興味を持って関わり、知
識を増やしながら、食育目標が達
成されるよう努める。また、平成23
度新たに取り入れた教材の研究
を行う。
子ども達が自ら食に興味を持って関われるよう、野菜を栽培する際に
土運びから行ったり、絵本に登場する食べ物など身近な物を取り入れ
たりしながら工夫をしながら食育計画を実践した。また、野菜の生長過
程においての疑問点などを子ども達自身で調べたり、八百屋さんに質
問したりできるような環境を整え、知識を増やしながら、食育目標が達
成されるよう努めた。また、平成23年度新たに取り入れた教材の研究
を行った。
新教育要領に基づいて見直し、
実施してきた教育計画を評価・反
省し、引き続き検討していく。更
に、教育要領の理解を深めるべ
く、研修を行い、研究を進めてい
く。
新教育要領に基づいて実施してきた教育計画を反省し、課題点を
検討・改善した。更に、教育要領の理解を深めるべく研修・研究を行
い、子どもの自主性と言葉がけ、対応や見守りなどの配慮の観点を再
確認しながら保育に取り組むなど、実践してきた。
先の東日本大震災を受け、避難
方法をはじめとする災害時の対応
について共通理解の下、繰り返し
訓練・見直し、改善を行っていく。
また、エコ活動への取り組みにつ
いて計画を立て、実施する。
先の東日本大震災を受け、避難方法をはじめとする災害時の対応
について共通理解の下、子ども達と共に繰り返し訓練・見直しを行っ
た。更に、緊急避難時用の防災用品や非常食を再検討し、新たに購
入するなど備えを行った。また、年長組が主体となり、牛乳パックを集
めたり、ミックスペーパーの仕分けを子ども達が行う習慣をつけたりす
るなど、エコ活動に取り組んだ。。
4.学校評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果
教育計画を実践し、評価項目で課題になっていた取り組むべき内容を検討し、職員間で研修を深めな
がら保育活動を進め、新しい取り組みを行ってきた事もあり、概ね目標は達成できた。
5.今後取り組むべき課題
子育て支援の取り組み
すくすくルーム(0歳児親子登園)、うさぎ組(1歳児親子登園)、ぱん
だ組(2歳児親子登園)、ひよこ組(満3歳児クラス)の4月開始の取り組
みを継続して行い、子育て支援、保護者間の交流の場としての役割も
担うよう引き続き努めていく。また、預かり保育や延長保育の内容、保
育サービスを検討する。
食育活動の評価と研究
実践してきた食育計画について評価を行い、新たに各学年ごと教
材・指導方法等の研究を行う。また、食育計画を見直しながら、新たな
教材や活動を取り入れ、食育活動の充実に努める。
行事・活動の精選と見直し
子ども達の遊びや気づき等の成長の様子を年間を通して追い、教育
課程に基づいて研究を進めていく。更に、学年ごとの取り組みを検討
しながら週案や行事・活動の精選と見直しを行う。
防災マニュアルの作成
先の大震災で明らかになった教訓を踏まえ、文部科学省の「学校防
災マニュアル(地震・津波災害)作成の手引き」を受け、災害発生時の
具体的な対応マニュアルや防災用品を見直す。また、新たなマニュア
ルを作成し、繰り返し訓練を行い防災教育の改善に取り組む。
6.学校関係者の評価
学校関係者(理事会・評議会)より、幼稚園運営は概ね良好とのご意見をいただいた。自己評価を行う中
で、園全体で組織的に研修を深めながら、新しいことに積極的に取り組む姿勢はとても良い。との評価を
いただいた。
7.財務状況
理事会での承認を受けるとともに、公認会計士より会計処理についても適切に処理されているとの報告
を受けた。