スーパーシャトル コンバージョンキット この度は、クイック製品をお買い求め戴き誠にありがとうございました。 本製品は、ヒロボー製シャトルプラス2を高性能にするためのコンバージョンセットで す。本製品は、120度SWM方式のコントロールになっております。シャトルZXXや プラスなども、SWM方式のスワッシュプレートを別途ご購入いただくことにより、香港 バージョンセットをご利用頂くことができます。 本製品には、ヘッド、コントロール部、動力部、テール部、ボディなどは付属しません。 シャトル純正品の物を、そのままご利用いただけます。 組み立て 本製品は、シャトル純正品が組み立て済みの場合、取り外す必要の有る部品等の場合取 り外しをしてある物として、ご説明しております。その都度取り外す必要の有る場合は、 純正品より取り外してご利用ください。純正品の部品も多用いたしますので、あらかじめ 分解しておくと良いかと思います。また、本取り扱い説明書の組み立てを最後まで一読し て、おおむねご理解いただいた後組み立てを始めると良いでしょう。 1 フレームにサーボを取り付ける フレームにはあらかじめエレベータコ ントロールシャフトを挿入するためのブ ッシュが取り付けて有ります。そのため 左右のフレームは別々となっており、そ れぞれにサーボの位置を注意して取り付 ける必要が有ります。 上記写真は、キャノピーを前方にしテール側より見て、右側のフレームです。フランジ ブッシュの出っ張りの多い方が写真の面になります。裏側が直径が大きく出っ張りの少な い方となります。こちら側のフレームに取り付くサーボは1個です。写真の位置、向きに 注意して、サーボナットとM3-8トラスビスにてサーボを取り付けます。 上記写真が左側フレームです。こちら側には2個のサーボが取り付けられます。位置お よび方向に注意して、取り付けてください。 なお、上記写真ではフレームはシルバー色ですが、製品ではブルーアルマイト処理とな っております。 -1- 2 左右フレームの結合 エレベータコントロールシャフトに、エレ ベータコントロールアームINをM3-3S ETで仮止めします。後ほど位置を合わせて 固定しますが、ここでは軽くしめてください。 左右のフレーム間に、上記アームを挿入し ます。写真では下側がボディ(前方)となり ます。フレーム左側に、シャフトが出っ張る ようにします。 アームには写真の位置にピポットL4を取 り付けてください。 マストベアリングハウジング2個で、フレーム左右を結合します。マストベアリングハ ウジングは、ベアリングがそれぞれフラットな面が外側に向く様にしてください。M3- 6CAPを8個使用します。 -2- 3 スパーベアリングハウジングの取り付け スパーベアリングハウジング上下を、それぞれM3-6CAPにてフレームに取り付け ます。ベアリングフラットな面は、それぞれ外側を向く向きにしてください。 純正品より取り外したクラッチベル(ピニオン付き)を挿入します。スタートシャフト を通して、上側よりスタートコーンを取り付け固定します。ここは純正と同じ取り付け方 です。 4 ラジアスステーの取り付け ラジアスステーマウントに、ラジアスステーをM3-6CAPにて取り付けます。向き に注意してください。フレームにラジアスステーマウントを取り付けます。こちらもM3 -6CAPです。 5 テールパイプホルダーの取り付け 写真の位置に、テールパイプホルダーを2組取り 付けます。M3-30CAPおよびナイロンナット で仮止めします。後ほどテールパイプを取り付ける 際に、締め付けますのでここでは軽く止めてくださ い。 -3- 6 アッパーボディマウントの取り付け 純正品より取り外したプラスティック製アッパーボ ディマウント左右に、アッパーボディマウントスペー サーをそれぞれ挿入し、フレームに取り付けます。 取り付けは、全部のボディマウントにねじ込む側は M3-8CAP、後ろ側にはM3-6CAPを使用し ます。 7 ロアフレームにロアアングルの取り付け フレームは左右同じですが、ロアア ングルの取り付けが対象になります。 写真左は、右側です。こちら側にエ ンコンサーボが取り付けられます。 左写真は、左側です。アングルは、 M3-8CAPとM3ナイロンナット でそれぞれ3カ所固定します。 8 メカプレートの組み付け M 3-10CAP 左図のように、メカプレート部を組 み立てます。 メカプレートステーは、左右が有り メカプレー トステーR メカプレー トステーL メ カプレートスペー サー メカ プレート M3-ナ ット -4- ますので注意してください。 9 クーリングファンとメカプレートの取り付け 左右フレームの間に燃料タンクを挿入します。 クーリングファンは、1mmスペーサーを介してM3-8CAPにてロアフレームに取 り付けます。 上記で作りましたメカプレートをロアフレ ーム前部に取り付けます。 