当山二十九世再中興雲巌石橋大和 尚五十回忌併修大本山總

平成27年
仁叟寺年間行事予定
1/1~1/3 年頭祈祷・年賀受
1/4~1/7
年始挨拶
1/10
年賀寺例
2/3
大節分会
2/15
釈尊涅槃会
3/8 大般若会大施食会法要
3月中旬
筆供養法要
3/18~3/24 春季彼岸会
4/8 釈尊降誕会(花祭り)
5/7 総代会(迦葉山開帳)
6/15 先々代五十回忌法要
6/27~6/28(一泊二日)
県青年会主催第53回群馬緑
蔭禅の集い(会場、仁叟寺)
7/13~7/16 新暦盂蘭盆会
京浜地区檀信徒棚経
7/29~7/30(一泊二日)
第34回子供禅の集い
8/10
中元寺例
8/13~8/16
盂蘭盆会
9/20~9/26 秋季彼岸会
10/2 県宗務所主催特派布
教師巡回(会場、仁叟寺)
11/11~11/12県宗務所主催
檀信徒研修旅行(總持寺他)
12/8
釈尊成道会
12/10
歳暮寺例
12/31
除夜会
※毎週土・日曜日 書道教室
※毎週水曜日 定例坐禅会
※隔週水曜日
梅花講・琴教室・華道教室
※群馬県宗務所執務日
月・水・金曜日
当山二十九世再中興雲巌石橋大和
尚五十回忌併修大本山總持寺二祖峨
山韶碩禅師六百五十回大遠忌法要
↑29世再中興
雲巌石橋大和尚
上)随喜御寺院様集合写真 左)五十回忌法要をお勤めされる大本
山總持寺副貫首石附周行老師 右)大遠忌法要導師、仁叟寺住職
6月15日、仁叟寺29世再中興雲巌石橋大和尚五十回忌法要が、大
本山總持寺副貫首石附周行老師ご導師の下、50人もの随喜寺院様、
また檀信徒の皆様方と共に、厳粛かつ荘厳に修行されました。併せ
まして、当山住職導師にて、大本山總持寺二祖峨山韶碩禅師650回
大遠忌法要が営まれました。本法要
に当たり、200名を超える参列者はも
とより、100名以上の志ある檀信徒の
皆様方より、献香料を頂戴いたしま
した。改めて御礼申し上げます。
←受付を勤めました総代人の皆様方
仁叟寺徒弟 大光哲道上座得度式
↓↑
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去る3月8日に修行されま
した仁叟寺恒例の大般若会及
び大施食会法要に先立ち、徒
弟渡辺哲道君の得度式が、厳
粛に執り行われました。
渡辺哲道君は、現在多胡小学校5年生(式当日は4年生)。副住職夫妻の長男で、住職夫妻の
孫、東堂夫妻の曾孫になります。10歳を迎えた年の恒規法要にて、曹洞宗儀に則り得度式が、
多くの檀信徒の皆様が見守る中、無事立派に勤められました。得度の師匠を受業師と申し、仁
叟寺住職が導師を勤めました。得度に当り、僧名が授けられ、この日より「大光哲道上座」と
なりました。大衣一式は、龍源寺出牛裕一総代長より寄進されました。有難うございました。
上毛新聞特集記事「さよならのカタチ」より
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害
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群馬県宗務所主催
檀信徒研修旅行のご案内
←↑住職が所長を勤めて
おります曹洞宗群馬県宗
務所主催研修旅行の案内
書。是非、ご参加を!
