ロボカップジュニア 日本大会進出決定!

特別号
発行日 2016年 2月24日
GE通信(明法グローバル エンデバーズ)
ロボカップジュニア
明法中学・高等学校
日本大会進出決定!
ロボカップジュニアブロック大会
優勝
平成28年2月20日(土)、いわき明星大学で行われたロボカップジュニア
2014年にスタートした新
しい科学による人間教育
「明法GE」の魅力ある教
育内容をお伝えします。
毎月20日 発刊予定
の福島・栃木ブロック大会で、レスキューセカンダリとプライマリ部門にお
いて、明法GE2年生チームがそれぞれ優勝した。
バックナンバーは本校HPで
ご覧になれます
早朝7時の集合場所は、池袋駅地下の「いけふ
くろう」。1月に行われたノード大会と同じ集合
場所、同じ時刻であった。今回は電車ではなく、
目次:
中型の貸切バスを利用。25名の生徒を乗せ、一路
いわき明星大学を目指した
大会参加報告
(保護者の見送りが4組あ
りました)。
10時過ぎに会場へ到
着。生徒たちはさっそくパ
ドック(準備・修理調整会
場)に入り準備に取りか
<選手以外立入禁止のパドック>
かる。何とか全員、車検(大会出場前のロボット検
<サッカー予選>
査)を済ますことができた。
大会は、中1生はサッカー、中2生はレスキュー、それぞれ6チームずつ参
加した。
大健闘の1年生チーム!
大会を制した2年生チーム!
サッカーBは参加チームが多く、激戦となった。最初全チーム予選リーグ
を4試合ずつ戦い、その成績を元に決勝トーナメントの位置決めを行った。
明法GE1年生は3チームがベスト8まで進んだが、健闘むなしく敗退。
Japan Open 進出は3位までになり、第4位の明法「エデン」は涙をのん
だ。サッカーは昨年より参加チームが倍増し、選抜枠も少なくなったとのこ
と(昨年と同じであれば「NEW流星群」、「デルタ」はJapan Openに出
場できた可能性あり)。
「エデン」と「NEW流星群」は予選リーグを1,2位で通過した。また明
法「デルタ」は、圧倒的な強さで全勝優勝したチーム「竜王」に対し、準々
決勝で1対0という僅差にて惜敗(本当に惜しかった。残念だがこの経験を今
後に生かすべく、“失敗を通じての学び”というGEのコンセプトを体現して
欲しい)。
一方、2年生がエントリーしたレスキューラインは、今年度から新設されたコース
である。次ページ左の写真のコースを8分間のタイムトライアルで競うもの。各チー
ム2回行い、高い方を得点とする。コースは複雑を極め、わずかな設定の違いで道を
はずしてしまう。特に坂道の上りと下りが難しい。
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上りでは坂道を何度もすべり、下りではコースアウトを繰り返した。正確にプログラムしても、コースの
微妙な傾き加減や電池残量に伴うパワーの変化があり、その場での調整は困難を極めた。レスキューは参加
チームが少なく、少数激戦となった。15歳以上のセカンダリには、神奈川の中学生チームと明法GE「トリ
プルアイ」が参加。ただし、神奈川のチームは、昨年のSRCの全国優勝チーム
で、一回目のトライアルは断トツの1位であった。しかし、その走行の様子と戦
略を見て、短い時間で自分たちのロボットに応用できた「トリプルアイ」は、2
回目のトライアルで同点に追いつき、プレーオフの末、優勝を勝ち取った。
一方、レスキュープライマリは、明法5チームが参加(レスキューエリア以外
のコースはセカンダリと同じ)。最終的にチーム「ヘイスト」が優勝を決めた。
ヘイストも、神奈川チームを参考に改良し、レスキュー参加チーム中、最高得点
を2回目に出すことができた(この2人は昨年のブロック大会で敗退し、悔しい
思いをしたメンバーである。今回、
昨年の経験から得た最後まで粘るこ
<レスキューコース>
とをきちんと具現化し、最高の結果
を出した)。
閉会式終了後、一部片づけを行い、午後4時半に大学を出発し
た。帰りは首都高速の渋滞があり、外環道を使っての迂回。池袋到着は午後8時となった。次々にバスを降
り立つ明法生の手には、いくつものゴミ袋があった。「立つ鳥、あとを濁さず」という心遣い。そぼ降る雨
の中で、ひそかな輝きが生徒たちの手の中にあった。
3月26日(土)~27日(日)、愛知県で行われるJapan Open(日本大会)は、明法からは「トリプル
アイ」(レスキューセカンダリ優勝)と「ヘイスト」(レスキュープライマリ優勝)の2チームが出場確実
となった。
※2016年7月1日時点での年齢に応じ、サッカー、レスキューとも以下の区分けがあります。
14歳以下 プライマリ
15~19歳 セカンダリ
レポート 早乙女 勤(教頭)
MEIHO Global Endeavors
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明法中学・高等学校
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