H28.7月号 [352KB pdfファイル]

H28
すくすく
7月
城北こども園
☎22-2306
子どもへの伝え方パートⅡ
先月に続き、子どもの叱り方続編です。年齢によって伝え方が違います。
0~1歳・・・わかりやすく、表情豊かに。擬音語、擬態語を使ってみましょう。
「アチチ」
「イタタ」
「エーン」等
1~2歳・・・自我が芽生え、強くなります。共感する言葉を先に言ってあげましょう。
「さわりたいよねー、でも危ないからね」
3~4歳・・・親の気持ちを理解し始めます。その場で具体的に説明しましょう。
「砂を投げたら目に入って痛いよ」
5~6歳・・・他人の気持ちがわかるようになります。しかしまだ自分の欲求をコントロールできません。
丁寧に説明をしましょう。
ガミガミ言う前に、子どもの行動に共感してあげると、次の言葉が子どもに伝わりやすくな
るようです。「やりたかったよね。でもね、
・・・」
子どもが大人の言うことを理解するようになるには段階があります。子どもの成長に合わせ
あせらず根気よく伝
えていきましょう。でも忙しい毎日の中、そうは言ってられず、ついつい頭ごなしに言ってしまったり、大きな声で
言ってしまったりすることもあるでしょう。でも安心してください。『子どもは親の少々の失敗は大目に見てくれる』
という研究結果もあるようです。『ママだって人間だもん』
行
1
金
事
予
定
・プール開き
・3.4.5 歳児 昼寝開始
4
月
・絵本読み聞かせ
7
木
・七夕会
12
火
・絵本読み聞かせ
13
水
・交通安全教室 ※3 歳以上児保護者参加
~希望保育について~
今年度の夏の希望保育期間は
8 月 10 日(水)~8 月 15 日(月)
です。
入所の認定区分が、2 号認定と
3 号認定の方が利用できます。
後日、希望を受付けますので
保育が必要な方はお申し出く
ださい。
14
木
・絵本読み聞かせ
28
木
・誕生会
29
金
・避難訓練
☆プール参観について☆
8 月 8 日(月)・9 日(火)にプール参観を行います。
年間行事予定より変更になっていますので、ご注意ください。
※リズムの予定はプールカレンダーをご覧ください。
詳細は後日、お知らせします。
〈ひよこ組〉
ある日、午睡から早めに起きた子 2 人が遊んでいました。1人は友達が気にな
り、人の持っているおもちゃがほしくて取ろうとしたり、同じ所で遊びたくて近
づいたりするため、1人の子が嫌がり、別の場所(新園舎工事のショベルカーが見
える所)へ行ってじーっと見ることに・・・。でもやっぱり近づいていき、静かに
その子の横で同じ格好で外を見始めました。すると、先から見ていた子がショベ
ルカーを指さし、隣に来た子に「あん」と伝えると同じように「や~ん」と数回
やりとりを繰り返していました。きっと「見て、うごいたね。
」
「うん、すごい」
とでも言っているようでした。はっきりとした言葉にはなっていなくてもこの2
人はしっかり通じ合っているんだと感じ、嫌がっているからといって離さなくて
よかったと思いました。まだ“友達と一緒”や“優しく”というのは難しいです
が、相手と安心してかかわれる場面を大切にしていきたいです。
〈うさぎ組〉
水遊びがスタートして泥遊びも本格的になってきました。泥が大好きな子
は全身に泥をつけドロドロ、ぷにぷにする感触を全身で感じながら遊んでい
ます。中には「ねえ、先生いい?」とニコニコしながら聞いてお腹から泥の
中へ滑り込み!服が真っ黒になってもへっちゃら!「冷たーい!」「気持ち
いい~!」とダイナミックに遊ぶ姿が見られるようになりました。泥を触る
ことや汚れることが苦手な子は園庭の隅々まで探して虫を捕まえることに
夢中になっています。じめじめする6月はダンゴ虫が多く花壇のレンガをひ
っくり返しては「大きい~!」
「赤ちゃんだね~!」と様々な発見をしなが
らカップいっぱいにダンゴ虫を集めています。
うさぎ組にカタツムリ、イモリ、カブトムシが仲間に入りました。触りた
くてしょうがないうさぎ組のみんな。まだ優しく触ることが難しく、ぎゅー
っと強く握ってしまうこともありますが「そーっと、そーっと」と言いなが
ら一緒に持つと少しずつ優しく触ることが上手になりました。
