資料3 環境影響評価(環境アセスメント)の条例対象事業の見直しについて 1 環境影響評価条例(アセス条例)の基本的な考え方 (1)環境影響評価法(アセス法)では、地域の実情に応じたアセス条例を定めることが 規定されている。 (2)本県は、豊かな森林や水資源、多様な動植物など、良好な環境を積極的に保全する ため、アセス条例により、法対象事業より小規模な事業等についても対象事業として いる。 2 アセス法と本県アセス条例の現在の対象事業 2ページのとおり(網掛け部分を除く)。 3 大規模な土地造成事業の対象事業化について 大規模太陽光発電所(メガソーラー)等の大規模な土地造成事業は、動植物や景観等 への著しい影響が懸念されるため、次の事業を条例対象事業に追加する (2ページ参照)。 ○施行区域の面積が50ha以上の土地造成事業 ※ただし、農用地造成(250ha未満)と森林造成の事業を除く。 ※50ha以上の要件は、工業団地の造成など、他の条例対象の造成事業と同じ。 4 今後の予定 ・2月16日まで パブリック・コメント実施(1月18日開始) ・3月中 アセス条例施行規則の改正・公布(一定の周知期間を経て施行) 5 計画中のメガソーラー事業の取扱いについて 現在、計画中のメガソーラー事業のうち、再生可能エネルギー特措法による経済産業 省の設備認定を受けているものは、適用除外(アセス不要)とする。 1 ○環境影響評価の対象事業 ※網掛け部分が追加事業 【環境影響評価法の対象事業】 対象事業の種類 道路 法対象事業の規模要件 第1種事業 第2種事業 高速自動車国道 すべて 一般国道 4車線以上かつ長さ 10km以上 林道 幅員6.5m以上かつ長さ 幅員6.5m以上かつ長さ 20km以上 15~20km 4車線以上かつ長さ 7.5~10km 鉄道 ダム、堰 湖沼水位調節施設 放水路 新幹線鉄道 普通鉄道、軌道 湛水面積100ha以上 改変面積100ha以上 改変面積100ha以上 すべて 長さ10km以上 水力発電所 火力発電所 発電所 地熱発電所 原子力発電所 風力発電所 廃棄物最終処分場 廃棄物処 ごみ焼却施設 理施設 し尿処理施設 公有水面その他の 埋立・干 水面 拓 土地改良事業 土地区画整理事業 新住宅市街地開発事業 新都市基盤整備事業 流通業務団地造成事業 工業団地造成事業 住宅団地造成事業 農用地造成 4車線以上かつ長さ5km以 上 2車線以上かつ長さ10km以 上 湛水面積75~100ha 改変面積75~100ha 改変面積75~100ha 湛水面積50ha以上 長さ7.5~10km 長さ5km以上 滑走路の長さ2,500m以 滑走路の長さ1,875~ 上 2,500m 飛行場 条例対象事業の規模要件 4車線以上かつ長さ5km以 上 その他の道路 河川 【宮崎県の条例の対象事業】 改変面積50ha以上 滑走路の長さ1,250m以上 出力3万kw以上 出力15万kw以上 出力1万kw以上 すべて 出力1万kw以上 埋立面積30ha以上 出力2.25万~3万kw 出力11.25万~15万kw 出力7,500~1万kw 出力1.5万kw以上 出力7.5万kw以上 出力5,000kw以上 出力7,500~1万kw 埋立面積25~30ha 出力5,000kw以上 埋立面積15ha以上 処理能力100t/日以上 処理能力100kl/日以上 埋立面積50ha超 埋立面積40~50ha 埋立面積25ha以上 面積100ha以上 面積100ha以上 面積100ha以上 面積100ha以上 面積100ha以上 面積100ha以上 面積75~100ha 面積75~100ha 面積75~100ha 面積75~100ha 面積75~100ha 面積75~100ha 埋立面積25ha以上 面積50ha以上 面積50ha以上 面積50ha以上 面積50ha以上 面積50ha以上 面積50ha以上 面積250ha以上 工場・事業場建設(製造業、 ガス製造・供給業、熱供給 業) 最大排出ガス量10万㎥/時以 上又は、平均排出水量1万 ㎥/日以上 用地造成 面積50ha以上 レクリ エーショ ゴルフ場 ン施設 18ホール以上かつホールの 平均距離100m以上又は、9 ホール以上かつホールの平 均距離150m以上 養豚場 豚房面積7,500㎡以上又は増 設後の総豚房面積15,000㎡ 以上 土石・砂利採取 面積50ha以上 上記以外の土地造成事業 面積50ha以上 港湾計画 埋立・堀込み面積合計300ha以上 2 埋立・堀込み面積合計150ha 以上
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