世界のお酒 糖化・発酵させ そのまま飲む 出来るまで 蒸留 醸造酒 アルコール分の 高い 蒸留酒 清酒(米) ワイン(果実) ビール(大麦) 米焼酎 ブランデー ウイスキー その他 減圧蒸留って何? 蒸留方法(単式蒸留の場合)については大きく分けて「常圧蒸留」と「 減圧蒸留」の2種類あります。常圧蒸留の場合、大気圧の下で蒸留( 約90℃)するので沸点の高い油性成分が回収され、蒸留される焼酎 は香り・味の多い昔タイプになります。減圧蒸留の場合、蒸留機内全 体を減圧(真空)にしてモロミの温度を低い状態で沸騰(約40度)させ ると、高い温度では壊れてしまう軽快で上品な香りをそのまま得るこ とができるため雑味成分の少ないソフトな焼酎になります。 昔はすべて常圧蒸留に頼っていましたが 、嗜好のソフト化に伴い軽快な酒質が得ら れる減圧蒸留が今や業界の大勢を占めるよ うになり、焼酎ブームの火付け役となりまし た。今回の焼酎造りは雑味の少ない上品な 香りのする焼酎を目指しましたので「減圧蒸 留」で行いました。抽出された焼酎の味は「 五穀の香りや風味を残しつつ、スッキリと飲 みやすい」といった仕上がりです。一部の焼 酎をシェリー樽で貯蔵。今後さらなる味の変 化が期待されます。 混成酒 合成清酒・リキュール (梅酒など) 箸休め Ⅱ ちょっと 様々な焼酎。 昨今の焼酎ブームは昭和50年代に 訪れたといわれ、材料に芋、麦、米、そばはもとより様々 な原料の焼酎が造られています。そこで変わった原材料を 使用した焼酎を下記に掲載しました。一度買い求めてはい かがでしょうか。味はさておき香りにはその材料の風味が 生きているはず・・・ 黒糖・ し そ ・ 人参・ ジャ ガイ モ・ こ んぶわかめ・ ねぎ ・ かぼち ゃ ・ ほう れん草・ ピーマン・ ト マト ・ ふき の と う ・ アロ エ抹茶・ 玉露・ ウーロ ン茶・ 紅茶・ 牛乳・ ひま わり の種・ サボテン・ ピーナッ ツ・ 山芋・ 銀杏・ 海苔・ 椎茸・ 落花生・ ・ ・ 減圧蒸留機:一番奥の大きな タンクにモロミを入れて蒸留。 手前のタンク2つで焼酎を回収。 全体が真空状態になります。 他にもっとあるみたいです。 日本酒度とは「甘辛」を表すもの? 日本酒度とは水(±0)に対する酒の比重を「日本酒度計」で 測定したもので、清酒の比重を表すものです。この比重は糖 分が多くなれば重くなって(-)が大きくなり「甘口」に、少なく なれば(+)が大きくなり「辛口」になる。しかし糖分の量で比 重が変わるわけだけで、アルコール度数・酸味・香りのバラン スにより変化し実際に感じる味わいは異なります。あくまで も参考目安にして下さい。 日本酒度計 水 +6.0 +5.9∼+3.5 +3.4∼+1.5 以上 「ぬる燗」「熱燗」は何度のこと? 昔から「ぬる燗」「熱燗」という言葉はありましたが何℃と いう表現がなく曖昧なものだったようです。右記ような 定義ができたのは最近のことのようです。 日本酒は冷やから燗まで、5℃∼55℃まで広範囲な幅の 中で、自分の好きな温度で楽しむことができます。この ような日本酒の飲用温度帯の広さは他の酒にはありま せん。 一般に、酒の温度が上昇すると味わいの強さと押しが増 し、温度が低くなるほど香りと味わいが小さくなる傾向が あります。温度を変えることによって、ひとつのお酒を通 して様々な味わいが生まれます。 冷の表現と温度 ■ 雪冷え(ゆきびえ) ------- 5℃ ■ 花冷え(はなびえ) ------- 10℃ ■ 涼冷え(すずびえ) ------- 15℃ お燗の表現と温度 ● 日向燗(ひなたかん) ----- 30℃近辺 ● 人肌燗(ひとはだかん) --- 35℃近辺 ● ぬる燗(ぬるかん) ------- 40℃近辺 ● 上燗(じょうかん) ------- 45℃近辺 ● 熱燗(あつかん) --------- 50℃近辺 ● とびきり燗 --------------- 55℃近辺
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