「Sky Journey仙台・宮城キャンペーン2016」広告宣伝業務 企画提案募集要領 「Sky Journey仙台・宮城キャンペーン2016」広告宣伝業務(以下「本業務」 という。 )を委託するにあたり,公募型プロポーザル方式により,優れた提案及び能力を有し最も 適格と判断される事業者を選定するために必要な事項を定めるものである。 1 事業主旨 本県を訪れる観光客は従来,県内や東北域内及び関東方面からが大部分で,国内でも中部以 西方面からの来県は宿泊客数ベースで1割程度に留まり,これらの地域からの誘客拡大が課題 となっていた。このため,昨年,初めて航空会社と連携し,路線限定で観光キャンペーン 「Sky Journey仙台・宮城キャンペーン」を展開した。 平成28年6月に仙台空港の完全民営化が予定されていることから,県では,昨年の取組を 拡大し,仙台空港に定期便が就航する国内全ての地域(以下「就航地」という。)を対象に, 平成28年10月から12月までの間,「Sky Journey仙台・宮城キャンペーン 2016(以下「キャンペーン」という。)」を展開し,さらなる搭乗率や搭乗者数の増加を目 指す。 本業務は,キャンペーンのPRツールの作成や,来県された方の県内周遊を促す企画,就航 地における情報発信や広告を実施し,キャンペーンの認知度向上と誘客促進を目的とするもの である。 2 委託業務の内容 (1)委託業務名 「Sky Journey仙台・宮城キャンペーン2016」広告 宣伝業務 (2)委託業務の内容 別紙「仕様書(案)」(以下「仕様書案」という。 )のとおり (3)予定委託期間 平成28年4月1日から平成29年2月28日まで (4)予定価格 29,991,600円(消費税及び地方消費税の額を含む。) (5)実施場所 各就航地及び宮城県内 (6)その他 具体の業務項目,業務実施上の条件及び成果品は,仕様書案のとおりとする。 なお,委託業務の実施に関して,受注候補者の企画提案の内容をそのまま実施すること を約束するものではなく,業務の進め方を含め,県との協議の上で決定するものとする。 3 応募資格 企画提案に応募できる者に必要な資格は,次のとおりとする。 (1)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4(一般競争入札の参加者 の資格)の規定に該当する者でないこと。 (2)この事業の募集開始時から企画提案提出時までの間に,宮城県の「物品調達等に係る競 1 争入札の参加資格制限要領(平成9年11月1日施行)に掲げる資格制限の要件に該当す る者でないこと。 (3)宮城県入札契約暴力団等排除要綱(平成20年11月1日施行)の別表各号に規定する 措置要件に該当しないこと。 (4)当該業務の円滑な履行ができる体制が整備できること。 (5)上記(1)から(4)までを満たす1事業者を代表とする複数事業者による共同提案に よる参加も可能とするが,その場合は全事業者が(1)から(4)までの全てを満たさな ければならない。また,県は代表者とのみ委託契約を行うため,その他の参加者について は,代表者との委託契約(宮城県との関係においては再委託に該当)により業務を行うこ と。その場合においては,本業務全体の進行管理及びとりまとめ等は代表者の責任におい て行うものとする。 4 スケジュール(予定を含む。 ) (1)企画提案募集開始 平成28年2月12日 (2)企画提案に関する説明会 平成28年2月17日 (3)企画提案書作成等に関する質問受付期限 平成28年2月25日 (4)企画提案書作成等に関する質問への回答期限 平成28年3月 1日 (5)企画提案への参加申込期限 平成28年3月 7日 (6)企画提案書の提出期限 平成28年3月11日 (7)企画提案選定委員会の開催 平成28年3月17日 (8)選考結果の通知 平成28年3月18日 5 応募手続 (1)企画提案に関する説明会 イ 開催日時 平成28年2月17日(水)午前9時30分から(30分程度) ロ 開催場所 宮城県庁行政庁舎14階 経済商工観光部会議室 ハ 説明内容 業務の概要及び質疑応答 ニ 参加申込方法 (イ) 事業者名,出席者名を記載し,電子メールにより提出すること。なお,説明会への出 席者は2人以内とする。 (ロ) 電子メールアドレスは,下記のとおりとする。 [email protected](宮城県経済商工観光部観光課 (ハ) 提出期限 担当:増岡) 平成28年2月16日(火)午後3時(必着) (2)企画提案書作成等に関する質問の受付 イ 受付期限 平成28年2月25日(木)午後3時(必着) ロ 提出方法 (イ) 指定様式(様式第1号)を用いて,電子メールにより提出すること。 (ロ) 電子メールアドレスは,下記のとおりとする。 