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仁叟寺秋の研修参拝旅行は、昨年の第10回をもって一先ず休止とさせていただき
ます。多くの方々に参加していただき、当寺恒例の日帰り研修参拝旅行となり、
有難く感謝しております。本年からは、上記のとおり住職が宗務所長を勤めます
曹洞宗群馬県宗務所の研修旅行を行います。県内各地より多くの方々が参加し、
バス8台程で行っている恒例の研修旅行です。今年は大本山總持寺二祖峨山韶碩禅
師650回大遠忌の年に当たり、大本山總持寺様へ、また伊豆の古刹修禅寺様の拜
登を予定しております。是非とも奮ってのご参加を宜しくお願い申し上げます。
県主催赤い糸プロジェクト寺婚開催
昨年8月31日に引き続き本年2月15日、群馬県少子化対策青少年課 ↑
の事業「ぐんま赤い糸プロジェクト」(略称・あいぷろ)主催で、 上
仁叟寺を舞台に寺婚が開催されました。今回の寺婚も前回同様、岩 毛
新
田教育経営研究所の岩田恭先生を中心に企画運営され、男女各20名
聞
合計40名が参加。盛会裏にプロジェクトが遂行されました。
記
また、今回はちょうど釈尊涅槃会当日での開催でした。参加者
事
は、この時期のみ掲げられる高崎市指定重要文化財である涅槃図を
ご覧になり、また梅花講の奉詠を共に修行いたしました。
寺院を舞台に、群馬県主催の婚活を行うのは仁叟寺が初めてであり、
今回で二回目となりました。今回も、岩田先生はじめ関係各位やスタッ
フ方の尽力もあり、男女共にキャンセル待ちも発生するほどの大盛況振りでありました。なお、
同事業は趣旨に賛同された伊勢崎市法長寺様にて、7月5日にも行われました。
少子高齢化の波は高く大きく、社会全体に於いても深く考えなくてはならな
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い問題です。地域の活性化の為に、当寺も協力させていただきました。
仁叟寺除夜会、大節分会
↓
大
節
分
会
当
日
の
様
子
↑チャリティバザーも開催
本年も盛会裏に圓成
↑左よりスリランカ僧シーラ師、中曽根康隆氏、
富岡賢治高崎市長、中曽根弘文参議院議員、福田
達夫衆議院議員御令室様、住職、飯塚邦広高崎市
議、福田区長、サンコー寺本欣一治社長、記者
昨年12月31日に、恒例の除夜会を開催。ま
た、本年2月3日には、同じく恒例の行事、大節
分会を修行いたしました。
本年も両日共に、多くの参詣者が見えられ、
我が国に伝わる歴史と伝統ある年中行事をお勤
めすることが出来ました。特に大節分会では、
来賓に見えられた方々に年男年女の方々と豆撒
きを行っていただきました。また、例年のこと
でありますが、同行事を勤めるに際し、総代さ
ん役員さんには大変お世話になりました。
↑総代さんによる事前準備 厚く御礼申し上げます。
群馬県曹洞宗青年会主催
第53回群馬緑蔭禅の集い
↑
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仏
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↘
↗
本年で第53回目となります「群馬緑蔭禅の集い」が、仁叟寺
を会場に6月27~28日の一泊二日に亘り、開催されました。
同集いは、副住職が会長を務めます群馬県曹洞宗青年会の主催
の恒例行事で、本年は講師に青森県恐山院代の南直哉老師を迎
え、参加者35名・随喜会員44名と共に修行いたしました。開講
式は、曹洞宗群馬県宗務所長であり会場主でもある仁叟寺住職が
導師を勤め、挨拶。坐禅は勿論、南老師による法話、新井慈観先
生による写仏、皆で行う清掃作業を意味する作務、ほか諸々の法
要等を通じ、身心一如の修行生活
が、当山を舞台に行われました。
また入浴に当たっては、サン
コー72カントリークラブを利用さ
せていただきました。有難うござ
いました。来年も同集いは青年会
によりお勤めされます。坐禅に興
味・関心のある方は、是非ご参加
下さい。
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仁叟寺にて修行
高崎市里山元気再生事業報告
↑おてんま風景(もみじ山)
←奉仕役員ほか集合写真
本年も継続事業となりました高崎市の里山元気再生事業。仁叟寺竹林を整備し、地元と檀信徒
