(n ¡ 2)Ý(n ¡ r + 1)

1
2
n を自然数とする.数字 1 が書かれたカードが n 枚,数字 4 が書かれたカー
異なる n 個のものから異なる r 個を取り出して並べる順列の総数
ドが 1 枚,4 が書かれたカードが 1 枚,合計 n + 2 枚のカードがある.これ
n Pr
ら n + 2 枚のカードから 2 枚のカード を同時に引き,カードに書かれた数字
の合計を得点とするが,引いたカード の中に 4 が書かれたカードが含まれ
= n(n ¡ 1)(n ¡ 2)Ý(n ¡ r + 1)
(ただし n = r = 1 )
に関して以下の問いに答えよ.
る場合には,得点は 0 点とする.
1
( P
¡ P ) が成り立つことを示せ.
r + 1 k+1 r+1 k r+1
n+r Pr+1
(2) r Pr + r+1 Pr + r+2 Pr + Ý + n+r¡1 Pr =
が成り立つことを示せ.
r+1
(3) 次の等式がすべての自然数 k に対して成り立つような定数 A; B; C を求
(1) k > r ならば k Pr =
(1) 得点が 0 点となる確率,得点が 2 点となる確率,得点が 5 点となる確率を
それぞれ求めよ.
(2) 得点の期待値を求めよ.
めよ.
(3) (2) で求めた期待値を an とおくとき,an+1 ¡ an の符号を調べることによ
k4 = k+3 P4 + A £ k+2 P3 + B £ k+1 P2 + C £ k P1
り,an が最大になる n をすべて求めよ.
( 大阪府立大学 2015 )
(4)
14 + 2 4 + 3 4 + Ý + n 4
を n の 3 次式で表せ.
1+2+3+Ý+n
( 大阪府立大学 2015 )
-1-
3
4
四面体 OABC が与えられており,各辺の長さが
OA = 2;
OB = 3;
OC = 3;
AB = 3;
BC = 2;
CA = 3
実数全体を定義域とする関数 f(x); g(x) をそれぞれ
f(x) = ex ;
であるとする.また,点 O,A,C を通る平面を ®,点 O,A,B を通る平
g(x) =
ex+1 + e¡x¡1
2
で定める.曲線 y = f(x) 上の点 (t; et ) における法線に関して,直線 x = t
面を ¯ とし,点 B を通り平面 ® に垂直な直線を g,点 C を通り平面 ¯ に垂
を対称移動した直線を ` とする.このとき,以下の問いに答えよ.
直な直線を h とする.
(1) ` の方程式を求めよ.
¡! ¡! ¡! ¡! ¡! ¡!
(1) 内積 OA ¢ OB,OB ¢ OC,OA ¢ OC を求めよ.
¡!
(2) 直線 g と平面 ® の交点を P,直線 h と平面 ¯ の交点を Q とするとき,OA,
¡! ¡!
¡! ¡!
OB,OC を用いて,OP,OQ を表せ.
(2) ` は曲線 y = g(x) に接することを示し,その接点の x 座標を求めよ.
(3) (2) で求めた接点を P とする.` と曲線 y = f(x),および P を通り y 軸に
平行な直線で囲まれた部分の面積を S(t) とする.t が実数全体を動くとき,
(3) 直線 g と直線 h は交わることを示せ.また,直線 g と直線 h の交点を R と
¡! ¡! ¡!
¡!
するとき,OA,OB,OC を用いて,OR を表せ.
S(t) の最小値を求めよ.
( 大阪府立大学 2015 )
( 大阪府立大学 2015 )
5
n を自然数とする.数字 1 が書かれたカードが n 枚,数字 4 が書かれたカー
ドが 1 枚,4 が書かれたカードが 1 枚,合計 n + 2 枚のカードがある.これ
ら n + 2 枚のカードから 2 枚のカード を同時に引き,カードに書かれた数字
の合計を得点とするが,引いたカード の中に 4 が書かれたカードが含まれ
る場合には,得点は 0 点とする.
