特記仕様書2

植栽剪定・除草業務
特記仕様書
1.剪枝・刈草等の処分方法について
① 当業務委託にて発生した剪枝・刈草については、民間一般廃棄物処理施設への搬入を標準と
する。剪枝・刈草の処分先については、指定を行わないが、処分先や処分方法については、
決定後速やかに監督員に報告すること。
② 当業務委託の剪枝・刈草の処分費については、適切な処分先でかつ、経済性等を考慮して計
上している。そのため実施業務と積算設計とで適用した廃棄物処理施設の違いにより生じた
処分費単価の相違は変更の対象としない。
③ 処分量について、作業完了後、実重量データが確認できるものについては、監督員と協議の
うえ、変更の対象とする。
④ 剪枝・刈草の処分について、民間一般廃棄物処理施設以外へ搬入を行う場合は、監督員と協
議を行うこと。
⑤ 業務施行に伴い発生する空き缶等異物は受託者の責任において処理するものとし、処理にあ
たっては、第三者への損害及び公衆に迷惑をかけないようにしなければならない。
2.除草時期
当業務委託の除草時期については、4月18日以降とする。
なお、監督員より別途指示があった場合はその指示に従うこととする。
3.出来高の確認資料
① 現場写真は、施行の場所及び規模が判別できるものとし、同一位置から業務の着手前、作業
中及び完了後撮影したものを業務実施報告書に添付して提出するものとする。
② その他出来高の確認に必要な資料は業務施行の都度正確に記入、整備し、業務実施報告書に
添付して提出するものとする。
4.除草
① 除草は、刈り残しのないよう行うものとし、刈り取った草は、片付けむらがないよう、速や
かに処理しなければならない。
② 機械除草(肩掛け式)・・・地上高さ5cm以下に刈り取るもので、道路の法面等(1:2
程度より急な法面)とする。
③ 縁石除草・・・地上高さ5cm以下に刈り取るもので、道路付属施設等の構造物と舗装との
隙間等より生えてきている草等を刈り取るものとする。
5.交通誘導警備員について
作業箇所の起終点に各1人を配置する1日2人体制とする。
なお、1人は交通誘導警備員Aを配置すること。
6.その他
① 剪定・運搬等、作業については十分注意し、道路利用者等への配慮を行うこと。
② 剪定・除草作業は、原則としてその日の作業区間について、後片付け及び清掃まで完了させ
る方法で施工するものとする。
③ 請負者は、契約期間内に(変更がある場合は変更契約前)に、植栽配置図及び数量計算書を
作成し、監督員に提出すること。提出された図面・数量は承認図として取り扱う。提出時期
は監督員と協議を行うこと。
④ 設計変更は、承認図及び数量計算を基に行う。承認を受けた数量については、変更の対象と
する。ただし、承認図及び監督員からの指示以外に剪定・除草作業を行っても、変更の対象
としない。
⑤ 業務施行中に法面の陥没、亀裂等の異常個所を発見したときは、すみやかにその状況を監督
員に報告するものとする。
⑥ 電線・ケーブル等占用施設箇所の工事の施行にあたっては、占用物に損傷を与えないよう十
分注意しなければならない。
⑦ その他、業務遂行にあたり疑義が生じた場合は速やかに監督員と協議を行うこと。