の皆様方のご協力のもと、鋭意進めております。既に伐採した竹は7,000本を超え、その跡地に
はモミジ、サクラを計200株以上、植樹いたしました。なお、同事業には矢島巌、金井正男、小
沢昇、加藤壯士各氏に、特にご尽力いただき、感謝しております。
当山及び地域では、4月と6月に山内関係者及び総代さん役員さん始めとした有志にて、おて
んまを行い下草や篠竹刈り等の作業を行いました。また、8月お盆前におてんまを行う予定で
す。暑い時季で恐縮ですが、お盆様を清々しく迎えられるよう、引き続き、関係各位にはお世話
になりますが、宜しくお願い申し上げます。
自らを洲とする ~東日本大震災被災地復興支援~
副住職が会長を勤めます群馬県曹洞宗青年会では、
去る5月19日から20日に掛けて、福島県南相馬市及び浪
江町に慰霊及びボランティア活動に伺って参りまし
た。群馬県曹洞宗青年会会員23名と福島県曹洞宗青年
会会員23名、合計50名ほどで、福島県被災地域及び新
祥寺様での慰霊と奉仕活動をさせていただきました。
福島県曹洞宗青年会の会長及び副会長は、副住職と
同じ大本山總持寺での修行仲間。お互いに何か出来る
ことを考え、昨秋に両会会員有志で下見を兼ね同作業
↑福島群馬青年会合同の奉仕作業 を勤め、今回の両会挙げての慰霊及び支援活動に繋が
りました。南相馬市小高地区での奉仕作業や同市萱浜
地区、今なお居住制限のある浪江町にて慰霊碑前等にて法要を勤
めました。ほか、県青年会で修行した托鉢の浄財を、地元社協ボ
ランティアセンター等へ支援金としてお渡し申し上げました。
また、仁叟寺での各行事で集めました支援の浄財は、この機会
に被災地支援活動に福島民報社様を通じ寄進いたしました。ご協
力有難うございました。
慰←
霊↑
法
要
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↓福島民報に掲載されました
平成26年度寄進者一覧(順不同、敬称略)
番号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
15
地 区
東京
東京
吉井
多胡
多胡
高
吉井
南陽台
矢田
神保
伊勢崎
南陽台
多胡
神保
神保
塩
氏 名
向井 善彦
山田 美紗子
井上 隆
齊藤 将聡
井上 俊和
落合 裕明
大河原 圭男
井野 智央
關谷 隆治
青木 章
小野塚 博久
吉田 正義
井上 正俊
神保 堯男
神保 京子
落合 喜久男
16
高崎
金澤
英子
17
18
19
20
矢田
吉井
齋藤
井上
悦男
幸子
14
新盆檀信徒一同
寄 附
両大本山紋入赤紫香台掛
蝋型獅子脚龍巻大香炉
蝋型鋳銅瑩山禅師尊像
青銅製風鐸(山門四方)
青銅製風鐸(鐘楼堂四方)
里山再生事業寄附金
寺紋入座布団50枚
外用アルミ製水桶台
般若心経彫払子
端渓大硯及墨蹟四点
龍鳳凰総金襴袈裟
米沢紬紺両大本山紋入袈裟
欣光閣厨房他床張替
住職用冬用改良衣
品
物
御
寄
進
、
誠
に
有
難
う
ご
ざ
い
ま
合し
掌た
寺族渡辺恵津子 「梅花一級詠範合格によせて」
私が6歳だった頃の冬、2歳年下の弟が風邪がもとで亡くなりま
した。その頃、私は当時では珍しく浄土真宗寺院の幼稚園に通っ
ておりました。弟に、お風呂の中で覚えたての唄を教えてあげる
小さな姉でした。『のんの ののさま ほとけさま ・・・』
と、何の意味もわからず…。この元風景が、私の中に根強く残っ
ていたと思います。梅花とのご縁は二十余年前、全林寺講に参加
させていただいたのが始まりです。その後、高崎大雲寺様で月一 ↑先々代五十回忌法要
回勉強会が開かれるとのことで全林寺寺族田川ルリ子様と習い始
での梅花流詠讃歌奉詠
め二十三年になりました。梅花の唱えのみならず、曹洞宗のこ
と、作法のこと、また同じ志を持った先生・仲間との出会いが今の私の「宝」となっておりま
す。講員さんの中には、幼い頃、祖母様が唱えていた梅花・お念仏を聞いていた方が多く、私と
似た思いをお持ちの方が沢山おられます。昨年の十二月、お陰様で一級の試験に受かりました。
これからは、出来ましたら梅花の大いなる魅力を少しでも伝えられたら幸いと思っております。
『御仏の 御名を唱える 声聞けば 我が声ながら ありがたきかな』
この様な諸先輩のお唱えに一歩でも近づきたく、講員さんと共に精進したいと思っております。