未来変革日本株ファンド (愛称:挑戦者たち) 販売用資料 2016年2月22日 追加型投信/国内/株式 自動運転について~成長戦略や企業動向~ 当ファンドでは、既存産業とIoT※1やAI※2などのテクノロジーとの融合により、飛躍的な成長が期待 できると考える4分野「自動運転」、「医療・ヘルステック」、「スマート農業」、「フィンテッ ク」に着目します。 今回は自動運転を取り上げます。ドライバーが運転に関与しない完全自動運転※3については、政府も 成長戦略の一つとして取り組んでおり、2030年頃に実現すると予測されています。 ※1:IoT(Internet of Things:モノのインターネット) ※2:AI(Artificial Intelligence:人工知能) ※3:完全自動運転の定義は出所によ り異なります。 自動運転につながる政府の成長戦略 自動運転の実現を推進する政府の成長戦略を紹介します。近年自動車に搭載されるようになった新技術には自動ブ レーキアシストやACC※4など運転支援型の技術があり、これらについては自動車メーカー各社が更なる開発を進めてい ます。政府はこれらの研究開発の推進と同時に、自動運転の実現に向けた環境整備や関係法制等の改革に取り組んでお り、その両輪が機能することによって完全自動運転が実現すると考えられます。 ※4:ACC(Adaptive Cruise Control:車間制御付きクルーズ コントロール) 国家プロジェクトとして推進されているITS(Intelligent Transport Systems) 2013年6月に閣議決定された「日本再興戦略」では、安全運転支援装置・安全運転支援システムおよび自動走行シス テム等を構築することによってヒト・モノの安全・快適な移動の実現を推進するとされました。 2013年6月のITSに関連した閣議決定 経済財政運営と 最先端のIT等を用いて、人、道路ならびに車すべてを包括するシステムを構築し、安 改革の基本方針 全、効率および快適性の向上を実現する。渋滞の軽減等を通じて環境保全にも寄与。 世界最先端IT国家創造宣言 運転支援技術の高度化を図るとともに、実用化に向けた公道上での実証を実施する。 科学技術イノベーション 総合戦略 世界に先駆けた次世代インフラの整備として高度交通システムの実現に取り組む。府省 横断型のプログラム「戦略的イノベーション創造プログラム」(SIP)を創設し、「自 動走行システム」等の重要課題に対応する。 (出所:内閣府の資料をもとにDIAMアセットマネジメント作成) 世界の技術競争で勝ち残るための官民共同の取り組み これまで世界の自動車産業をリードしてきた国内メーカーの国際競争力確保と世界一安全で円滑な道路交通社会の構 築を目標に、国土交通省と経済産業省は2030年をターゲットとしたビジネスモデルを検討。府省横断的に取り組む国 と民間が共同で戦略的に進める方針と体制を構築しました。 「日本再興戦略」に基づき自動運転の計画を定めた「官民ITS構想・ロードマップ2015」の内容※5 分類 レベル2 システムの 複合化 概要 加速・操舵・制御のうち複数の 動作をシステムが一度に行う レベル3 加速・操舵・制御を全てシステ システムの ムが行い、システムが要請した 高度化 ときのみドライバーが対応 レベル4 加速・操舵・制御を全てシステ 完全自動走行 ムが行う 実現が見込まれる技術 追従・追尾システム、衝突回避の ための自動ステアリング 複数レーンでの自動走行など 自動合流など 完全自動走行 市場化期待時期 2015年~ 2020年代前半 ※5:市場化期待時期は、 海外などの動向を踏まえ て見直しを行う。「レベ ル1」の「安全運転支援 システム」は実用化済。 2020年代後半 (出所:国土交通省の 資料をもとにDIAM アセットマネジメント 作成) 2017年 ※P.4の「投資信託ご購入の注意」をご確認ください。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/ 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 未来変革日本株ファンド(愛称:挑戦者たち) 「未来変革日本株ファンド(愛称:挑戦者たち)」は、既存産業とIoTやAIに代表されるテクノロジーとの融合で、 飛躍的な成長が期待できる4つの分野「自動運転」「医療・ヘルステック」「スマート農業」「フィンテック」に着 目します。 