Ⅶ 社会資本・公共交通・情報基盤 ~「いわてを支える基盤」の実現~ ~「いわてを支える基盤」の実現~ 政策項目№38 安全で安心な暮らしを支える社会資本の整備 51 これまでの成果と課題 (「7つの政策」の評価) 政策等の評価に関する条例に基づき、平成 27 年 11 月に実施した「7つの政策」の「社会資本・公 共交通・情報基盤」分野に係る評価の結果は、次のとおりです。 ○ 安全で安心な暮らしを支える社会資本の整備については、防潮堤の復旧・整備にほぼ全ての箇所で 工事着手しています。引き続き関係機関と調整を図るなど、一日も早い完成に向け取り組む必要があ ります。また、近年頻発している局地的な集中豪雨による洪水・土砂災害から県民の生命や財産を守 るため、河川整備等を着実に進めています。引き続きハード対策と併せ、土砂災害警戒区域等の指定 などのソフト施策を推進する必要があります。さらに、通学路の安全確保対策のほか、住宅や学校施 設及び医療機関の耐震化など、引き続き日常生活を支える社会資本の整備を着実に進めていく必要が あります。 今後の方向性 「社会資本・公共交通・情報基盤」分野においては、政策評価結果により導き出された成果と課題 を踏まえ、次の方向性に基づき、「いわてを支える基盤」の実現を目指していきます。 ○ 安全で安心な暮らしを支える社会資本の整備については、湾口防波堤や海岸保全施設の復旧・整備 を進めるとともに、安全な避難体制の構築などを進め、「多重防災型まちづくり」を推進します。 また、自然災害から県民の暮らしを守るため、治水施設や土砂災害対策施設の整備と併せ、洪水 浸水想定区域や土砂災害のおそれのある区域の公表を進めるとともに、学校施設や庁舎、災害拠点 病院等の耐震化を進めます。 さらに、歩行者に配慮した安全な通学路の確保や災害時における確実な通行や円滑な救急搬送等 を支援する道路ネットワークの整備を進めます。 52
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