〈きい組〉
今、あか組、きい組の子ども達みんなでケーキ屋さんが盛り上がっていま
す。始めはカップにボンドをのせキラキラしたビーズやスパンコールをきれ
いにのせ遊んでいたのですが、
「作ったケーキはお店で売りたい!」と言うこ
とでケーキ屋さんになって「いらっしゃいませ」
「何にしますか?」と元気よ
くお客さんを呼んだり、
「ケーキを買うにはお金がいる!」とお金やカバンを
持って「これください」とケーキを買ったりして遊びが広がっています。泥
んこ遊びでは「団子をつくりたい」と言い泥で団子を作りましたが、粘土と
は違って上手に丸めることができませんでした。しかし「にゅるにゅるする」
や「だんごがハンバーグになっちゃった!」と感触を楽しみながら遊んでい
ます。中には泥の中でジャンプをしたり、足や腕に泥をぬって「体がチョコ
レートになっちゃった!」と全身泥のチョコレートになって遊ぶ子もいます。
きい組さんは、とてもダイナミックで発想も豊かなのでこれからも思いを実
現させてあげるようにしていきます。
〈あか組〉
今月のあか組は、ケーキ屋さんごっこが盛り上がっています。最初は4・
5人の小さな集団で誕生日ごっこをしていました。「ケーキが欲しい」とい
う思いからケーキ作りが始まり、その様子を見ていた周りの子も「僕も!」
「私もやりたい!」とどんどん広がっていきました。そしてケーキができる
と、次は「ケーキ屋さんやりたい!」と子ども達から、遊びがどんどん広が
っていっています。
「ケーキ屋さんにはドアが欲しい」と言う子がいれば「ケ
ーキを買うからお金が欲しいね」「お金を入れる財布も作らなきゃね!」と
お客さん役になる子もいます。入園から三か月しか経っていませんが、子ど
も達の想像力や発想力、また、それを叶えようとする強い想いには毎日驚か
されます。新たな発想や発展が楽しみです。
〈あお組〉
様々なごっこ遊びが盛り上がっているあお組。子ども達の声を紹介します。
『忍者ごっこ』5月頃から忍者の踊りを楽しんできました。
「手裏剣作って」
「ベルトが
ほしい」
「かくれ場があるといいな」
「あと剣とお面もいるね」大型積み木で作ったステー
ジで忍者のショーをしたり遊戯室でジャンプや前転など忍者修行をしています。
『お医者さんごっこ』廊下のかどに、ついたてをおいたところ、病院ごっこが始まりま
した。保「待合室にいす欲しいね」「持ちに行こう」(持ってきたら)「本を読んで待って
いよう」
「薬がほしい」
「診察券作って」保「病院があいているのかしまっているのかわか
んないね」「じゃあ、あいてますって書いてはって」おもちゃの聴診器や注射を使ってな
りきっています。「忍者にやられて怪我をした人は来てくださいね」時々急病人が運ばれ
ています。
『バーベキューごっこ』
「今からお肉焼きます」保「え?バーベキュー??いいなぁ。こ
んな網あるけどどう?」「いいねぇ」割り箸でままごとの食材をつかんで網にのせたりと
ったり。紙皿にのせて「はい、焼けました」
「燃やす物がほしい」「これにしよう」(気に
入った素材をちぎって火に見立てて網の下に置きました。)子どものイメージや要求に耳
を傾け実現していくことで、子ども達は楽しさを感じています。こんなふうに少しのヒン
トや言葉がけで子どものイメージがどんどんふくらみ遊びが発展しています。子ども達と
環境を作っていきながら、ごっこ遊びを楽しんでいきたいと思います。
〈みどり組〉
・キュウリの収穫をしました。つぼみができ、花が咲き、実がなり…と野
菜の成長を楽しみに見守ってきたみどり組のみんな。収穫したキュウリを
撫でては「ちくちくするー!」匂いを嗅いでは「メロンの匂い~」など、
“見て”
“嗅いで”
“触って”
“味わって”キュウリの実りを実感していま
した。園で育てた野菜から、五感を通して食への関心へとつなげていきた
いと思っています。
・今みどり組で城北発見マップを作っています。園庭の中だけでもアワフ
キムシやハクイムシを見つけたり、こんなところにアリの巣があったと驚
いたりと多くの発見があります。それを写真にして貼り、みんなでマップ
を作ることにしました。子どもの気付きに耳をかたむけながら、写真が
徐々に増えていく事を楽しみにしています。