インパクトをもたらす投資

インパクトをもたらす投資
IFCの資金調達プログラム
IFCは国際資本市場で債券発行を行い、IFCが行う新興市場
の民間セクターへの投融資資金を調達しています。
世界銀行グループの一員であるIFC(国際金融公社)は、開発途
上国の民間セクター支援に特化した世界最大の国際開発金融機
関です。
1. コア市場における定期的な起債によるプレゼンスの確立
IFCは民間セクターへの投融資資金の提供のほか、国際金融市
場における資本の動員、事業や政府への助言サービスを提供す
ることで、開発途上国の持続可能な成長達成を支援しています。
2. 広範な市場へのアクセスを確保することで、機動的かつ競
争力のあるプライシングによる起債の実現
IFCは新興市場における民間投資の収益性を証明することで、触
媒的(catalytic)な役割を果たしています。
3. 国内市場における現地(ローカル)通貨建て債券を発行す
ることを通じた新興国の資本市場発展の促進
「貧困から脱出し、生活の向上を図る機会は、誰にも与えられる
べきである」というのが、IFCのビジョンです。
IFCの資金調達戦略は以下の3点にフォーカスしています。
IFCの現在の年度資金調達プログラムは180億米ドルであり、
IFCの投融資プログラム規模の大きさを反映しています。
2014年度末時点で、IFCは21の通貨建てで490億米ドルの負
債残高があります。
IFCは、2000年以降、米ドル建てのグローバル・ベンチマーク
債を毎年発行しています。IFCの戦略は、発行時期、主幹事の
選定、適正なプライシング、流通市場における継続的なパ
フォーマンスを重視しています。
IFCはグリーンボンド、売出債、その他公募債市場、私募債、
割引債などの様々な市場、フォーマットで債券を発行すること
により、米ドル及び豪ドル建て公募債を補完しています。
IFCは様々な市場、通貨で頻繁に起債することによ
り、資本市場への強力なアクセスから恩恵を受けて
いる。IFCは多くの国際機関と異なり請求払資本が
ないため、当社のICRは当社の「トリプルA」スタンド
アローン信用プロファイルを反映したものである。
スタンダード&プアーズ
AAA
長期格付 (2014年12月)
見通し: 安定的
IFCの強み
• 世界銀行グループの一員
• 資本金が全額払込済である唯一の国際機関
• 潤沢な資本と高い流動性による強固な財務基盤
•
グローバルに分散したポートフォリオ ― 126ヵ国、2,000社以
上の企業に投融資
•
•
バーゼル規制におけるIFCのリスク・ウェイトは0%
•
スタンダード&プアーズおよびムーディーズは一貫して
AAA/Aaa(見通し「安定的」)に格付け
184の加盟国政府が出資、資本金の約70%をAAA/AA格の
国々が出資
IFCに対するAaa格付(見通し「安定的」)は、強固な
自己資本および流動性、優先的債権者としての地位
(PCS – Preferred Creditor Status)、株主からの強
力な支援、といった要因に基づいている。
ムーディーズ
Aaa
長期格付 (2014年12月)
見通し: 安定的
ティーにマッチ
•
•
エクイティ投資は借入金ではなく自己資本を充当
現在、9本の米ドル建てグローバル債の残高があり、残高
総額は195億米ドル
最近のグローバル債実績(プライシング)
• IFC 1.750% 2019年9月償還、30億米ドル
IFCの強固な財務基盤
2014年6月30日現在
4
負債比率(倍率)
財務ハイライト
• 潤沢な資本と高い流動性による強固な財務基盤
• IFCは負債比率が最も低い国際機関の1つ
• IFCの事業拡大は内部留保を原資としている
• 資金調達のデュレーションは融資ポートフォリオのマチュリ
3
4.0x
最大
2
2.7x
実績
1
0
レバレッジ
ローンチ・プライシング MS +1 bp / US T +14.3 bps
•
IFC 1.750% 2018年9月償還、35億米ドル
ローンチ・プライシング MS +2 bps / US T +21.1 bps
•
IFC 0.875% 2018年6月償還、20億米ドル
$20
$15
ローンチ・プライシング MS -3 bps / US T + 20.3 bps
$10
南ア・ カナダ・ ザンビア・
トルコ・リラ 1% ランド 1% ドル 1% クワチャ
ルワンダ・フラン <1%
<1%
メキシコ・ペソ 1%
ウルグアイ・ペソ <1%
人民元 2%
アルメニア・ドラム
ニュージーランド・ドル
<1%
4%
$18.0
最小
$21.6
実績
$5
$0
リスク調整済資本 (10億米ドル)
ユーロ
4%
100%
ブラジル・レアル
5%
日本円 5%
75%
米ドル
53%
英ポンド
6%
インド・ルピー
8%
25%
豪ドル
10%
78%
実績
50%
45%
最小
0%
流動性比率
(今後3年間で必要となる推計純
キャッシュ必要額に対する比率)
通貨別の資金調達内訳
2014会計年度末(2014年6月30日)
お問い合わせ先
資金調達
Ben Powell ∙ Head of Funding ∙ +1 202 473 1642 ∙ [email protected]
Marcin Bill ∙ Financial Officer ∙ +1 202 473 7364 ∙ [email protected]
Flora Chao ∙ Senior Financial Officer ∙ +1 202 473 7355 ∙ [email protected]
Elena Panomarenko ∙ Senior Financial Officer ∙ +1 202 473 0862 ∙ [email protected]
インベスター・リレーションズ(IR)
Denise Odaro ∙ Investor Relations Officer ∙ +1 202 473 0958 ∙ [email protected]
塩澤 健一郎 ∙ Senior Investor Relations Officer ∙ +81 3 3597 6699 ∙ [email protected]
メディア(広報)
Alexandra Klöpfer ∙ Senior Communications Officer ∙ +1 202 473 4645 ∙ [email protected]
www.ifc.org/investors
www.ifc.org/japan
Bloomberg: IFC<GO>
IFC ∙ 2121 Pennsylvania Avenue NW ∙ Washington, DC 20433 USA ∙ +1 202 473 8392
本文書はIFCが発行するいかなる債券の購入も勧誘あるいは推奨するものではありません。.
IFCに関するより詳細な情報をご希望の方は、IFCのWebサイト(www.ifc.org/investors)を閲覧ください。
@ifc_investors
2015年1月