平成26年度 学校自己評価表(実施段階) 筑紫女学園中学校 ・高等学校 学校運営計画(4月) 学校運営方針 昨年度の成果と課題 ◆成果 本学園は「建学の精神」に基づき、創立110周年に向け教育の深 化を図ってきた。 「いのちの教育」「こころの教育」をさらに進め、また進路指導にお いては、職業講演会・追夢講座・チューター制等、進路指導の充 実を図り、高い進路実績を残すことができた。 志願者・入学者数については、広報活動のさらなる工夫(企画の 充実・ナイト説明会・説明会の回数増加等)と教職員の広報意識 の高まりにより増加した。国際交流・国際理解では、ハワイPBAへ の訪問、留学規定の策定等一定の成果を見た。 ◆課題 <生徒指導>生徒の多様化に伴い、それに対して柔軟に対応 できるよう教職員の研修を深めるとともに、生徒の自己指導力や 自尊感情の育成を目指した指導を強化することが必要である。 <進路指導・広報活動>進路指導の深化・広報活動の充実に よって、さらなる発展を目指し、学園全体で努力を継続する必要 がある。 1 宗教的情操教育のもと、豊かな心と使命感を持った新しい時代を創造する女性を育成する。 2 すべての生徒の学力を向上させ、志望進路の実現を図る。 3 男女別学の特性を活かし、女子校としての本校の社会的評価を高める。 具体的目標 年度重点目標 6 学校文化の発揚を図り、開かれた学校づくりを推進し、 内外への適切かつ機動的な広報活動の充実を図る。 部名 宗 教 教 育 部 評価項目 宗教教育の 全校的取組 人権教育 基本的学習習慣の確立 具体的目標 建学の精神を尊重した教育活動の充実 を図る。 ・各種入試説明会等を充実させ、特色ある学校教育活動の情報発信を図る。 具体的方策 日常業務の効率化 個人用PCの有効活用をする。 基本生活習慣の確立 「毎月のことば」の充実をはかり、HRや授業などへの活用を図る。 A ダーナの意義を周知徹底し、積極的な行動へとつなげる。 A A チャイムと同時に授業が開始できるように,生徒・教員共に努力する。 進 路 指 導 部 B B C A ・自習課題の置き場所をはっきりさせる必要あり。 B A 出張などで授業ができないときは原則振り替えとする。それが難しいときは課題。日頃から課題を準備しておく。 A メールの活用等により,朝礼時間の短縮(目標4分以内)を目指す。 A A 職員・生徒とも互いに挨拶をし、明るい学校の雰囲気を作る。 A 登下校を中心に交通指導を行い、不審者等に対しての生徒の安全確保に努める。 生 徒 校門・校外指導 交通指導の徹底を図る。 交通安全教室を実施するなど、自転車や歩行中の注意、公共交通機関でのマナーを学ばせる。 指 危機管理体制 生徒のあらゆる面での安全確保を推進す 避難訓練を実施するなど日頃から防災意識を高めておく。 整備 る。 導 部 携帯電話の講習会を実施し、インターネットやSNSなどの危険性を知らせていく。 A A A ・クラス編成が複雑なため、時間割作成や授業振り替えに無理がある。 ・PC使用上のセキュリティ講習会が必要。 A ・風紀検査の実施と日頃から風紀面の乱れがないよう注意していく。 B ・登下校のマナーや交通指導を強化していく。 B A A ・携帯電話の危険性を伝えていくこと、また携帯の校則遵守の徹底をする。 A A A ・行事や様々な学校活動において生徒の自主性を育てる。 体育祭や文化祭などの学校行事を生徒の運営にゆだね、自治活動の理解と自主性を育てる。 A 競技力向上・精神的成長へ向け、生徒に自信や誇りを抱かせる。 A ・自己管理能力・自己指導能力の向上を目指し、生徒1人1人が目標をもって活動的 に行動できる環境を作る。 部活を活性化させることにより、明るく健康的な雰囲気を作り、学校を活気あるものにする。 B 多くの生徒が学習と部活動の両立を図れる環境を作る。 B 受験対策としての課外授業および高3講座制課外を継続して実施する。 A A 校内実力テスト・校外模試・小論文指導を企画・立案し、実施する。 A B 追夢講座(大学の出張講義)・大学説明会・進路説明会・進路講演会などを計画・実施し、生徒の進路目標が明確になるように努める。 A 進路情報の迅速な発信に努める。 進路の手引・進路速報などを作成し、生徒・教職員に向けて進路に関する様々な情報を迅速に伝える。特に、新課程入試に関する 変更点については、各学年会議等でも連絡が徹底できるように努める。 A A チューター制の活用を図る。 質問を受ける形にとどまらず、様々な活用法(講座を開講するなど)を検討し、実施する。 B 進路指導 ・授業開始が遅れがちな教員が一部目についた。 ・挨拶の励行や規則正しい生活習慣の確立を引き続き徹底していく。 生徒の志望に応じた講演会(国公立大志望者対象など)を実施する。 体系的な進路指導を推進する。 A A 年2回の進度チェックを行い,次年度のシラバスに活かす。 授業開始の時間や提出物の締切期限を厳守する態度を養う。 次年度の主な課題 ・建学の精神について、理解しにくい点など、疑問を吸い上げる工夫が必要である。 ・現在の形の特設授業実施から6年のサイクルが終了するので、成果を検証し、不十 分な点や、改正すべき点を明らかにする必要がある。 