平成27年9月18日 (一社)全国労働保険事務組合連合会愛媛支部が

平成27年9月18日
(一社)全国労働保険事務組合連合会愛媛支部が委託している
会社におけるFAX誤送信について
(一社)全国労働保険事務組合連合会愛媛支部(以下「愛媛支部」という。)が「労働保険事務組合の
年度更新及び口座振替の電算処理に関する契約書」を締結しているA社におけるFAX誤送信につい
て、下記のとおり当該事案を確認の上、必要な措置を講じましたので、概要をお知らせします。
記
1 事案の概要
A社において、マスター登録の労働保険事務等処理委託事業所名簿(チェックリスト)を確認のため、
C労働保険事務組合へFAXで送信したところ、誤って B さん宅に送信するという事案が発生した。
労働保険事務等処理委託事業所名簿には、D社、E社、F社、G 社の事業所情報(代表者職・氏名、
所在地、銀行口座、特別加入者氏名)記載されていた。
2 事実経過
(1) 平成 27 年 8 月 25 日、A社は 12 の労働保険事務組合(以下「事務組合」という。)の労働保険事務
等処理委託事業所名簿(チェックリスト)を作成し、確認のためFAXによりそれぞれの事務組合に送
信した。
(2) 平成 27 年 8 月 26 日PM5:00、匿名の男性 B さんからFAXが誤って送信されているとの連絡があ
り、この時点で誤送信が判明した。B さんに引き取りにお伺いしたい旨を伝えたが、当方で破棄する
から引き取りに来る必要はないとの回答であったので、事実経過の説明及び謝罪を行い、了承を得
た。
調査したところ C 事務組合のFAX送信票に誤ったFAX番号が記載されていることが判明した。
(3) 平成 27 年 8 月 27 日、A社は愛媛支部及び C 事務組合代表に誤送信の報告をした。また、A社は
労働保険事務等処理委託事業所名簿を回収するため、再度 B さん宅に電話したが、B さんのご家族
が応答し、B さんご本人が処分したのを確認しているので、訪問は結構であるとのことであった。
(4)
平成 27 年 9 月 1 日、A社、C 事務組合代表及び愛媛支部事務局長がD社、E社、F社を訪問し、
事実経過を説明し、謝罪して了承を得た。G 社へは業務が多忙のため、9 月 14 日以降とし、9 月14
日に G 社に連絡をしたところ、訪問の必要はないとのことであったので、電話にて事実経過の説明及
び謝罪を行い、了承を得た。
3 発生原因
A社がFAX送信票を作成する際、FAX番号の記載を誤ったこと及び複数による確認を怠ったこと
によるものである。
4 再発防止策
(1) A社においては、FAXの運用は原則行わず、郵送又はメール便等を利用する。なお、緊急でFA
Xを利用する場合は複数で送信時の確認を行うこととする。
(2) (一社)全国労働保険事務組連合会においては、各支部に対し、FAXの誤送信及び文書の誤送
付等による情報漏洩が発生しないよう、再発防止の文書を発出するとともに、あらゆる機会を通じて
周知徹底を図ることとする。