慶應義塾大学大学院理工学研究科で修士号取得後、住友スリーエム（現スリーエムジャパン）および米国の 3M 社にて計 20 年間技術開発に携わり、グローバル市場で数々のユニークな新製品を開発・導入。2008 年 4 月より現職の慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科准教授。2014 年、博士号（システムデザイン・マネジメント学）を取得。慶應義塾大学フォトニクス・リサーチ・インスティテュート副所長、PMI 日本支部理事を兼務。国際資格 PMP 保有者。専門は情報通信や地域活性化を含むコミュニケーションデザイン。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科当麻哲哉准教授目されるようになりました。（ポフ） ”がその最有力 POF 私たちは、研究成果である高速通信用の屈折率分布型プラスチック光ファイ型バー“ GI 候補だと考えました。しかしこれには乗り越えなければならない問題がありましに母校の大学教員となり小池先生とも再開発してきました。縁あって２００８年操る液晶用フィルムを作ったり、世の中化学メーカーに就職してからは、透明プラスチックで接着剤を作ったり、光をように憶えています。年間にわたって生活を迎えたのを、今でも昨日のことのていただき、ワクワクした気持ちで研究の第一人者・小池康博先生の研究室に加え８Ｋへと高精細化が進んでいて、映像の一方で、テレビの映像がアナログからデジタルへ、そして今４Ｋへ、さらには情報が部屋の中に送られています。所で止めて、あとは電気信号に変換したかできず、一般消費者の手に触れない場なるため、回線工事はプロの作業者にし置合わせの精度を上げないと接続不良にすく、破片も危険です。また、かなり位現在使われている光ファイバーのほとんどがガラス素材のため、脆くて折れやがありますか。触ったことがありますか。現できたのです。そのタネ明かしは長くも繋がる奇跡のコネクタが低コストで実面に汚れやキズがつかず、精度が甘くてたちの身近にあるボールペンの技術を使口となったのです。それは意外にも、私イデアが、この問題を一気に解決する糸生が話しているとき偶然に思いついたアそんなある日、この分野にはまったく無縁だった三菱鉛筆の研究者と、小池先ん。これでは消費者には扱えないのです。やキズが原因で繋がりにくくなりますし、た。ガラスの光ファイバーと同様に、接会し、こうした光を操る製品やテクノロデータ量がどんどん増加し、高速でデーなるので差し控えますが、近いうちに皆今から年も前の話ですが、大学生のころ、透明なプラスチックが、情報を光で運ジーを活用して、未来社会を創っていくタが送れる光回線に期待がかけられていさんの目に触れるようになる日が来るで続の難しさが未解決だったのです。光が研究に力を入れております。きょうはそるのです。消費者が扱えるように、折れしょう。ぶための夢の素材“光ファイバー”になるんな私の研究から、ホームネットワークにくくて簡単に繋がるものでなければなとが、今まさに世の中の役に立つ時がやっ出射するケーブル端面に触れると、汚れの光化のお話をさせてください。らないため、ガラスと違ってフレキシブて来たわけで、当時のワクワクが再燃し 20 年前に夢見て研究してきたこうというものでした。この技術により端精度良く位置合わせしないと繋がりませインターネットやケーブルテレビの光回線が皆さんのお宅まで来ていることは、ルで、束ねても縛っても踏みつけても、ています。乞うご期待！ 30 の役に立つ製品をほぼご存知の方も多いでしょう。しかし皆さ折れることがないプラスチック素材が注ことを知りました。フォトニクスポリマー 30 ん、本当にその光ファイバーを見たこと 56 住まいに「光」のある暮らしを当麻哲哉（とうまてつや）