B 挨拶や時間の厳守・正しい服装容儀・規 規則正しい生活習慣を確立することで、健康で充実した学校生活を送らせる。 則正しい生活の確立を図る。 月1回の風紀検査を実施し、ルールを守ること・規律の大切さを理解させる。 生徒会・部活動 自主的な活動の推進を図る。 の活性化 評価(3月) 全生徒・職員が講堂礼拝・宗教行事に積極的に参加し、建学の精神の理解を深める。 考査結果の反省および資料の有効活用をする。 考査ごとに教科会議を開き,平均点・度数分布・誤答例など分析して今後の授業に活かす。 教 務 教科指導の充実 シラバスの有効活用をする。 部 自習時間ゼロを目指す。 A ・HP・広報誌等の充実を図り、その活用により地域の理解や信頼を深める。 生徒・教職員共に、豊かな人権感覚を身 特設授業は、学年毎に設定されたテーマをもとに、各学年で研究してより深い内容のものとする。 につける。 人権標語や人権作文を通して、豊かな人権感覚を養うように図る。 授業の開始時間を守る。 評価(3月) ・積極的な生徒指導の実践により、自律と責任を重んじ道徳的実践力を持つ 1 自己指導力を育む生徒指導を推進し、豊かな心と使命 生徒の育成を図る。 感を持ったたくましい生徒の育成を図る。 ・規則正しい生活習慣を確立させ、心身ともに健康で調和の取れた生徒の育 成を図る。 ・基本的学習習慣と基礎学力の定着を図り、意欲的に学力向上を目指す生 2 基礎的・基本的な学習を徹底し、自ら学び考え行動する 徒の育成を図る。 主体的姿勢を持ち、確かな学力の向上を目指す生徒の育 ・学習指導要領に基づいた効果的な学習指導を推進し、生徒の思考力、判 成を図る。 断力、表現力等の充実を図るとともに、生徒の実態に応じたシラバスを作成 する ・主体的かつ能動的に学ぶ環境を整備し、生徒の進路意識の高揚を図る。 3 「志」を育み、系統的なキャリア教育を推進して真の自己 実現を目指す進路指導の徹底を図る。 ・キャリア形成を促す系統的な進路指導を通して、進路実績の向上に努め る。 ・建学の精神を尊重し、校訓「自律・和平・感恩」を重んじる心を育てる教育活 4 自他共助の精神を育み、宗教的素養を喚起して、人とし 動の充実を図る。 てのあり方・生き方の深化を図る。 ・「合掌のこころ」と「いのちを尊重する態度」の育成を通して、すべての領域 で豊かな人権意識を培う。 5 筑女生らしい端正で誠実、明朗かつ進取の気性に富ん ・豊かな心と確かな学力を持ち、社会に貢献できるリーダーシップを持った女 性の育成を図る。 だ女性の育成を図る。 ・昨年度までの取り組みに加えて、現在進められている大学入試改革や新たな高大 接続に対応するために、情報収集に努める。 ・教科・学年・各部と連携し、方策を柔軟に考えていく必要がある。 A A B 研 修 部 研究授業の深化を図る。 研修部 積極的な職員研修への参加を図る。 新任常勤講師・新専任教諭・専任教諭それぞれが研究授業を行い、教科指導上の課題を合評会などを通して明らかにし、授業力向上に努める。 B 新任・新担任の授業指導・生活指導全般の理解を深めるために、研修会を実施する。 A A 校内および校外において、必要且つ有効な研修をタイムリーに企画運営することにより、教職員としての資質の向上に努める。 A 110周年に向けて、地域連携・高大連携・国際連携事業を推進する。 B 学内外での入試説明会を企画・実施し、より効果的なものにする。 A 高校体験入学の企画・実施をより充実させる。 A 日頃より、中学や塾への訪問を密にし、本校の状況を広く伝えていく。 A A 在校生、保護者、同窓会への学内広報をより充実したものに改善していく。 B パンフレット・ポスター、およびHPを改善し情報発信を充実させる。 A 各種アンケート調査、分析を行い、受験生、保護者の要望等の情報を蓄積する。 A 他校をはじめ、学校をとりまく様々な状況の情報収集を行い、広報活動に活用する。 B ・父母教師会や後援会の理解を得ながら、教育活動への協力と支援の充実を図る。 保護者・同窓会等と 教育活動に対して、保護者・同窓会の協 ・精華会(同窓会)との連携を強めつつ、奨学金等の生徒支援の充実を図る。 の連携 力と支援の要請を図る。 ・地域に根ざした学校作りを目指し、地域との連携を検討する。 B 広 報 部 広報活動の充実と発展を図る。 広報部 広報室の機能拡充を推進する。 B A A ・授業力向上のために、広範な研修機会を提供する。 ・生徒に本物の文化に触れる機会を提供しかつ地域、大学、外国のさまざまな人々 との交流を推し進める。 B ・内部広報を充実させ、在校生、保護者の満足度を上げると同時に職員の意識向上 を図る。 ・筑女のCSRについて考え、地域にとって、「筑女があって良かった」と思われる活動 を推進する。 A A B B ・学校行事において協力を十分にいただいた。今後、父母教師会や同窓会との連携 をさらに充実させることがひつようである。 ・学校活性化に向けた協力体制を強化させたい。
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