Professional Training Program ⼀般社団法⼈⽇本粉体⼯業技術協会 粉体⼯業技術センター教育部⾨ 第 63 回 粉体技術専⾨講座 〜「粉体の分離・分級技術の動向と展望」〜 ⽇ 時:平成 28 年 2 ⽉ 9 ⽇(⽕) 講 義 10:00〜16:45 交流会 16:45〜18:30 会 場:東京・UDX ギャラリーネクスト 4F NEXT-1 (講 義) UDX ギャラリーネクスト 4F NEXT-3(交流会) 〒101-0021 東京都千代⽥区外神⽥ 4-14-1 電話 03-3254-8421(代) 粉体の分離・分級は、粉粒体を取り扱う幅広い産業分野で使⽤されている 基盤的な技術であるが、電池や半導体などの先端分野においても性能や品質 向上のためのキーテクノロジーとして注⽬されている。⼀⽅、粉粒体の流動 中により分離が⽣ずる偏析は、トラブルの原因となる場合も多く、その現象 の理解が⽣産設備を設計するうえで⼤変重要である。 本講座では、ナノからミクロンオーダー粒⼦の分離・分級技術について基 礎理論から最近の研究成果まで平易に解説する。また実際の⼯業プロセスで 発⽣する課題やその対応例について紹介する。 ナノからミクロン粒⼦の分離・分級技術 基礎理論から最近の研究成果 実際の⼯業プロセスで発⽣する課題や その対応例をご紹介!! 主 催:一般社団法人日本粉体工業技術協会 企 画:一般社団法人日本粉体工業技術協会 分級ふるい分け分科会 後 援:公益社団法人 化学工学会 粒子・流体プロセス部会 粉体プロセス分科会 (申請中) 粉体工学会 集塵技術の多機能化研究会 粉体工学会 粉砕の高度利用研究会 日本エアロゾル学会 公益社団法人 日本空気清浄協会 プログラム 1. 10:00〜10:05 開会挨拶 分級ふるい分け分科会コーディネータ 広島⼤学⼤学院 吉⽥ 英⼈ 2.10:05〜11:05 「乾式及び湿式分級技術の進展」 広島⼤学⼤学院 教授 吉⽥ 英⼈ ⽒ 微粒⼦の粒⼦径分布幅を狭くする分級操作は粉体の特性を向上させるのに重要 である。ここでは最近の乾式および湿式分級技術について、その基本原理や特徴 を詳しく解説する。また分級操作における各種の⽅法や基礎理論及びその注意事 項について詳しく解説する。 3.11:05〜12:05 「エアフィルタの分級への応⽤」 ⾦沢⼤学⼤学院 教授 ⼤⾕吉⽣ ⽒ 従来、エアフィルタは粒⼦の捕集に使⽤されてきたが、フィルタ構造、ろ過条件 を適切に設定すれば、粒⼦の分級にも利⽤することができる。ここでは、慣性フ ィルタ、回転フィルタによる粒⼦の分級、およびメタルスクリーンによるエアロ ゾル粒⼦の篩い分けについて紹介する。 12:05〜13:00 昼⾷ 〜お弁当とお茶を事務局で準備しております〜 4.13:00〜14:00 「DEM シミュレーションによる粒⼦群偏析現象の解明」 同志社⼤学 ⼯学部 講師 下坂 厚⼦ ⽒ 転がり摩擦に着⽬した球形要素で粒⼦形状の効果を表現する DEM シミュレーシ ョンを⽤いて、粒⼦群の充填プロセスで発⽣する偏析現象を解析した。今回は、 新たに定義した偏析指数とふるいの式に基づくパーコレーション指数を⽤いて、 粒度偏析に及ぼす粒⼦形状および粒⼦径分布の影響を検討した結果を報告する。 5.14:00〜14:30 「気流式分級機の紹介」 ホソカワミクロン㈱ 粉体⼯学研究所 ⽻⽊ 孝輔 ⽒ 粉体から出発して加⼯・⽣産された⼯業製品の⾼機能化とともに粉体粒⼦制御技 術の⾼度化が求められ、粉体技術はそれに対応すべく現在に⾄っている。