ファンド通信では4号にわたって、国の政策の追い風を受けて加速されるイノベーション例をご紹介し、今号では 4分野のうち、自動運転に取り組む「パーク24」を取り上げます。 【第三弾 自動運転分野】 駐車場における「自動駐車」 2030年頃までに実現するとされる完全自動運転にはさまざまな業界が関わっています。自動車メーカー以外にも マイクロコンピューターやカメラ、レーダーなど車載部品において日本企業の優勢が認められますが、今号では交 通インフラの側から自動運転に関わる企業を取り上げます。完全自動駐車の実現に取り組む「パーク24」です。 パーク24(東証一部 4666 【事業概要】 不動産) ※業種は東証33業種分類を使用 【ポイント】 時間貸駐車場「タイムズ」でおなじみの駐車場、 カーシェアリング、レンタカーの運営会社などを傘下 に持つ持株会社。1971年創業。 駐車場事業において件数、台数で業界トップを誇るほ か、カーシェアリング事業においても車両数、会員数で 1位。 行政や病院などの来客用駐車場の管理の受託や月極 駐車場の管理など、時間貸駐車場以外にも多岐にわた る駐車場業務を行っています。 IT導入に積極的で、2003年に業界初となる駐車場 オンラインシステムを導入、入庫・出庫時間や稼働台数 などのデータを活用し、駐車場の収益力を高めています。 レンタカー、カーシェアリングのほか、クルマの事 故や故障に対応するロードサービスも提供しています。 ※6 未来に向けた取り組み ●駐車場における自動駐車の実用化への取り組み 同社はロボティクス関連のベンチャー企業「ZMP」と共同で、駐車場での事故削減に向けた自動運転技術で完全 自動駐車の実現を目指す共同実証実験を行っています。車両事故のうち駐車場内で発生する事故は約3割にのぼる 統計※7があるほか、駐車に対するドライバーの苦手意識の高さが同社による調査で浮き彫りになりました。ZMP とパーク24ではこの実験結果を、将来の駐車場での事故削減に向けて、車両側のテクノロジー発展や駐車場側の 施設設計に役立てる予定です。 ※6:出所:パーク24社ウェブサイト ※7:出所:一般社団法人日本損害保険協会東北支部(2013年) 【株価推移】 (円) 期間:2013年1月31日~2016年1月29日 (億円) 【売上高および1株当たり純利益の推移】 (円) 期間:2013年度~2016年度 4,000 2,000 3,000 1,800 2,000 1,600 70 1,400 40 1,000 13/1 14/1 15/1 (年/月) 130 売上高(左軸) 1株当たり純利益(右軸) 2013年度 2014年度 ※2016年度は予想値 2015年度 100 2016年度 (予想) (出所:BloombergのデータをもとにDIAMアセットマネジメント作成) ※ 上記の個別銘柄はあくまでも一例であり、当ファンドへの組入れを示唆・保証するものではありません。また、 掲載した個別銘柄の売買を推奨するものではありません。 ※上記は過去の情報であり、将来の市場動向等を示唆・保証するものではありません。 ※P.4の「投資信託ご購入の注意」をご確認ください。 2/5 未来変革日本株ファンド(愛称:挑戦者たち) ※P.4の「投資信託ご購入の注意」をご確認ください。 3/5 未来変革日本株ファンド(愛称:挑戦者たち) 当資料は、DIAMアセットマネジメント株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その内容の完全性、正 確性について、同社が保証するものではありません。また、掲載データは過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではあり ません。当資料における内容は作成時点(2016年2月19日)のものであり、今後予告なく変更される場合があります。当ファンドは、 株式等の値動きのある有価証券に投資をしますので、市場環境、組入有価証券の発行者に係る信用状況等の変化により基準価額は変動 します。このため、購入金額について元本保証及び利回り保証のいずれもありません。 ※P.4の「投資信託ご購入の注意」をご確認ください。 4/5 未来変革日本株ファンド(愛称:挑戦者たち) ※P.4の「投資信託ご購入の注意」をご確認ください。 160222情報313338ファンド通信-1 5/5
© Copyright 2025 ExpyDoc