【小屋裏物置(1)】

築基準法施行令 第 1 章 総則
(法第 92 条)
【小屋裏物置(1
1)】
【小屋裏物置(
【質問】
小屋裏物置の取扱いについて
【回答】
下記要件を満たす場合は、小屋裏物置等の当該部分は階数として取扱わないこととし、階数及び
床面積には算入しない。
①
適用する小屋裏物置等は余剰空間に設置し、収納の用途に限定されること。
②
小屋裏物置等の天井の高さは、1.4m以下であること。
③
小屋裏物置等の床面積(図1参照)
小屋裏物置等の水平投影面積は、その存する部分の床面積の 1/2 未満とする。
④
出入口(図 1 参照)
・外部からのみの出入りのものは小屋裏物置等として取扱わない。
・当該部分への出入口は、内部(階段室も含む 図2)から又は内部及び外部双方からとする。
⑤
小屋裏物置等を伴う建築物の用途は問わない。
⑥
小屋裏物置等への専用階段
・特殊の用途に専用する階段(令第 27 条)に該当する。
・令第 2 条第 1 項三号の床面積には算入しない。
⑦
小屋裏物置等の利用の屋上にもうける階段室等は建築面積の 1/8 以下とし、階数に算入しな
いこと。
a + b + c + d
< X /2
e + f + g < Y /2
c + d + e + g
< X /2 かつ Y /2
a :2階小屋裏物置の水平投影面積
b :2階物置の水平投影面積
c :2階から利用する1階小屋裏物置の水平投影面
積
d :2階床下物置の水平投影面積
e :1階天井裏物置の水平投影面積
f :1階床下物置の水平投影面積
g :階段等から利用する1階小屋裏物置の水平投影
面積
X :2階の床面積
Y :1階の床面積
:物の出し入れ方向
【参考】
① 令第 2 条
②
基準総則集団規定の適用事例集