夢一直線!健康大国日本 ~非接触技術を用いた 新たなウォーキングスタイルの提案~ 桜美林大学 経済学部経済学科 藤田ゼミナール ニューエコノミー班 本日のアウトライン 非接触技術とは何か? 非接触技術と健康の融合 “コネクトラリー”の実現 具体的なサービス概要 サービスによって得られる効果 非接触技術とは何か? RFID(微小な無線チップの総称)の一つ 非接触型ICカード(suicaやEdy)で大きく拡大 SONYのFelica技術を導入 ※Felica:デファクトスタンダードとして普及 高度なセキュリティ 高速処理スピード 豊富な情報量 を実現 携帯電話にも搭載可能(ex.おサイフケータイ) 欠点:互換性の問題→規格の統一によって解決 非接触技術と健康の融合(1) 非接触技術:拡大が望める先端技術 →既存の“何か”との相乗効果に期待 “何か”とは →日本人の関心事とは何か? 「健康」 メタボリックシンドローム →内臓脂肪の蓄積でインスリンの働きが弱くなり、動 脈硬化の危険因子が一個人に集積している状態 非接触技術と健康の融合(2) メタボリックシンドロームを予防するには →運動する事が何より重要 日本人は身体活動量も歩行量も少ない →始めるきっかけがない 始めてみたいスポーツ第一位 「ウォーキング」 ↓ 非接触技術とウォーキングを融合すべき コネクトラリーの実現(1) 非接触技術とウォーキングを融合するには →システムを構築する必要 システム構築→莫大な費用がかかる ↓ 既存のシステムを応用することで実現すべき ↓ 企業による技術の提供が必要 ↓ しかし、 健康増進をテーマに、企業同士の協力が望ましい (ex.NPOによって運営を行う) 既存のシステムの組み合わせ 「コネクトラリー」の実現 コネクトラリーの実現(2) ICウォーク 非接触ICカードを用いてウォーキング →簡単に歩行管理をする事が可能 ↓ コネクトラリーの基盤となる しかし、 限定的な範囲でしか利用できない現状 ICウォークより コネクトラリーの実現(3) Suipo suicaをタッチするだけで自分の興味のある 情報を入手できる新たな形の広告ポスター (広告を携帯電話に表示) →利用者の興味のある情報を配信できる しかし、 まだ限定的な導入にすぎない JR東日本 suipoより コネクトラリーの実現(4) 万歩計搭載携帯電話 携帯電話に歩行管理システムを搭載 →自分の歩行量を気軽に知ることができる 歩行量を数字で管理 →ポイントサービスの実施が可能 ↓ コネクトラリーの参加促進に繋がる FM WORLDより コネクトラリーの実現(5) 駅からハイキング 駅を起点にして5~6か所のチェックポイントを3時間 程度で回るイベント ↓ ウォークラリーのノウハウを享受 市場の大きさ(多いときは一度に2000人が参加) ↓ 観光地を結ぶことが出来る JR東日本 駅からハイキングより 具体的なサービス概要(1) コネクトラリーとは Felica搭載の携帯電話を所持してウォークラリーに参加する ↓ 道中にチェックポイントとしてsuipoの読み取り機を設置し、参 加者はそれにタッチする ↓ タッチすると、その地域の情報や広告、およびクーポンが取得 でき、参加者はそれを利用する ↓ 参加回数や(万歩計で管理した)歩行数でポイントサービスを展 開し、参加者の参加を促進する サービスによって得られる効果(1) 健康効果 医療費の削減 現在、日本の医療費総額は20兆円超 →今後、少子高齢化が進行 →一人あたりの保険料負担は確実に増大 コネクトラリーが普及すれば →国民の健康意識が高まる →メタボリックシンドロームをはじめとする病気の予防 →さらには医療費の削減が望める サービスによって得られる効果(2) 経済効果 コネクトラリーのコースは自由に設定できる →全国に展開することが可能 →自治体が独自の観光誘致を展開する ↓ 観光地の掘り起こし 地域の優位性向上 利用者は情報を元に食事や観光を行う →地域の消費活動・人間交流が盛んになる →コネクトラリーが地域活性化に大きく寄与 結論 「コネクトラリー」 ↓ 非接触技術とウォーキングの融合が実現 ↓ それに付随して大きな経済効果をもたらす ↓ 健康大国日本が実現出来る
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