第 3 回東海学生最速決定戦 大会レポート

第 3 回東海学生最速決定戦 大会レポート
1.大会の概要
本大会は、学生が自動車の大会を企画、及び運営を行うことで、東海地方から「若者の
車離れ」に対して、一石を投じることができるのではないか、と言う考えの下に考案され
ました。今回の大会は、
「前回大会のクオリティを維持しつつ、前回よりも参加費を抑え、
サーキット走行への敷居を下げる事」を目標とし、企画・準備を進め、開催しました。
2.大会の内容
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開催日:2015 年 9 月 8 日
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開催場所:幸田サーキット YRP 桐山
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開催種目
本大会では、走行枠をドライバーのレベル別に分け、フリー走行を行って頂きます。今
回は、初級・中級・上級の 3 クラスに分かれて頂きました。このフリー走行中に、タイム
アタック形式で「660 カップ」
、
「アジアンカップ」の順位を競い、さらに、本大会のメイン
イベントである、
「東海学生最速決定戦」への出場者を決定します。
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第 3 回東海学生最速決定戦 大会レポート
① 東海学生最速決定戦
本大会のメインイベント。本種目にエントリーした参加者の内、午前中のフリー走行で
の成績上位者のみが参加できます。3 周のタイムアタックを行い、そのタイムで順位を決定
します。各選手が、実力を遺憾なく発揮して頂ける様、同時コースインを 3 台とし、確実
にクリアラップを取れる環境の下、順位を競います。
② アジアンカップ
安価なセカンドグレードクラスまでのタイヤでのみ出場が可能な種目です。ハイグリッ
プタイヤに手が届かない学生でも、安価なタイヤで表彰台に立てるチャンスを作れればと、
この種目を企画しました。こちらはフリー走行のベストタイムで順位を競います。
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第 3 回東海学生最速決定戦 大会レポート
③ 660 カップ
660cc 以下の軽自動車が出場可能なイベントです。軽自動車で走っている学生もいるとい
うことで、性能差のある軽自動車でも表彰台に立てる機会をと種目を企画しました。
こちらもアジアンカップ同様、フリー走行のベストタイムで順位を競います。
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大会結果

東海学生最速決定戦
優勝
愛知工業大学
原大央
ECR33
スカイライン
54.745
2位
愛知工業大学
山下祐生
BL5
レガシーB4
55.423
3位
名古屋大学
五十嵐悠
NCP91 ヴィッツ

55.901
アジアンカップ
優勝
名城大学
横井俊介 RPS13
180SX
58.368
2位
名城大学
伊藤優太 SW20
MR2
59.601
稲垣篤季 AK12
マーチ
3 位 中日本自動車短期大学

1.00.054
660 カップ
優勝
愛知工業大学
2位
名城大学
3位
豊田工業大学
浜地正裕 L880K コペン
58.468
中村昂貴 AA6PA キャロル
58.764
助村椋
HA21S アルトワークス
3
1.02.958
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
イベント・ブース出展
1.
プロドライバー谷口敦史選手によるドライビング指南
前回に引き続き、プロドライバーである谷口敦史選手に、ドライビング指南をして頂き
ました。希望された参加者の方に谷口選手に助手席に乗ってもらいながら、また、実際に
走行してもらいながら、マンツーマンで教えて頂きました。
2.
協賛企業様によるブース出展
サーキット走行以外にも、協賛頂いた企業様に、ブースを出展頂いています。今回は、
東海地区にて、中古車の買取・販売を行うアップルと、自動車の中古パーツを取り扱うア
ップガレージを経営されている ATAX 様にブースを出して頂き、一緒に大会を盛り上げて
頂きました。
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3.
じゃんけん大会
協賛企業様から頂いた豪華賞品をかけて、ご来場頂いた方全員参加のじゃんけん大会を
行いました。じゃんけん大会の音頭は、前回同様、谷口敦史選手に取って頂きました。豪
華賞品、谷口選手のおかげで、大いに盛り上がりました。
3.大会の規模
今回大会では、大学 6 校から、29 台にエントリー頂きました。
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参加大学一覧
豊田工業大学 豊田工業大学自動車同好会
名古屋大学 名古屋大学体育会自動車部 NUAC
名城大学 名城大学体育会自動車部
愛知工業大学 愛知工業大学自動車部 teamAITAC
大同大学 大同大学 大同自動車部
中日本自動車短期大学 中日本自動車短期大学自動車部
前回と比較すると、参加大学・参加台数は減少してしましました。原因として、同じ時
期に自動車部として出場する大会や他大学による走行会があった事、また、今回の開催場
所である幸田サーキットが大学から遠かった事が考えられます。さらに、レギュレーショ
ンに新たに追加した音量規制などにより、各自動車部で所有している大会仕様の車両の持
ち込みが無かったことも原因の一つと考えられます。
4.
協賛・後援企業
今回も、多数の企業様からのご協賛、ご後援を頂き、大会を開催することができました。
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協賛企業一覧
【株式会社 ATAX】
東海地区で中古パーツ店のアップガレージと車買取専
門店アップルを経営されている会社です。今回は、協
賛品のご提供、さらにブース出展をして頂きました。
【ルブロスオイル】
オリジナルのエンジンオイル、ギアオイル、オイル添加剤等の販売
をされている企業です。前回に引き続き、オイルをご提供頂き、大
会の優勝賞品、及びじゃんけん大会の景品として使用させて頂きま
した。
【プロジェクト・μ】
水色のブレーキパッドが特徴的なブレーキ総合メーカー。
今回も、優勝賞品として、ブレーキパッドをご提供頂きま
した。
【プリントショップ 3P】
T シャツやユニフォームのプリントを行われている会社で
す。前回と同じく、運営メンバーのスタッフ T シャツを製
作して頂きました。
【ジュランレーシング】
モータースポーツで使用される競技用品を取り扱われ
ている会社です。グローブや添加剤などを協賛品として
頂き、大会賞品として使わせて頂きました。
【株式会社ワイド】
カー用品を取り扱われている会社です。リムラインシー
ルや、バルブキャップを協賛品としてご提供頂きました。
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後援企業
【幸田サーキット YRP 桐山】
今回の第 3 回東海学生最速決定戦の開催地です。
レンタルカートをはじめ、多くのモータースポーツイベント
を開催しています。本大会では、当日の運営のサポートなど、
あらゆる場面でご助力頂きました。
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