その制 御技術の⼀つとして分級があり、単独での適⽤のみならず粉砕に対しても必要不 可⽋な技術である。今回は気流式分級機について現在の技術を紹介し、その課題 を述べる。 6.14:30〜15:00 「粉体付着抑制技術のふるい網、粉体関連機器への応⽤」 ㈱NBC メッシュテック 研究開発部 本島 信⼀ ⽒ 無機ナノ粒⼦固定化技術 Nafitec®の特徴である付着抑制効果を応⽤し、粉体付 着・⽬詰まり解消と、ふるい抜けに優れたふるい網について、様々な微粒⼦材料 での⾼効率性やメンテナンスの簡易化、異物除去の⾼精度化などの事例について 紹介する。また、当社の付着抑制技術の粉体関連機器への応⽤について紹介する。 15:00〜15:15 休憩 7.15:15〜15:45 「気流式ふるい分け装置について」 ㈱セイシン企業 開発部 南 勇 ⽒ 気流式ふるい分け装置スピンエアーシーブは、気流や超⾳波により粉体を分散さ せながらふるい分けを⾏うため、今までふるい分けが困難とされていた微粉や凝 集性サンプルの処理が可能である。ここでは、当装置の特徴と応⽤例について紹 介する。 8.15:45〜16:15 「シングル〜サブミクロン粉体における乾式分散・分級技術」 ⽇清エンジニアリング㈱ 粉体事業部 ⼩澤 和三 ⽒ 粉体が⼩さくなればなるほど粒⼦の付着⼒が増加し、乾式による⾼精度な分級が 難しくなる。本発表では、これまで困難であったシングル〜サブミクロン粉体を ⾼精度に分級するための、助剤を⽤いた分散技術と旋回流を利⽤した分級技術に ついて紹介する。 9.16:15〜16:40 総合討論 分級ふるい分け分科会代表幹事 ⽇清エンジニアリング㈱ 秋⼭ 聡 10.16:40〜16:45 閉会挨拶 11. 16:45〜18:30 交流会(UDX ギャラリーネクスト 4F NEXT-3) 参加申込要領 1. 定 員: 70 名 2. 参加費(交流会費/昼⾷費 含む) : ⽇本粉体⼯業技術協会会員・後援団体会員 ⼀般 20,000 円 25,000 円 (消費税を含みます。 ) ※⽇本粉体⼯業技術協会会員で、平成 27 年度特別協賛会費申込済みの会員は上記⾦額の半額。 3. 申込⽅法: ① ⽇本粉体⼯業技術協会のホームページ上からお申込みください。 https://www.appie.or.jp/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=senmon3 ② 申込書受け付け後、受理書を E-メールで送信いたします。 ③ 申込締切⽇:平成 28 年2⽉2⽇(⽕) 4. ⽀払⽅法: ① 参加費は別途郵送する請求書に記載の⼝座へ平成 28 年2⽉8⽇までにお振込みください。 請求書は毎⽉ 20 ⽇発⾏となっております。お急ぎの場合はご連絡ください。 また、お振込みいただいた参加費は返⾦できませんので、⽋席の場合は代理の⽅のご参加をお 願いいたします。また 2 ⽉ 3 ⽇(⽔)以降のキャンセルは受付できませんので、ご了承くださ い。 ② 振込⼿数料は、貴社にてご負担願います。 5. 問合せ先: ⼀般社団法⼈⽇本粉体⼯業技術協会 本部 〒600-8176 京都市下京区烏丸通六条上ル北町 181(第 5 キョートビル7階) TEL:075-354-3581・FAX:075-352-8530・e-mail:[email protected] 東京「UDX GALLERY NEXT-1」案内図
© Copyright 2024 ExpyDoc