取り付けは、M3-8CAPとM3ナット を使用します。 10 スキッドの取り付け ス キ ッ ド は 純 正 品 よ り 取 り 外し ま す。ロアアングルにはタップが切って ありますので、下側よりM3-12C APを挿入し固定します。 -5- 11 上下フレームの結合 アッパーフレーム間にはクロスメンバー22mm、アッパーフレームとロアーフレーム 間にはクロスメンバー17.5mmをそれぞれ介して、M3-25CAPで締め付けます。 クロスメンバーは前部2カ所と後部2カ所の合計4カ所で取り付けます。 12 エンジンの取り付け 純正品よりエンジンを取り外し、本製品付属のエンジンマウントをM3-10CAPで 取り付けます。 エンジンをフレームにM3-8CAPで、M3厚手ワッシャーを介して固定します。 最終的には、メインギヤを取り付けた後、バックラッシュおよび芯出しを調整して完全 に固定してください。 13 メインギヤの取り付け 純正品より取り外したマストをベアリングハウジングに通 し、下側にメインギヤassy、上側からマストロックでガ タの無いように取り付けます。ここではすべて純正部品です。 -6- 14 カウンターギヤの取り付け ベアリングハウジングにピニオンギヤを挿入します。ギヤ側はベアリングと同一面では 無い側です。写真で見えている面が、ベアリングと同一面です。 シャフトをいっぱいに引っ張った状態で、ピニオンギヤロックの段が有る側をベアリン グに当たる面にして、M3-3SETで固定します。 カウンタープーリーワッシャーの段側をピニオンギヤに当たる面にして、ピニオンギヤ に通します。 ピニオンギヤプーリーをピニオンギヤ上部より通し、M3-3SETで固定します。 ピニオンギヤシャフト下部より、もう一つのカウンターBRGハウジングを通します。 カウンターBRGハウジングのベアリングが、それぞれ内側を向くように配置します。 上記で組み付けたカウンターギ ヤを、フレームに挿入します。こ の際、純正より取り外したテール 部をテールパイプホルダーに挿入 し、カウンターギヤプーリーに通 しながら、カウンターギヤ部をM 3-6CAPにて固定します。 カウンターギヤ部を固定した後、テールパイプを後部に引っ張りベルトにテンションを かけてテールパイプホルダーを固定してください。この際、テールパイプの角度に注意し て、テールサポーターなどもフレームに固定します。テールサポーターは、M3-12C APおよびM3ナイロンナットで固定してください。 -7- 15 エレベータサーボのリンケージ ゚ 0 9 22 サーボホーンのボール間は22mm としてください。 エレベーターサーボからエレベータ コントロールアームOUTまでリンケージします。2本のロッドは同じ長さになるように 調整すると、OUTの角度が合います。最後にエレベータコントロールアームINの角度 は、図中の90度に合わせて固定してください。 16 スワッシュロッドのリンケージ スワッシュのピポットを写真の位置に変更してくだ さい 。(プラス2以外は、SWM用スワッシュが必要で す)また、本セットに付属のラジアスピンを、M2- 18CAPで固定します。 このスワッシュを、マスト上部より通します。 スワッシュ前部のリンケージは、30mmロッドを使用し てボール間を55mmとします。 スワッシュ左側のリンケージは、50mmロッドを使用 してボール間を70mmとします。 -8- スワッシュ右側のリンケージは、30mmのロッ ドを使用してボール間51mmとします。 上記のリンケージの長さは標準的な物です。お好みに合わせて多少調整してください。 また、サーボホーンは サーボホーンは中心より 中心よりボール よりボール取 ボール取り付け部の長さを20 さを20mm 20mmとしてください。 以上で本セットの組み付けリンケージは終了です。 スワッシュより上側の部品およびリンケージは、純正品をすべてご利用いただけます。 17 エンコンサーボのリンケージ リンケージロッドは40mmを使用し、ボ ール間を61.5mm程度とします。 18 ジャイロマウント 本製品にはジャイロマウントの取り付け箇所が、スロットルサーボ上部および燃料タン クの上部の2カ所あります。お好みに合わせて取り付けてください。 本製品以外に必要な物 本製品には、ラダーサーボのマウントが有りません。ラダーサーボマウントは、ヒロボ ー製のテールパイプに取り付けるタイプのオプションマウントを別途ご購入ください。 本製品に使用されております各部品は、補修部品としてすべて単品にて販売致します。 ご希望の場合は、弊社営業までお問い合わせください。 クイック 五百部商事(有)クイックRC事業部 -9- TEL 028-645-9129 FAX 028-659-5897
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