「メジャー ヴィーナス・ジャパン株式会社」の設立について <新

①
2015 年 12 月 10 日
各
社
スズトクホールディングス株式会社
大栄環境ホールディングス株式会社
「メジャー ヴィーナス・ジャパン株式会社」の設立について
この度、金属リサイクル業のスズトクホールディングス株式会社(以下、「スズトク」
という。)と廃棄物処理業の大栄環境ホールディングス株式会社(以下、「大栄環境」とい
う。)は、平成 27 年 10 月 28 日付けで締結した包括業務提携契約に基づき、共同出資会社
として「メジャー ヴィーナス・ジャパン株式会社」
(以下、
「MVJ」という)を設立いた
しましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
<新会社設立の目的>
交通やエネルギー分野と同様、廃棄物処理・リサイクルは人々の生活に不可欠な社会イ
ンフラですが、その担い手であるリサイクルビジネスの事業規模は一般的に小さいため、
投資や営業活動を行う範囲にも制限がありました。
そんな中、業界最大手のスズトクと大栄環境が保有する資本・技術・ノウハウ等を有効
活用するとともに、両社間連携をよりスムーズに図っていく役割を担う会社として、共
同出資会社MVJを設立いたしました。
今後、3 社間連携を図りながら国内での事業基盤の強化を図り、全国の排出事業者や自
治体ニーズに対応しつつ、国際的にも競争力のある企業グループを形成いたします。更
に、
「静脈メジャー」として業界全体の再編や振興を図ることで、
「社会インフラ」とし
てのリサイクルビジネス全体の活性化を目指して参ります。
<共同出資会社の概要>
(1)会社名
M
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V
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J
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:メジャー ヴィーナス ・ジャパン 株式会社
「 ヴ ィ ー ナ ス 」と い う 表 現は 、 英 語 で 「 静脈 」 を 意 味し て お り 、 日 本を 代
表する「和製静脈メジャー」の設立・推進を目指すという両社の強い想い
が込められた社名です。
(2)本社所在地
:東京都千代田区大手町一丁目 7 番 2 号東京サンケイビル 15 階
(3)代表者
:代表取締役
会長
鈴木孝雄
代表取締役
社長
金子文雄
(4)設立日
:2015 年 12 月 10 日
(5)資本金
:1 億円
(6)株主
:スズトク
50%
大栄環境
50%
②
<事業内容>
1.「トータルソリューション」をご提供するための営業活動
スズトクと大栄環境が保有する廃棄物処理・リサイクル施設間の連携及び顧客窓口の共
有を前提として、両社が有する技術や人材等の「強み」をコーディネートするとともに、
あらゆる廃棄物や循環資源を受入可能とするトータルソリューション 営業窓口としての役
割を担います。
2.「全国ネットワーク」を活用した廃棄物管理・処理システムのご提案
スズトクと大栄環境を中心とした全国ネットワークを活用することで、廃棄物の効率的
な処理・循環資源の有価売買を行い、全ての廃棄物・循環資源取引の「見える化」による
環境負荷の低減やコンプライアンス管理徹底を図る ことで、
「安全・安心」な 廃棄物管理・
処理ネットワークをご提案します。
3.廃棄物と循環資源物の双方を取扱うことができる新施設の整備
スズトク及び大栄環境と連携し、廃棄物と循環資源の双方を取扱うことができる静脈産
業モデル施設の整備を行います。
具体的には、
「シュレッダーダストの減容化」
「ミックスメタルの資源化」
「一般廃棄物の
処理」等を想定しております。
4.国内外リサイクルビジネスの「M&A」
「社会インフラ」としてのリサイクルビジネス振興を図る ために、西日本及び東日本に
拠点を置く両社による全国展開、更には海外展開を目指す上で、シナジー効果を期待出来
る有望な技術や施設を積極的に取込むことを目的として、両社による事業買収の窓口とし
ての活動を行います。
5.リサイクルビジネスの未来を創る「R&D」
リサイクルビジネスを担うリーディングカンパニーである両社は、次世代リサイクル技
術や設備等の商用化を視野に入れた研究開発活動(以下、「R&D」)を実施いたします。
R&Dの推進にあたっては、メーカー等動脈産業や研究開発機関、コンサルティング会
社等との連携を図りつつ、関連省庁との実証事業や補助事業等の枠組みを活用することに
より、官民連携を前提とした我が国リサイクルビジネス の国際競争力強化を目指します。
6.「海外展開」の実現
スズトク及び大栄環境と連携し、本格的な海外展開等を実現するために、環境省や経済
産業省等のFS調査事業等に参画することを予定しています。
以上
【この件のお問い合わせ先】
メジャーヴィーナス・ジャパン㈱
取締役
今井佳昭
TEL : 03—5204—1891