Professional Training Program 一般社団法人日本粉体工業技術協会 粉体工業技術センター教育部門 第 62 回 粉体技術専門講座 ~「湿潤粉体の混練性の評価とその実際」~ 特別講座 専門講座 アドホック セミナー 粉体エンジニア 早期養成講座 粉体入門セミナー 講座レベル 日 時:平成 27 年 11 月 18 日(水) 講 義 9:30~17:00 交流会 17:10~19:10 会 場:東京・UDX ギャラリーネクスト 4F NEXT-2 (講 義) UDX カンファレンス 6F (交流会) 〒101-0021 東京都千代田区外神田 4-14-1 電話 03-3254-8421(代) 粉体混練物からスラリーにいたる湿潤状態の粉体は,多くの工業分野において中間原料や製品として用いられ, その混練状態が,粉体製品の成形性などの品質を決めていると言っても過言ではない。それでは,混練状態はど のような物理的・化学的な特性を以て評価できるのか,また,それらの特性はどのようにして評価できるのだろ うか。そこで本専門講座においては,混練状態評価の基礎として,湿潤粉体の力学的な特性に関する基礎的な事 項を講義する。当分科会で検討・開発した混練状態の評価法を実例にもとづいて紹介する。また,混練状態評価 は混練物,混練物の利用分用において異なっている。そこで,セラミックス,食品,建材製造における混練操作 を取り上げ,そこで用いられている指標や評価方法を紹介する。 プログラム 1.9:30~ 9:35 開会挨拶 混合成形分科会代表幹事 株式会社栗本鐵工所 藤井 淳 2.9:35~10:55 「湿潤粉体の力学的特性」 中央大学 理工学部教授 村瀬 和典 氏 Atterberg 限界で示されるように,液体の飽和度に大きく依存する湿潤粉体に関する力学特性を, 液体が形成する液架橋形態による粉粒体間の相互作用に着目して総説する。 3.11:05~12:05 「混練状態ならびに混練過程の簡便な計測・評価法とその応用」 佐藤ラボ (元大阪府立大学 教授) 佐藤 宗武 氏 混練状態を評価するための共通試料(粉体+粘結材)を設定し,混練進行に伴って変化する試料物 性をキャピラリーレオメータで測定し,同時に添加した顔料の分散過程を明度変化として追跡する 手法を提案した。形式の異なる実混練装置の特性評価を試み,提案した手法の有効性を確かめた。 4.13:10~14:00 「湿式押出造粒機の造粒物物性と混練状態」 株式会社ダルトン開発統括部長 浅井 直親 氏 湿式押出造粒を実施するに際し,前処理の混練状態が造粒物特性にどの様な影響を与えるかを検証 した。また,粉体圧縮試験機を用いて混練物を測定することで,粉体圧縮試験での測定結果が混練 状態を表しているかを検討した。 5.14:00~14:50 「画像処理を利用した可塑性評価法」ヤマカ陶料株式会社 専務取締役 原 真悟 氏 従来より陶磁器練土の可塑性評価方法として世界各国で用いられているペッファーコルン (Pfefferkorn) 法に改良を加え,画像処理を用いて試料の変形量と亀裂比を測り,含水率との関係 から可塑性を評価する方法をご紹介する。 6.15:00~15:50 「食品の混練と評価」 株式会社品川工業所研究室長 伴 信雄 氏 粉体と液体の混練操作において,食品の場合,分散し難い水(表面張力大)を添加する特徴があり, 大きな練り作用を必要とする。添加液量の異なる代表的な食品(調味料粉体,麺帯,パン生地)を 例として混練操作と評価を説明する。 7.15:50~16:40 「コンクリートの混練と評価法および化学混和剤の役割」 竹本油脂株式会社マネジャー 玉木 伸二 氏 水硬性材料であるコンクリートは,土木建築材料として欠くことのできないものである。ここでは, コンクリートの混練方法と評価法および機能付与剤として必要不可欠な化学混和剤の働きや役割 について紹介する。 8.16:40~17:00 総合討論 混合・成形分科会コーディネータ TASC 遠藤 茂寿 氏 9.17:10~19:00 交流会 参加申込要領 1. 定 員: 80 名 2. 参加費(交流会費含む) : 日本粉体工業技術協会会員・後援団体会員 23,000 円 一般 28,000 円 (消費税を含みます。 ) ※日本粉体工業技術協会会員で、平成 27 年度特別協賛会費申込済みの会員は上記金額の半額。 3. 申込方法: ① 日本粉体工業技術協会のホームページ上からお申込みください。 https://www.appie.or.jp/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=senmon2 ② 申込書受け付け後、受理書を E-メールで送信いたします。 ③ 申込締切日:平成 27 年 11 月 11 日(水) (締切延長しました) 4. 支払方法: ① 参加費は別途郵送する請求書に記載の口座へ平成 27 年 11 月 17 日までにお振込みください。 請求書は毎月 20 日発行となっております。お急ぎの場合はご連絡ください。 また、お振込みいただいた参加費は返金できませんので、欠席の場合は代理の方のご参加をお願いいたします。 また 11 月 5 日(木)以降のキャンセルは受付できませんので、ご了承ください。 ② 振込手数料は、貴社にてご負担願います。 5. 問合せ先: 一般社団法人日本粉体工業技術協会 本部 〒600-8176 京都市下京区烏丸通六条上ル北町 181(第 5 キョートビル7階) TEL:075-354-3581・FAX:075-352-8530・e-mail:[email protected] 東京「UDX GALLERY NEXT-2」案内図 ※昼食は UDX の中にレストラン街、コンビニエン スストアがありますのでご利用ください。 主 催:一般社団法人日本粉体工業技術協会 企 画:一般社団法人日本粉体工業技術協会 混合・成形分科会 後 援:粉体工学会、公益社団法人化学工学会、公益社団法人日本セラミックス協会、 一般社団法人日本食品機械工業会、一般社団法人日本食品工学会、カーボンブラック協会、 一般社団法人資源素材学会
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