2 [email protected](宮城県経済商工観光部観光課 担当:増岡) (ハ) 電話や口頭,受付期間以外の質問は一切受け付けない。 ハ 回答方法 質問に対する回答は,平成28年3月1日(火)までに宮城県観光課のホームページに 掲載する。ただし,質問又は回答の内容が質問者の具体的な提案事項に密接に関わるもの については,質問者に対してのみ回答する。また,質問の内容によっては回答しないこと もある。 (3)企画提案への参加申込 イ 参加申込期限 平成28年3月7日(月)午後3時(必着) ロ 提出書類 (イ) 企画提案参加申込書(様式第2号) 1部 (ロ) 宣誓書(様式第3号) 1部 (ハ) 同種・類似業務の受注実績(任意様式) 1部 官民を問わず,これまで実施した代表的な事業が分かる資料を提出すること。 過去2年以内に国や自治体から受注した代表的な事業があれば併せて提出すること。 ハ 提出方法 持参又は郵送とする。 ニ 提出先 宮城県経済商工観光部観光課 観光産業振興第二班(宮城県庁行 政庁舎14階) (4)企画提案書の提出 イ 提出期限 平成28年3月11日(金)午後3時(必着) ロ 提出書類 企画提案書(任意様式。A4版片面印刷で目次と表紙を除き25 ページ以内)10部 ハ 網羅すべき内容 別紙1「企画提案書の構成等について」のとおりとする。 ニ 提出方法 持参又は郵送とする。 ホ 提 出 先 宮城県経済商工観光部観光課 観光産業振興第二班(宮城県庁行 政庁舎14階) (5)その他 イ 企画提案書の提出後に企画提案への参加を取りやめる場合は,速やかに「取下願」(様式 第4号)を提出すること。 ロ 提出された企画提案書等の書類は,取下願の提出があった場合を含め,原則として返却 しない。 ハ 企画提案書の再提出,提出後の差替え及び変更は認めない。 ニ 審査は提出された企画提案書に基づいて行うが,提案受付後,提案内容について説明を 求めることがある。 ホ 企画提案に要する経費は,提案者が負担するものとする。 6 企画提案における留意事項 (1)就航地の区分 3 キャンペーン対象となる就航地は大阪,札幌,福岡,名古屋,広島,小松,成田及び那 覇とし,県では,このうち大阪,札幌,福岡及び名古屋を重点地域として位置づけている。 したがって,企画提案にあたっても,重点地域からの誘客に重きを置いた内容とすること。 (2)ターゲットの区分と訴求方法の整理 誘客ターゲット(地域,路線,年齢,旅行形態等)をどのように分類し,各ターゲット にどのように訴求するかについて明確にすること。なお,仙台空港利用客の現況や動態に ついては,経済商工観光部富県宮城推進室「仙台空港等活性化に向けた調査事業について」 (http://www.pref.miyagi.jp/site/fuken/sendai-airport-research.html)等を参考と すること。 (3)キャンペーンの共同記者会見 県では,仙台空港完全民営化実施後の平成28年7月上旬頃,キャンペーンに参画する 関係者による共同記者会見を実施予定である。このため,一部のPR素材等を共同記者会 見において公開することを想定し,業務内容とスケジュールの提案を行うこと。 (4)既存のイラストの継続使用について 本業務の実施にあたっては,昨年度の「Sky Journey仙台・宮城キャンペー ン」において使用したキャラクターイラスト(別紙2に掲げるもの)を継続使用するもの とする。 (5)キャンペーンの他事業との連携について キャンペーンでは,本業務のほか,オープニングイベントの開催,旅行商品の造成,航 空会社による搭乗促進施策等を別途展開予定である。企画提案にあたっては,これらの今 回募集外の事業との連携を視野に入れた提案を行うこと。 (6)業務項目間の連携と相乗効果 (5)に加え,今回募集する業務項目間についてもできる限り連携を図り,効果や効率 を高めた提案とすること。 (7)キャンペーン期間後を見据えた提案について キャンペーン終了後も継続的に来県を促進するため,口コミによる情報拡散やリピータ ーづくりに資するような事業内容を提案すること。 (8)具体の業務項目ごとの留意事項 上記の(1)から(7)までに掲げた内容に加え,業務項目ごとの留意事項については, 仕様書案別表を参照のこと。 7 受注候補者の決定 (1)受注候補者の選定手順 県が設置する企画提案選定委員会において,提出書類及びプレゼンテーションの総合評 価により審査し,最も優れていると判断された事業提案者を受注候補者として選定する。 (2)プレゼンテーション イ 実 施 日 平成28年3月17日(木) ロ 実施場所 宮城県庁行政庁舎14階 経済商工観光部会議室 4 ※実施時間は別途定める。 (仙台市青葉区本町三丁目8番1号) ハ 実施方法 (イ) 出席者は1応募者につき3人以内とする。 (ロ) 1応募者当たりの持ち時間は25分以内(説明20分,質疑応答5分)とし,県が指 示した時間から順次,個別に行うものとする。 (ハ) 事前に提出された企画提案書に基づいてプレゼンテーションを行うこととし,追加資 料の配付は原則として認めない。 (ニ) プロジェクタ等の使用を希望する場合は企画提案書を提出する際に申し出ること。な お,この場合,パソコンはプレゼンテーションを行う者が用意すること。 ニ 選考結果の通知 審査終了後は速やかに全ての企画提案書提出者に審査結果を通知する。 (3)評価基準及び配点 企画提案の評価は,次の評価項目及び配点(合計100点)により行うものとする。 イ 提案内容(90点) (イ) 提示されたコンセプトやテーマ,ストーリー等は,キャンペーンのPRや観光誘客を 後押し出来るものとなっているか。(20点) (ロ) PR素材のデザイン,情報の質及び量,実用性,アピール力は適切か。 (10点) (ハ) 来県した方向けの着地型観光コンテンツは,実効性や魅力の高い内容となっているか。 (15点) (ニ) インターネットによる広告及び情報発信(ポータルサイト及びリスティング広告等) のコンテンツ及びスケジュールは,効果的に設計されているか。(10点) (ホ) 就航地におけるイベント等の出展に関して,時期や催事の選定及び現地での告知計画 がふさわしい内容となっているか。(10点) (ヘ) 就航地における広告宣伝のスケジュールは適切に設定されているか。また,選定され た媒体や実施内容が,本県への誘客につながるものと認められるか。(10点) (ト) 効果的な独自提案がなされているか。(15点) ロ 事業の実行力(10点) (イ) 業務の履行体制及び経費の配分は適切か。(10点) 8 失格事由 次のいずれかに該当する場合は,応募者を失格とする。 (1)提出された企画提案書等に記載されている文字の判読が困難である場合,又は文意が不 明である場合 (2)本募集要領等に従っていない場合 (3)7(2)に示すプレゼンテーションに参加しなかった場合 (4)同一の応募者が2つ以上の企画提案書を提出した場合 (5)企画提案方式による公正な企画提案の執行を妨げた場合 (6)民法(明治29年法律第89号)第90条(公序良俗違反),第93条(心裡留保),第 5 94条(虚偽表示)又は第95条(錯誤)に該当する提案を行った場合 (7)既発表済の内容と酷似した提案を行った場合 9 契約の締結 本企画提案に係る契約については,次により行う。 (1)受注者の決定 選定委員会において決定した受注候補者を優先交渉者とし,地方自治法施行令第167 条の2第1項第2号の規定に基づく随意契約を行うため,優先交渉者から見積書を徴収し, 予定価格の範囲内において契約を締結する。ただし,特別な理由により受注候補者と契約 締結ができない場合は,他の提案者のうち順位が上位の者から順に契約交渉を行うものと し,最終的に交渉が成立した提案者を受注者とする。 (2)契約書及び業務の仕様の確定 イ 契約書は,県と受注者で協議の上で作成する。 ロ 業務の仕様は,仕様書案に記載されている事項を基本とするが,県と受注者の協議によ り,必要に応じて追加,変更又は削除を行うことがある。 (3)委託金の支払条件 委託金の支払方法は,原則として業務完了後の一括払いとする。 10 その他の事項 (1)契約に関する条件等 イ 成果品の利用(二次利用等) 本業務による成果品の著作権は県に帰属するものとし,また,県は,本業務の成果品を, 自ら使用するために必要な範囲において,随時利用できるものとする。また,媒体間の連 携を推進するため,関係機関への提供など,二次的な利用も可能なように対応すること。 ロ 機密の保持 受注者は,本業務(再委託をした場合を含む。)を通じて知り得た情報を機密情報とし て扱い,契約の目的以外に利用し,又は第三者に提供してはならない。また,本業務に関 して知り得た情報の漏えい,滅失,毀損の防止,その他適正な管理のために必要な措置を 講じなければならない。契約終了後もまた同様とする。 ハ 個人情報の保護 受注者は,本業務(再委託をした場合を含む。)を履行する上で個人情報を取り扱う場 合は,個人情報保護条例(平成8年宮城県条例第27号)を遵守しなければならない。 (2)その他 イ 本業務により得られた成果は,全て県に帰属するものとする。 ロ 企画提案に参加する事業者が企画提案を公正に執行することが困難であると認めると きは,本公募型プロポーザル方式による実施を延期または取り止めることがある。 6
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