(1) 得点が 0 点となる確率,得点が 2 点となる確率,得点が 5 点となる確率を
それぞれ求めよ.
(2) 得点の期待値を求めよ.
(3) (2) で求めた期待値を an とおくとき,an+1 ¡ an の符号を調べることによ
り,an が最大になる n をすべて求めよ.
( 大阪府立大学 2015 )
-2-
6
8
異なる n 個のものから異なる r 個を取り出して並べる順列の総数
n Pr
= n(n ¡ 1)(n ¡ 2)Ý(n ¡ r + 1)
(ただし n = r = 1 )
(¤)
に関して以下の問いに答えよ.
1
( P
¡ P ) が成り立つことを示せ.
r + 1 k+1 r+1 k r+1
n+r Pr+1
(2) r Pr + r+1 Pr + r+2 Pr + Ý + n+r¡1 Pr =
が成り立つことを示せ.
r+1
(3) 次の等式がすべての自然数 k に対して成り立つような定数 A; B; C を求
(1) (¤) が実数解をもち,それらがともに a 以上 b 以下であるための必要十分
条件を p; q についての連立不等式で表せ.
(2) (1) で導いた p; q についての連立不等式を満たす座標平面上の点 (p; q)
全体の集合を D とするとき,a; b を用いて D の面積を表せ.
めよ.
( 大阪府立大学 2015 )
k4 = k+3 P4 + A £ k+2 P3 + B £ k+1 P2 + C £ k P1
14 + 2 4 + 3 4 + Ý + n 4
を n の 3 次式で表せ.
1+2+3+Ý+n
( 大阪府立大学 2015 )
7
x2 ¡ px + q = 0
について以下の問いに答えよ.
(1) k > r ならば k Pr =
(4)
a; b; p; q を実数の定数(ただし a < b )とする.2 次方程式
a を正の定数とする.放物線 C : y = ax2 上の点 P(t; at2 )(ただし t Ë 0 )
に対して,C の P での接線を m,P を通り,y 軸に平行な直線を v とする.
直線 m に関して v を対称移動した直線を ` とする.このとき,以下の問い
に答えよ.
(1) ` の傾きを,a; t を用いて表せ.
(2) ` の y 切片は t によらず一定であることを示せ.
( 大阪府立大学 2015 )
-3-
9
10 数直線上の座標 x に点 P があるとき,表と裏がそれぞれ
次の問いに答えよ.
(1) 次の文章の
貨 2 枚を 1 回投げて,点 P の位置を次のように決める.
に適する答えを記入せよ.
次のように 1 から 5 までの数字が書かれたカード を用意する.
1
2
3
4
1
の確率で出る硬
2
‘ 2 枚とも表が出たときは,座標 x + 1 に移動する.
’ 2 枚とも裏が出たときは,座標 x ¡ 1 に移動する.
5
“ 表と裏が 1 枚ずつ出たときは,移動しない.
それに次のように 4 の数字が書かれたカード を 1 枚加える.
1
2
3
4
5
点 P の最初の位置を座標 0 とする.硬貨 2 枚を 5 回投げ終わったときに,点
P が次の位置にある確率をそれぞれ求めよ.
4
(1) 座標 4
この 6 枚のカード を 1 列に並べて 6 桁の整数をつくる.このとき,つくられ
(2) 座標 3
る相異なる整数の場合の数は
(3) 座標 0
なる整数の場合の数は
2
1
であり,その中で 5 の倍数となる相異
である.次に,この 6 枚のカードに 0 と書か
( 大阪府立大学 2014 )
れたカード を加えて 7 枚のカード にし ,この 7 枚のカード を 1 列に並べる.
左端に 0 以外のカードが来ることによって 7 桁の相異なる整数になる場合の
数は
3
である.その中で,1 のカード と 2 のカードが隣りあう相異な
る整数の場合の数は
4
である.
(2) 次の不定積分を求めよ.ただし,積分定数は省略してよい.
Z
x log(1 + x) dx
( 大阪府立大学 2014 )
-4-